2018年 7月16-20日 赤石岳・荒川三山(赤石小屋~赤石岳~荒川小屋)

山行2日目(18日)は赤石小屋から赤石岳を経由して、荒川小屋までです。主稜線の急登地帯にはお花畑があり、稜線ではライチョウに会うこともできました。

小赤石岳から赤石岳をのぞむ

ルート数値
天気:晴れ
距離 8.3Km 累積標高 +1,020m,-930m 所要時間 8時間20分(休憩込)

赤石小屋5:15 – 6:20富士見平6:40 – 7:40水場8:00-(お花畑)- 9:45分岐10:00 – 10:20赤石岳10:50 – 11:10分岐11:25 – 11:40小赤石岳11:45 – 13:04大聖寺平標識 – 13:40荒川小屋

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート

経過
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朝食を弁当にして早めに出発しました。
赤石小屋を出る前に見た赤石岳。結構標高差がありそうです。

聖岳。昨日よりきれいに見えています。

樹林帯を進むと時々、赤石岳・悪沢岳が見えるようになります。途中休んで、弁当を食べました。
ハイマツ帯に入ると富士見平です。

赤石岳。手前のピークを左に廻り込んで右側の谷に入り、そこ(お花畑)を登って中央の尾根を経由して主稜線にでました。

富士見平では荒川三山がよく見えました。ただ、富士山はぼんやりと見えるだけで、写真に撮ることはできませんでした。

富士見平からは低樹林帯のトラバースが続きます。鉄パイプで作られた歩道を進みます。

鉄パイプの歩道はいくつかありましたが、それに掛けられている板が薄くて、割れてしまうんじゃ無いかと気になりました。

ダケカンバが低くなりました。

沢を越しました。ミヤマダイコンソウなどの花が多い。

登山道が沢におりました。

水場に出ます。沢を横切っている場所です。冷たい水が飲めました。一休みです。この廻りにも多くの花が咲いています。
その先でも水の飲めそうな場所はありました。

岩場を登っていきます。

途中振返ると富士山が見えていました。

お花畑に出ました。小赤石岳の南の谷に広がるお花畑です。黄色い花の中にクルマユリ、クロユリなども咲いていました。今回の山行で今まで見なかったチングルマも見られるようになりました。

赤石岳が近くなりました。山頂を目指している登山者が見えます。

主稜線の手前はかなりの急登でした。

主稜線に到着。

赤石岳まではもうすぐです。避難小屋の屋根の上部が見えています。

ザックをデポして赤石岳に向かいました。約20分で山頂到着。

記念写真を撮ったのですが、Mさんが「山頂標識の向きが悪い」と嘆いていました。標識の向きに合わせると私たちの顔が逆行になってしまうのです。

山頂からの遠景。
北方面。荒川三山の前岳、中岳が見えます。その間の奥は間ノ岳・農取岳です。前岳の奥には塩見岳が頭を出しています。そして、その左奥は仙丈ヶ岳です。

赤石小屋が小さく見えます。小屋から山頂の標識が見えると聞きましたが、確かにそうかもしれません。

南方面。手前の丸いピークが、赤石小屋で2重稜線に見えたピークのようです。その向こうに聖岳。

赤石から聖へのルートは、大きく右に回っていきます。その尾根に登山道が見えます。

山頂のもうひとつの標識。なにか字を書いてあるのですが、良く読めません。

下山するとき、三角点石柱に鳥が止まっていました。

デポ地まで戻って少しエネルギー補給してから歩き始めました。
小赤石岳はすぐです。親を振返ります。あっ、「親」じゃないですね「大」ですね。

ライチョウを見ました。2組の親子です。最初の親子は小赤石岳の先でみました。

次の親子は小赤石岳の肩の辺りで見ました。


赤石岳の肩からザレた滑りやすい斜面を下ります。

大聖寺平が見えます。

西の方からガスがでてきました。荒川小屋へは先の尾根の東側をトラバースします。

少し樹林帯をあるかねばなりません。

荒川小屋に到着。

少し離れて、素泊まり棟があって、トイレはその先です。この山域の山小屋ではトイレは全て少し離れたところに設置するようです。便はヘリで回収して麓で処理するようなのでどうしても似通った場所になるのかも知れません。

荒川小屋の水場は3分ほど下った場所にありました。水量は豊富で、非常に冷たくて美味しい水でした。タオルを水洗いするだけで手が凍るのでは無いかと思ったぐらいです。
夕食はカレーでした。
快適な小屋なのに何故か良く眠れませんでした。いつもの事ですが。

カテゴリー: アルプス パーマリンク

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