2020年10月25日 雨呼山

東北の紅葉山行を2泊3日で計画しました。しかし、天候が悪く大幅に計画変更しました。
初日は、クラゲ水族館を観光の後、天童の雨呼山(あめよばりやま)を歩きました。
低山ですが、自然林の尾根は紅葉して楽しい山歩きとなりました。
STさんとの2人旅です。

紅葉した尾根を登りました。

ルート数値
距離 4.7Km 累積標高 +540m,-540m 所要時間 2時間40分 (休憩込) 天気:晴れ

行程
駐車場13:40 – 13:50展望台 – 14:40尾根分岐 – 15:15山頂15:20 – 15:45尾根分岐 – 16:20駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
山形山行メンバー写真ページはこちら

前日は山寺を観光の後、東根温泉の宿に入りました。Gotoトラベルの効果か混んでいました。
翌朝、当初計画していました黒伏山へ向かいましたが、天候がすぐれません。登山者の多い雁戸山が良いだろうと、翌日計画していた予定を前倒しにして、笹谷峠へ向かいました。
ところが、着いた笹谷峠は風雨厳しく、歩ける状態ではありません。低体温症になりそうです。山は諦めて鶴岡市のクラゲで有名な加茂水族館を観光することにしました。
加茂水族館も強風が吹き荒れていましたが、大勢の入場者で溢れていました。三密状態です。でも、クラゲの動きには癒やされました。

水族館を出てから、まだ早いのでどこか低山に登ろうということで「県別登山ガイド」で調べて雨呼山(あめよばりやま)に決めました。
山形道を戻りました。途中、冠雪した月山がきれいに見えました。朝は曇っていて見えませんでした。今日は雨が降ったり晴れたり忙しい天気です。

雨呼山は山寺の北東に位置します。奥の院の裏の尾根を上り詰めると到着する山です。登山口へは貫津から東に入って、「ジャガラモガラ」という不思議な名前の案内板に誘われて、狭い車道で標高を上げて行きます。狭い駐車場に着きました。先着がいて、一台駐まっていました。
「ジャガラモガラ」の案内板。「ジャガラモガラ」って一体何なのでしょう。

とにかく、時間もないので山頂目指して歩き始めました。
すぐ、東屋がありました。展望台になっていて、月山、朝日連峰を見渡せると説明板に書かれていました。目を凝らすと薄く見えました。

すぐ、分岐にでました。私達は直進して尾根方向に登って行きました。帰りには左の道を戻ってきました。

紅葉がきれいなのですが、昨日の雨と落葉で滑りやすいので、紅葉に集中できません。

コシアブラの白い葉がきれいです。

この辺りで、尾根を下ってくる若い女性二人に行き交いました。駐車場に泊まっていた車の主のようです。女性達は「何度も滑りました」と明るく話していました。私達はストックで必死にバランスをとっていますが、二人はストックを使っていません。

尾根の分岐。下山時はここから「上下地獄コース」に下りました。

急登です。この階段は瓦で土留めされているのでしょうか。滑りやすい急傾斜地なので助かりました。

その上にも分岐がありますが、それは尾根通しの分岐です。
その先でピークにでました。「山頂だ」と喜んだのですが、もう少し先に山頂が見えてきました。15時になるとほの暗くなります。

雨呼山山頂に到着。木の山名板は壊れていましたが、石の立派な標識がありました。標識の上に小銭が置かれているのですが、不思議です。山名の石柱も祀るのでしょうか。三角点もあります。

すぐ下山開始。

右に少し展望できるのですが、何処なのでしょう。よくわかりません。この辺りで熊の糞を見ました。この山で2つめでした。

上下地獄コース方面に下ります。滑りやすい急斜面でした。
上下地獄コースは植林地内のつまらない道でした。今の時期、歩くなら尾根道に限ります。

少し行くと左に窪地がありました。最初谷かと思ったのですが、窪地でした。
無事、駐車場に戻ってきました。
結局、歩いている時は「ジャガラモガラ」が何なのか分りませんでした。帰宅後調べると、砂礫の窪地に穴が一杯開いていて、そこから冷気が出ているのだそうです。もう少し時間に余裕があれば立ち寄る事も出来たのですが、今回は余裕がありませんでした。
宿には17時頃に戻ることができました。前夜と違って、2組だけの静かな宿でした。

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