山形の紅葉山行2日目は山辺町の白鷹山でした。ここも当初の計画には無かったのですが、強風がまだ止みそうに無かったので低い山へ行先変更しました。
低山ながら、きれいな紅葉の尾根を楽しめました。
STさんとの2人旅です。
ルート数値
距離 5.7Km 累積標高 +405m,-405m 所要時間 3時間40分 (休憩込) 天気:晴れ
行程
嶽原登山口7:10 – 8:45白鷹山山頂9:10 – 10:16大平登山口 – 10:31大平沼 – 10:50嶽原登山口
経過
前夜の内に行先を白鷹山に決めました。
5:30頃に宿をでて山形中央ICから西に進むと次第に道は坂になり、ターンしながら標高を上げて行きました。そのまま山に入るのかと思っていると盆地の集落に出ました。学校もある大きな集落です。東西の黒森山の間を南進すると舗装は途切れてしまいますが、嶽原に入るとまた舗装されていました。
車道は湾曲して登山口に到着しました。横の駐車場は10台ぐらい駐車できそうですが、ガイドブックにでていたトイレは建物は立派なのですが、使用禁止になっていました。
嶽原登山口。鳥居をくぐって進みます。「崩壊で山頂には進めません」の掲示がありますが、ネット情報では通行できるようになっているらしいので、通行させて貰いました。
崩落地。この上から地滑りのように崩落したようです。根が張れない状態で木が大きくなってしまい、耐えられなくなったのかも知れません。
山頂の社殿。虚空蔵菩薩を祀っているそうなのですが、その場合この建物は神社ではないですよね。御堂というのでしょうか。よくわかりません。
御堂の裏手から北西方向に大きなアンテナ塔が見えました。その左手には冠雪した朝日連峰が見えました。アンテナ塔の右奥には月山が見える筈なのですが、木が邪魔をしています。
山頂で大休止して下山開始です。
大平方向への下りは急な石段から始まります。傾斜が急で、危険な階段でした。段の奥行きが狭いのです。本日一番の難所でした。
下からの写真。
傾斜がきつくなりかけた場所に「大鷹(だいよう)ブナ」がありました。かなりの巨木です。
こちらにも水場があります。沢水を分けていて、勢いよく流れていました。
やっと車道まででてきました。登山口からここまでは地形図に先人の軌跡を入れておかないと到達は難しいでしょう。そうしないと、畑道で迷ってしまいそうです。
大平沼です。釣り堀があるようなのですが、誰もいませんでした。
車道を20分ほど歩いて、無事、嶽原登山口まで戻ってきました。
短い山歩きでしたが、尾根ではきれいな紅葉を楽しめました。ただ、雨の後の落葉の積もる山道は滑りそうで気を遣いました。