2023.10.10-11 姥が平(那須紅葉温泉)

紅葉を見に姥ヶ平へ行ってきました。三斗小屋温泉で宿泊するという余裕の山歩きです。紅葉は少し残念でしたが温泉は満足しました。

姥が平から茶臼岳を見上げる。

ルート数値
10日
ルート数値
距離7.9km 累積標高+620m, -430m 所要時間 5時間10分(休憩込み)
行程
沼原P8:40 – 姥ヶ平下10:50 – 11:15ひょうたん池11:30 – 11:40姥ヶ平12:20 – 姥ヶ平下12:32 – 13:45三斗小屋温泉

11日
ルート数値
距離8.7km 累積標高+670m, -860m 所要時間 5時間30分(休憩込み)
行程
三斗小屋温泉7:50 – 姥ヶ平下9:22 – 9:50姥ヶ平10:20 – 10:47牛ヶ首11:10 – 11:30姥ヶ平11:50 – 姥ヶ平下12:02 – 13:35沼原P

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
7月に福島山行からの帰りに、三斗小屋温泉の煙草屋旅館の露天風呂に入りたいという話がでました。「じゃあ、計画してみましょう」という事になりました。北海道山行から帰宅後、宿の予約をすると空きがありスケジュールが決まりました。その後参加者が増えて7名での山行となりました。
一番の問題は紅葉時期で、今まででは10月上旬だという事なので、遅れることを考慮して10日としました。実際は紅葉は始まったばかりでしたが、猛暑・天候不順を考えるとこれからはこれ以上の紅葉を望めないのではないかと思えます。
朝6時に小山を出発。壬生で羽川組と合流して、鹿沼IC、黒磯IC経由で沼原駐車場へ向かいました。途中の道は、一部砂利道もありますが、ほぼ舗装されていました。舗装部分が増えたような気がしました。
駐車場にはすでに5-6台が駐車していました。紅葉時期としては少ないと思うのですが、やはりまだ紅葉は始まっていないのでしょうか。

駐車場の奥から歩き始めます。

すぐ右に進みますが、湿原への道は立派ですが、三斗小屋温泉方面への道は入り口が笹で覆われて狭くなっているので、わかりづらかったです。
丈の高い笹の道に入りました。

まもなく、笹刈された歩きやすい道になります。

でも、ぬかるみが多いので、登山靴が汚れます。

段差もあるのですが、滑りやすくなっていました。

日の出平分岐。

少し紅葉の始まった木もありますが、まだまだです。

登山道脇にはいろいろなキノコが生えていました。写真におさめますが、家で名前の特定ができるかどうか。

小さな尾根を越える場所では紅葉が始めっていましたが、その先に少し眺められた姥ヶ平の紅葉はまだまだのようです。

姥ヶ平下の分岐。姥が平方向に登っていきます。

ひょうたん池入口の休憩場所。

シラタマノキが白い実を付けていました。

ザックをデポしてひょうたん池を目指します。木道の一部が不安定になり歩くたびに揺れる場所がありました。

池に到着。色が茶色っぽくて紅葉に冴えがありません。せめて晴れていると良かったのですが。

展望台の前にはホツツジが花を付けていました。

待っても天気は回復しません。

茶臼岳はガスに包まれています。

少し戻って小高い場所から見たひょうたん池。この右側の赤がここでは一番の紅葉でした。

戻って、姥が平に到着。

ここで休憩しながら晴れ間を待ちました。

晴れてきました。

本日のベストショット。

場所を移動したり、絞りを変えてみたり、色々と工夫するのですが、良い写真が撮れません。



ひょうたん池への分岐に姥ヶ平の姥が鎮座していました。

姥ヶ平下の分岐を三斗小屋温泉へ向かいます。計画では姥ヶ平から尾根に登って朝日岳・隠居倉経由で向かう予定だったのですが、数日前に遭難事故があったばかりの現場を歩きたくないので止めました。風も強かったのですが。

御沢に架かる木橋で一休み。

三斗小屋温泉に到着。煙草屋旅館では増築工事中で、木の香りが漂っていました。

こちらは大黒屋。三斗小屋温泉には2軒の宿があります。

旅館ですが、ホームページには山小屋だと書かれています。でも部屋は障子ですが個室になって今回は7人に2部屋があてられました。食事も美味しかったです。
煙草屋旅館の売りは露天風呂です。旅館の外の小高い場所にあります。脱衣場は掘っ立て小屋で野趣味たっぷりです。風呂の正面は流石山から三倉山に至る尾根です。写真はMTさんのもの。

山小屋では寝られないことが多いのですが、今回はしっかり寝ることができました。
二日目は茶臼岳に登る計画だったのですが、強風予報がでているので止めにして、姥ヶ平から牛ヶ首に登るだけにしました。
朝食を食べて8時までゆっくりしてから歩き始めました。
歩き始めてすぐ、GPSをONにしていないことに気付きました。最近はこのようなミスが多いのです。先日の二岐山でも途中からONにしました。歳のせいでしょうか。

延命水手前の分岐。計画ではここから茶臼岳に向かうことになっていましたが、強風が吹いているようなので、昨日のコースを戻って、直接姥ヶ平へ行くことにしました。

姥ヶ平近くにやってきました。左手に大岩が見えてきます。以前、その岩に登っている人を見たことがあります。大岩に入る踏み跡があったので、少し近づいてみました。

登山道に戻って姥ヶ平へ向かいます。
南側の尾根の紅葉がきれいです。

姥ヶ平へやってきました。
昨日より少し紅葉が進んだように見えるのは気のせいでしょうか。




牛ヶ首まで登ります。

紅葉のきれいな場所で一休み。

登る人、下る人、平日なのですが紅葉シーズンは大勢のハイカーで賑わいます。

姥ヶ平を見下ろします。正面の尾根は大倉山から男鹿岳に延びる尾根です。

牛ヶ首に到着。大勢のハイカーが強風を避けて尾根の東側で休んでいました。ひょうたん池には寄りませんでした。

尾根では強風が吹いていて、風速計で測ってみると13.6mでした。風を避けて休憩。
下山するときには一層風が強くなって瞬間的には多分20mぐらいの風が吹いたと思います。

どんどん下ります。流石山から大倉山が見えました。

姥ヶ平まで下りてまた休憩。

一気に駐車場を目指します。
途中、木に丸いキノコが生えているのを見付けました。

採ってみました。割ると中は白かった。でも、帰宅後、私が持っているキノコの本で調べても名前は分かりませんでした。

無事、下山。
下山後、蕎麦を食べようとしたのですが、2軒とも売り切れで営業をやめていました。諦めて、日帰り温泉に入ろうとすると、そこでうどんを打っていたので、うどんを食べました。
温泉で汗を流して帰路につきました。

カテゴリー: 那須 パーマリンク

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