2023年08月02日 羊蹄山

北海道山行初日は羊蹄山です。第一印象で簡単簡単と思い込んでいたのですが、疲れました。寝不足の私は9合目ダウン。山頂に行くことができませんでした。

駐車場から見た羊蹄山。

ルート数値
距離12.1km 累積標高+1,470m, -1,470m 所要時間 9時間10分(休憩込み)

行程
駐車場6:55 – 真狩登山口P7:05 – 12:32山頂12:51 – 真狩岳12:56 – 16:15真狩登山口P

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
 日本百名山の踏破を目指しているSKさんから仲間と北海道の山に行くので一緒に行かないかとお誘いがありました。良い機会なので私も同行させてもらいました。羊蹄山と道東三山、それに幌尻を登る予定です。もちろん、私はどれにも登ったことがありません。
 1日に新潟からフェリーに乗りました。快適な船旅だったのですが、何故か私は眠れませんでした。カーテンで仕切られた個室で、静かな環境だったのですが、寝られないとなったら寝られないものです。早朝、小樽港に着いてコンビニで食料を行動食などを買い込んで登山口に出発です。
 一般的なコースという事で真狩コースで登ることになりました。真狩キャンプ場の駐車場に6時半ころ到着。羊蹄山は山頂が傘雲のような雲に覆われていました。手前の建物はトイレです。

キャンプ場内の舗装道を進みます。

約10分で登山口に到着。

登山道脇では多くの花を見ることができました。花は別のページにまとめます。
登山口から20分で一合目。

南コブ分岐。

周りは背の高い笹藪です。

二合目。一合目から25分かかりました。

「二合目半」二合目から10分も歩いていません。

斜面をトラバースしながら少しづつ標高をあげていきます。

三合目に到着。二合目から約20分です。先ほどの「二合目半」はほぼ「半」だったようです。

高い樹木が少なくなってきました。

藪寸前の場所がありました。

麓が見えます。

四合目。三合目から約40分かかりました。合目の間隔はバラつきがあるようです。

段差がある場所がかなりありました。根っこや笹を掴んでドッコイしょと登ります。

五合目。実は五合目には気付きませんでした。写真は下山時に撮ったものです。GPS情報から計算すると、四合目から45分ぐらいかかっています。暑くて汗をたっぷりとかきました。

六合目。

風の通らない蒸し暑い登山道です。

七合目。これは絶対に見逃すことはないでしょう。これを潜って進みます。

八合目。私はこのあたりから汗が増えて、欠伸がでました。昨夜の寝不足が祟ったのでしょうか。

ゆっくりと休みましたが回復しません。
登山道はザレ場が増えてきますが、高山植物も見られるようになりました。イワブクロの群落がありました。でも、写真は控えめに歩くことに集中しました。少し風がでてきて気持ち良いのですが。

九合目で私は先に進むのをやめることにしました。山頂は諦めて、他のメンバーが下りてくるまでそこで休むことにしました。私は百名山踏破を目指していないので山頂へのこだわりはありません。それよりゆっくり休みたいと思いました。九合目の分岐の先に避難小屋があるのそこで休もうと思ったのですが、見ると少し遠くに見えたので諦めました。登山口ではこんな山気楽なもんだわいとなめ切っていたのですが、全く情けない状態です。
ウィンドブレーカーを着て、岩を背に休んでいると、NGさんが下りてきました。山頂へは行かずに折り返してくれのだそうです。二人で先に下山することにしました。
下山は、休憩を多めにしましたが、特に問題なく下ることができました。
七合目の上でシマリスを見ました。写真では上手く撮れませんでしたが、何とか見られると思います。

下山途中で、外人家族3人に会いました。登りでも会って、追い越していったのですが、奥さんがかなり弱っているようでゆっくりと休みながら下りていました。途中であきらめて折り返しているようです。追い越していき2合目半あたりで休んでいると、旦那と子供が下っていきました。子供を下山させて改めて奥さんを迎えに来るようです。1号目辺りで旦那が大きなペットボトルを手に登っていきました。旦那はかなり体力がありそうでした。
駐車場まで戻って日陰で荷物を整理していると、山頂まで行った二人が下山してきました。ガスが晴れてお釜や麓が見える瞬間もあったそうです。
下山後は、真狩温泉で汗を流しました。その横のラーメン屋でラーメンを食べたのですが、私には合わなかったようです。
コンビニで夜食とビールを買ってから雪月花廊という宿へ向かいました。そこは学校跡を利用した安宿で、ライダーハウスは1泊1000円でした。教室に寝ます。私は500円追加して中二階の物置のような場所で寝ました。そこは一人だったので静かに眠ることができました。女性陣は図書室だったようです。

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