御岳山のレンゲショウマが見頃だというので見に行きました。大岳山を往復しましたが、さすが、東京都の山ですね。山頂は大勢の登山者で賑わっていました。
3人旅です。
群生地のレンゲショウマ。
ルート数値
距離 12.0Km 累積標高 +900m,-900m 所要時間 7時間35分 (休憩込)
行程
御岳山駅7:30 – 7:32レンゲショウマ群生地8:05 – 8:30御嶽神社9:03 – 9:04奥の院分岐 – 9:50奥の院10:20 – 10:37鍋割山10:40 – 11:25大岳山神社11:30 – 11:46大岳山12:15 – 13:02芥場峠13:05 – 13:22綾広の滝上 – 13:43奥の院分岐 – 13:55長尾平14:03 – 御嶽神社参道13:10 – 14:37御岳山駅 – 14:40レンゲショウマ群生地15:00 – 15:05御岳山駅
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
経過
花をまとめたページはこちら
小山からケーブルカーの滝本駅まではGoogleMapでは2時間少々だとでていましたが、圏央道は空いていて、一般道も渋滞がなかったので90分程で到着しました。
駅前の駐車場に駐めることができましたが、1日1400円は少し高いような気がします。
ケーブルカーは標高差420mを6分で登るそうです。
ケーブルカーを降りました。御岳山駅前はまだ静かです。
レンゲショウマの群生地があるのは駅前の左奥です。トイレの先が登り口でした。
レンゲショウマの花は下向きに咲くので、写真は下から見上げるように撮ることが多くなります。大勢のカメラマンが遊歩道から斜面を見上げるように撮っていました。
ただ、晴れていて樹林内なので、日差しが一定で無く、撮影には苦労しました。
群生地にはレンゲショウマ以外の花もたくさん咲いていました。写真は別のページにまとめています。
群生地のピークには「産安社」があります。安産の神様という事で詣る人がおおいようです。周りにはご神木の大杉がありました。
住宅街に入っていきます。御岳山の山頂部には神社がありますが、その手前には多くの宿坊があります。そこは、地形的には御岳山とレンゲショウマ群生地のあるピークの間のコルです。茅葺きの宿坊もいくつかあります。
神代ケヤキ。コブが見事です。内部の腐敗を防止するためでしょうか、セメントが詰められていました。
手洗い場(手水舎)に、ペット用水場があるのには驚きました。この神社は犬もお詣り出来るそうです。そういえば、ケーブルカーもペットが乗れるようになっていました。
おみくじを売っている神子さんに「山頂はどちらですか?」と尋ねると、「神社全体が山頂です」と回答されました。裏手に廻ると、奥宮遥拝所があります。奥の院の峰はかなり険しそうです。
遥拝所の前に山頂の標識杭がありました。目立たないので要注意です。
神社横のベンチで少し休んでから、神社を後にしました。
ここから降りました。鉄パイプの簡単な階段でした。
最初は緩やかな山道も次第に急になります。根が張りだしているので雨の時は歩きたくない道です。
やがて、岩壁と思えるような急な斜面にぶつかります。その岩壁を左に廻り込んで少し登ると社殿があり、それが奥宮のようです。社殿の上が奥の院のピークでした。
広めの山頂です。
青梅市の基準点なのだそうです。桐生の山でよく見る基準点と同じ型です。
山頂で大休止。奥の院峰は神社のある御岳山より150m近くも高いようです。
奥の院から20分弱で鍋割山。標識が無いと気づかすに通過してしまうような山頂でした。
その先に水場があって、パイプから水が流れ落ちていました。飲めました。でもその上には鉄柵があって、落ち着ける場所ではありません。落石注意です。
大岳山荘跡。廃墟になっていました。その先にトイレがあるようでした。
大勢の登山者が休んでいました。山頂標識は見事なものでした。三角点もあります。
山頂からの眺望。期待していた富士山は見えませんでした。
御前山はしっかり見えました。
休憩後、下山開始。途中で、芥場峠方向へ進路を変えました。芥場峠に到着。
ここからロックガーデン方向に、谷筋へ降りていきます。
10分程下ると、木橋を渡ります。
そして、東屋のある分岐に到着します。予定ではそのまま御岳山方向に進むことにしていたのですが、滝を見てみようということで少し右岸を進むと綾広の滝の上にでます。滝の下では河原で大勢のハイカーが遊んでいました。私たちは上からそれを眺めただけで折り返しました。
中腹に付けられた歩きやすい遊歩道をすすみました。尾根をすすむ奥の院ルートは少ないですが、こちらは大勢の登山者・ハイカーが歩いていました。
奥の院への分岐に到着。
朝、気付かなかったのですが、天狗の腰掛杉がありました。たしかに、天狗が腰掛けていそうな枝振りです。
長尾平でトイレ休憩。
大門の上で参詣道に合流しました。大門の横にもレンゲショウマが咲いていて、群生地の花より大ぶりでした。石段を降りると、土産物店が並んでいます。朝はまだ開店していませんでした。
宿坊街を経てケーブルカー駅に戻ってきました。
駅の手前で振返ると、宿坊街と奥の院峰が見えました。中央が御岳山です。
ケーブルカー駅には長い行列ができていました。
私たちはもう一度レンゲショウマの群生地に向かいました。朝より良い写真が撮れるのではないかと思ったからです。でも、なかなか良い写真は撮れませんでした。
ケーブルカー駅に戻ると待ち行列は短くなっていました。待っているときに変なステッカーを見つけました。
ケーブルカーはほぼ満員でした。100人ぐらい乗れるそうです。
ケーブルカー風景。ケーブルカーには車内に動力はないそうです。直径4cm程の金属ワイヤーで引っ張っているそうです。私のような心配者は切れたらどうなるのだろうと心配してしまいますが、100tの耐えるとか。ちなみに車両・乗客合わせても30t以下らしいです。
下山後は、川辺駅前のビル内の温泉で汗を流してから帰路につきました。