2018年 7月16-20日 赤石岳・荒川三山(~赤石小屋)

南アルプスの赤石岳・荒川三山を時計回りに歩いてきました。私にとって初めての南アルプスです。また、初めての3000m峰です。
通常ですと山中2泊なのでしょうが、山中3泊して、前日も白樺荘に泊まるという、高齢者用の山歩きプランですが、尾根ではたくさんの花をゆっくりと楽しむことができました。
4人旅です。

ルート数値
天気:晴れ
距離 6.4Km 累積標高 +1,470m,-70m 所要時間 5時間45分(休憩込)

椹島9:10 – 9:20登山口 – 10:07「1/5標識」- 11:07「2/5標識」(廃林道)- 11:53 樺段 – 12:27「3/5標識」 – 13:30「4/5標識」 – 13:53ボッカ返し下標識 – 14:22ボッカ返し上標識14:30 – 14:55赤石小屋

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート

経過
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16日8時前に出発して15時頃に白樺荘に到着しました。途中、新静岡IC近くで昼食をとり、県道27号を北に進みました。山に入ると道幅が狭い箇所、急カーブが増えてきます。山中を1時間以上進んでやっと井川ダムへ下りてきました。そこからは大井川沿いに、奥へ奥へと進みます。
白樺荘は畑薙にある宿泊所で、登山者の利用が多いようです。値段が安いので、料理はそれなりですが、温泉が良かった。肌がすべすべします。ただ、ドコモ電波は届かず。
17日5時に起きて、支度を調えて、6時から朝食。宿から車で数分で畑薙夏期臨時駐車場に到着。すでに山中にいる人とこれから入山する人の車です。

すでに7-8人の登山者がバスを待っていました。沢釣りの方もいました。

テントでは登山届の提出を呼びかけていました。少し手前に沢があって景気よく水が流れていました。水を汲むことができます。冷たく美味しい水です。、

バスは15分ほど遅れて出発しました。マイクロバスですがほぼ満員。乗客は20人くらいでしょうか。

バスは砂利道に入ると何度も大きく揺れました。約1時間で椹島に到着。

トイレを借りてから、登山開始です。奥に進むと「白籏史朗写真館」があって、神社もあります。少し登ると、先ほどバスで通った林道にでました。

標識に従って少し進むと登山口があります。階段を登ります。

急な斜面をジグザグに登って行きます。

「1/5」標識まで到着。

樹林帯なので、日陰はありますが、傾斜がきつく、風も少ないので汗びっしょりになりました。

「2/5」標識は廃林道にありました。

「樺段」という場所まできました。このあたりは少し傾斜が緩やかでした。

標高2027地点へ登って、少し傾斜の緩やかな地点に「3/5」標識がありました。

「4/5」標識までやって来ました。

「ボッカ返し」に到着。そこから2460mピークへの急登が始まります。

「ボッカ返し」はカニコウモリがたくさん生えていました。

きつい登りが続きます。

「ボッカ返し」が終わりました。写真を撮りながらですが、約30分の急登でした。

あと30分で赤石小屋らしいです。

樹間に山が見えました。

新しい建物が見えてきました。それが小屋かと思ったら、それは倉庫なのだそうです。

小屋も新しそうです。

赤石小屋に到着。

赤石岳が正面に見えます。後で、ビールを飲みながら、どれが赤石岳だろうという話が持ち上がりました。左後ろに重なるように尾根が延びていてそのピークが小屋からは少し高そうに見えるのです。
実際は、手前のハッキリ見える山が赤石岳で、その後ろのピークは赤石岳南西400mにある標高3080mピークです。そのピークから南西に延びる尾根が前の尾根に重なるように見えているようです。

赤石岳の左側が聖岳のようです。その奥は兎岳。小屋で会ったおばさんによると、赤石岳から聖岳へのルートはアップダウンが多くて非常に厳しいそうです。特に兎岳の登り下りがつらいそうです。おばさんは60歳から歩き始めて百名山を制覇したとか。今の年齢は?(65歳くらい)。とにかく元気なおばさんでした。

今日は、登り一辺倒で、汗だらけの一日でした。汗を吸収したウエアは干して乾燥させました。
赤石小屋の夕食は生姜焼きだったかな。不味くはなかったです。

私は今回のような山行は初めてです。四国は1日毎に車に戻って、宿泊まりだったので楽だったのですが、今回は山小屋の連続泊です。着替えはすべてザックで運ばなくてはなりません。山行3泊4日の為に山ウエアを3セット、小屋ウエアを1セット用意したのですが、小屋で干して翌日も着用したので、山ウエアは2セットで間に合いました。
夜は、7時頃から寝て12時過ぎに目覚めました。睡眠導入剤は5時間は寝させてくれますが、それ以上は効かないようです。それからは落語を聞きながら、半分寝て、半分起きている状態で朝を迎えました。

カテゴリー: アルプス パーマリンク

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