2024.03.31 鶏鳴山

鶏鳴山、笹目倉山を計画したのですが、予想通り笹目倉山へは行けませんでした。眺望は少なく、面白みに欠けるやまでしたが,初めての山だったのでそれなりに楽しめました。ひさしぶりに、STさん、KRさんとの三人旅でした。

「右鶏鳴山」と書かれた標識。祠のような標識でした。

<ルート数値>距離8.9km 累積標高+810m, -810m 所要時間 5時間30分(休憩込み)

<行程>長畑ゲート前7:30 – 8:02登山口 – 9:50鶏鳴山北展望地10:00 – 鶏鳴山通過10:07 – 11:18(815m峰)11:33 – 13:00長畑ゲート前

行動食 菓子パン(266kcal)おにぎり2個(約330kcal) 菓子(180kcal) ドリンク(130kcal) 合計(906kcal)
摂取水量 スポーツ飲料300(500) 湯200(500) 茶0(500ml) 牛乳200(200) 合計700(1700) カッコ内は準備量ml
暑い予報だったが、樹林帯内が多く、風もあったので少なくて済んだ

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
ルートミスした部分もそのまま載せています。

経過
鶏鳴山、笹目倉山を廻るには小来川から周回するコースと東の長畑から回るコースの2つがあります。もちろん、世の中には変わり者というかタフというかもっと大きな周回をする猛者もいるようです。私にとって初めての山ですが、最もオーソドックスな長畑からのコースにしました。
8時過ぎに長畑のゲート前に着きました。ここからは先には許可車のみ入れるそうです。休日なのでその近くに駐車させてもらいました。

そこから林道歩きです。右岸の上に祠がありました。鶏鳴山は日光開山の勝道上人が修行したらしいので、信仰を集めていたのかもしれません。

林道を奥に進みます。
一昨日に鹿沼周辺は3月としては記録的な大雨が降ったそうです。沢の水量は多めでしたが、澄んだきれいな流れでした。

林が分岐する場所に、祠のような標識がありました。よく見ると「右鶏鳴山」と書いてあります。古くなって読みづらくなっているので標識と気付く人は少ないかもしれません。

その分岐を右に進むと沢が滝になっていました。結構見ごたえのある滝です。

その上にはキャンプ場があって、大掛かりなテントが張られていました。川で遊んでいる人がいましたが、流されるとすぐ滝なのですが大丈夫なのでしょうか。
また祠がありました。

もう少し奥まで林道を進みます。STさんは80歳、KRさんは76歳。私はピカピカの70歳です。かなりのロートル隊と云えます。

朝、大便は済ませて来たのですが、また催してきました。林道脇で済ませましたが、以前は山で大きいものをすることは少なかったのですが、最近は増えてきました。歳とともに体も変わってきているようです。
ゲートから30分程で登山道入り口に着きました。この橋を渡って山に入っていきます。標識はあるのですが見づらくなっています。

すぐ、登山口標識があります。橋の手前にあると分かりやすいと思うのですが。でも、「ご自由にお登り下さい」と書いてあります。うれしくなりますね。でも、山全体が会社の持ち物なのでしょうか。

作業道を登っていくと左上に大きなログハウスが見えてきました。作業道は右に登っていきます。

作業道はクルリと廻って尾根に近づきます。
ここから登山道は作業道から分かれて尾根に登っていきます。テープがいくつかありました。
ヤマップで、このまま作業道を進んで引き返してきたという人の報告をいくつか見ていたので、この分岐を見逃すことなく尾根に乗れました。

尾根は急な場所や、

緩やかで歩きやすい場所があります。

尾根を1時間程登ると、切通しにでました。作業道が尾根を切っています。ここは右に進むと尾根に復帰する道がありました。

その上から岩が多くなりました。

傾斜がきつくなって、

こんな面白い形の岩があると、もうすぐ急登は終わります。

植林が切れて自然林の尾根に着きました。樹間に男体山、女峰山が眺められました。そこで一休み。

休んでいる内に単独男性が追い越していきました。
そこからは方向を南に替えて進みます。鶏鳴山の主稜線です。
すぐ、石祠が2基ありました。東を向いています。

祠の後を進んで、小さな伐採地に出ます。麓が見えましたが、今日は靄っていて遠くは見えません。

その先が北峰で西への下るルートが始まっている筈です。でも見つかりませんでした。西に注意を向けている内に、山頂を通り過ぎてしまいました。北峰かと思って撮った写真。この手前に三角点も在った筈なのですが三人とも気付かないとはのんきなものです。

少し下ってから通り過ぎたことに気付きましたが、戻る気力がありません。その先の小ピークで大休止しました。
その先は、自然林・植林が交互にやってきます。
程よく岩もあって、楽しませてくれます。

947m地点から笹目倉山が見えました。この辺りでは「多分行かないだろうな」という気になっていました。

この岩は右に巻きました。

祠。これも東を向いています。

815m峰に到着。815m峰は分岐点です。笹目倉山へ行くか、笹目倉山をキャンセルして下山するかを決めなくてはなりません。休憩しながら三人で相談しましたがすぐ下山することが決まりました。笹目倉山まで往復すると2時間以上かかります。KRさんのふくらはぎが痙攣を起こしそうになっていました。芍薬甘草をのんで下山開始です。

下山する尾根はいくつかルートミスを引き起こしそうな地点があります。迷わないように慎重に下って来たのですが最後にルートを外してしまいました。標高480m辺りで左に派生する尾根に乗らなくてはならないのですが、直進してしまいました。
尾根は急に下っていきました。

登山道を下っている時は次第に沢音が大きくなってきていたのですが、気が付くと音が消えて、左上に見えてはいけない尾根が見えました。どうやら、下山予定の尾根より右側の尾根を下ったので、左下の流れ多い沢から離れてしまったのです。踏み跡は薄く傾斜もきつくなりました。登り返すのも面倒です。もうすぐ下はチョロチョロと水の流れる谷で、倒木はありますが、歩行に問題はなさそうです。
すぐ谷に降りてきました。ジメジメした作業道を進んで、すぐ朝歩いた林道にでました。結果として、お勧めはできませんが、ショートカットコースを歩いたことになります。

無事、駐車地まで戻ってきました。
今回は、山頂をそれと知らずに通過してしまったり、下山でルートミスをしたりと、情けない山歩きになりました。休憩時間にはもっと地図でこれから進むコースを見るべきでした。ただ、最近は見てもすぐ忘れてしまう事が増えているのですが。

カテゴリー: 前日光・県央 パーマリンク

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