粟野の鋭鋒三峰山へ行ってきました。栗沢から三峰山を経由して遊の郷直売所駐車場へ下山するルートですが、バリエーション豊かな尾根歩きを楽しむ事ができました。前回に引き続き鹿沼の山です。
4人旅です。
ルート数値
距離 8.5Km 累積標高 +1,050m,-990m 所要時間 7時間20分 (休憩込)
行程
栗沢駐車地 7:55 – 9:22(339m峰) – 9:50(380m峰)10:08 – 10:58三峰山東峰11:06 – 11:21三峰山南峰11:25 – 11:40三峰山西峰12:00 – 13:07(481m峰)13:18 – 14:06(403m峰)14:13 – 15:15遊の郷直売所P
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース。
経過
三峰山の尾根を歩きたいと思い計画を立て、最初は地形図の双園GCの西の尾根から登り始めることにしていたのですが、MTさんが事前に確認したところ、そこは入山に適さないという事で、栗沢からの入山となりました。
遊の郷直売所の駐車場に車をデポして、栗沢へ向かいました。県道の広くなった場所に駐車しました。その車道は随分と交通量の多い道でした。
狭い車道を山へ向かいました。狭いのですがストリートビューで事前確認できる道でした。林道を入っていきます。
所々で植林地が途切れて、樹間に男体山が見える場所もありました。日光の山々は先日少し雪が降ったようです。
380m峰で大休止。
いい雰囲気の尾根になりました。落葉も風で飛ばされています。
右前方に三峰山が見えています。真ん中のピークが三峰山(東峰)です。その左は南峰ではなく手前のピークです。
この尾根には馬酔木が多いのですが、花を付けている木がたくさんありました。
途中で、左にトラバースして南峰へ向かいます。落葉の多いトラバースで慎重に下ると西峰・南峰のコルへ下りました。
直接三峰山へ登るときは小金沢からこのコルへ登ってくるそうですが踏跡は見えませんでした。
西峰への登り。安定しない岩があって、要注意ですが、なんとか這い登りました。
西峰へ到着。
西峰は三角点のある東峰より10m程高いようです。祠も山名板もありました。木札が巻かれていました。絵馬のようなものなのでしょうか。
日当たりの良い場所で大休止。
ネット情報によると、西峰からの下りではロープを使用した方が多いようです。情報を参考にして、いつもは8mm10mのロープなのですが、今日は8mm20mのロープを持参していました。しかし、先頭を行くMTさんは、そのままドンドン下って行きます。リーダーのSTさんの「大丈夫だ」の声でKTさん、私も続きました。確かに急傾斜ですが、立木の無い場所は木の根を掴んでしっかり3点支持で下ることができました。でも、単独なら迷わずにロープを使ったと思います。
計画では三峰山を過ぎれば気楽な尾根歩きになると思っていたのですが、そうは問屋が卸しません。急な登り下りは続きました。
植林地の尾根を進んで、481m峰南の急な尾根を登ります。
481m峰南に地形図に現われない小さなピークがあってそこの下りも急でした。
403m峰から少し戻って南西へ延びる枝尾根におります。主稜線からは枝尾根は見えませんが、急斜面を下って行くと次第に尾根が見えてきました。
左に三峰山が見えました。そこからは西峰が真ん中に、左に東峰、右のなだらかに見えるのが南峰です。西峰はきれいに尖っています。
枝尾根の下りはルートファインディングが難しくなります。特に350m峰からの下りは面倒でした。急傾斜で地形図通りには下れないのです。少し北西に下りました。その下りもとても急でした。
50m程下ると左に尾根が見えてきます。その尾根まで厚い落葉を踏みしめてトラバースしました。
細尾根に細長い大岩がありました。その右を通過。自然石なのですが、石垣のように見えます。
標高230m辺りまで下ると左下に林道が見えました。
藪っぽい斜面を林道まで下りました。
荒れた林道を数分歩くときれいな林道にでました。そこからは、車をデポしておいた遊の郷へはすぐです。
今日は下山後の風呂はありません。つつじの湯が新型コロナの影響で休業しているのです。栗沢まで戻って、まっすく帰路につきました。
今回は、新しい尾根を歩いたのですが、急な登り下りが多くて疲れました。いつか、石裂山、横根山まで歩きたいと思ってるのですが、次回はもう少し楽に歩ける場所にしたいと思います。