地図読みの講習会を開きました。三床山から金原山までのルートは尾根が分岐したり方向を変えたりの面白いルートです。地図読み講習には良いルートなのですが、今の季節ではとんでもないものが追加されました。
総勢7人の山歩きです。
ルート数値 距離8.1Km 累積標高 +970m -680m 山行時間6時間25分(休憩含む)
天気 曇り
行程 鹿島神社近くの駐車地7:30 – 7:35鹿島神社7:45 – 尾根取付7:53 – 8:30三床山8:50 – 9:17小三床山9:33 – 10:08つつじ山10:25 – 11:07天ヶ岳11:15 – 12:25林山 – 13:30金原山13:45 – 13:55峠駐車地
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
経過
この三床山は何度か歩いていますが、金原山への縦走は、かつて逆コースで歩いていますが、初めてです。また、このコースは大抵、陽だまりハイクで歩いているのでこの時期に歩くのも初めてです。事前情報としてヤマビルが出ているのではないかということで、塩水の携帯は必須となります。
大規模ソーラー発電所の片隅に駐車させてもらいました。10台ぐらいのスペースがあります。ここで、スパッツを付けて、塩水を靴に降りかけました。今回の地図読み講習の予定を簡単に説明して、鹿島神社へ。参拝後、地図の正置を説明してから奥に入っていきます。サカキの尾根に取り付いて三床山への急登前のコルに着きました。ここから急登が始まります。事前に調べておいたので「これが標高差140m、斜度30度の登りです」と説明できますが、実際は説明している本人もサイズ感に乏しいので自信のない説明になってしまいます。ジグザグにゆっくりと登って山頂へ、そこで一休み。
西に下るときに前方が開けた場所があるのでそこでコンパスの使い方を練習しました。前に見える高松と二床山の位置を使って「山座同定」の練習です。
コルに下りてしばらく歩くとクサリがありました。今までは右に廻りこんでいた岩にしっかりしたクサリが架かっていました。登ってみました。
小三床山でコンパスの練習再び。ここでは三床山と東下に見える232ピークを使って現在位置の特定の練習。ピークの特性「三角錐の定理」について講習。つつじ山で大休止。桜山からは先頭を交替して進む。
「船越山分岐」この標識も始めて見たような気がします。
蛙岩までくると少し雨が降って来ましたが、すぐ止みました。
「六地蔵峠」かつて歩いた時峠道は気が付きませんでしたが、今回は東西に薄い踏み跡が見つかりました。
ヤシオ山で休んでいると、「ヒルがいる」と大騒ぎになりました。スパッツを這っているヒルが二人から3匹見つかりました。今まで気が付かなかったので六地蔵峠で付いたのかも知れません。
金原山に到着。三角点もあります。
金原山北の林道峠に無事下山しました。そこで、スパッツをとるとその中からもヒルがでてきました。Wさんは少し血を吸われていました。大騒ぎです。
でも、他には問題なく地図読み講習は終了しました。
峠にはSKさんが車を用意してくれていたので、登山口まで戻ることができました。
本日見た花。イチヤクソウです。すでに書いたようにこの時期にこの尾根を歩いたのは初めてなので、こんな花が咲いているとは知りませんでした。実は「雉撃ち」途中に見付けました。