今回の山行では多くの花をじっくりと楽しんできました。しかし、帰宅して写真を整理しようとすると、「この花の大きさは」「葉っぱはどんな形だったっけ」と分からない事だらけです。やはり、花は現地で特定しておかないと名前の特定は難しいですね。もちろん、これはむかしから分かっていることなのですが。現地で詳細に観察していたら先に進めなくなってしまいます。それ以上に、痴呆の進みつつある我が脳では現地で特定するのは不可能なのですが。
まあ、とにかく、山では色んな花を楽しめたというのは事実です。
名前や記載内容で間違っていてもご容赦願います。帰宅後、本とネット検索で必死に調べたのですが、勘違いはありそうです。
白・緑色系
カニコウモリ
赤石小屋への登りで、歩荷返しに群生していました。
ハリブキ
標高の低い樹林帯内で見ました。確かに針がたくさん出ています。
ウスユキソウ
「ホソバ」も見たような気がするのですが、写真がありませんでした。
オオヒョウタンボク
荒川小屋の近くで。そこでしか見ませんでした。
シコタンソウ
赤石岳下でも見られましたが、悪沢岳頂上付近には大群落がありました。
トダイアカバナ
希少な花なんだそうです。それで、ピンボケの写真も載せました。
タカネビランジ
赤石岳の下では見ませんでしたが、悪沢岳~千枚岳の間では大変多く見ました。
チョウノスケソウ
葉が特徴的です。渦巻きのようになっているのは花の後にでるのだそうです。チングルマの綿毛のようなものでしょうか?
ヤマイワカガミ
千枚小屋からの下りで群生地がありました。登りの大倉尾根でも見ました。ヒメイワカガミの変種なんだそうです。
黄色系
イワベンケイ
悪沢岳の山頂で岩の下に生えていたもの。別種かとも思いましたがやはりイワベンケイのようです。
ピンク・赤系
コイワカガミ
花の時期は過ぎていましたが、少し残っていました。
タカネヒゴタイ
荒川前岳下のお花畑で写真を撮っていました。ピンクのアザミのような花が咲くのだそうです。
ミヤマシオガマ
これは背丈が低くて、葉が細かく切れん込んでいるので、ミヤマシオガマのようです。
ハイマツ
今はハイマツの花粉の時期のようです。ハイマツの近くを通ると花粉が巻き上がりました。
青系色
タカネマツムシソウ。
赤石岳の下でも見ましたが、悪沢岳~千枚岳の間に特に多かった。
チシマギキョウ
非常に多く見ました。「イワギキョウ」はガクが尖っているそうですが、今回見たものはすべて「チシマギキョウ」だったようです。悪沢岳~千枚岳の間には大きな群落も
ありました。
これは、「トウヤクリンドウか?」と思ったものです。赤石岳分岐の下で見ました。でも断定できませんでした。
トリカブト
トリカブトには様々な種類があるそうですが、その詳細は分かりません。
ミヤマムラサキ
悪沢岳~千枚岳の間の岩場で見ました。残念な事に近寄れなかったので私のデジカメではうまく撮れませんでした。