日瓢鉱山登山口から横根山に登りました。湿原までの登山道は丸い岩だらけの変わった山道でした。曇り予報だったのですが、下山で雨に降られてしまいました。
2人旅です。
ルート数値
距離 6.5Km 累積標高 +620m,-620m 所要時間 5時間5分 (休憩込)
行程
登山口P7:15 – 5段の滝8:55 – 9:00井戸湿原9:10 – 9:40 横根山 10:05 – 10:25井戸湿原10:55 -(湿原南尾根)- 遊歩道合流11:20- 12:20登山口
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート。「山度地図」では林道が載っていなかったので、地理院地図にしました。
経過
花は後ろにまとめました。
県道246号を「つつじの湯」を右に見て登って行くと前日光林道に合流します。その南西の角に「登山口までXXXm」の標識があり、そこを直進すると道は悪くなるのですが、すぐ左に「登山口」の標識があり、その先に鉄塔があります。その辺りの林道は広くなっているので車を駐めることができました。
やがて、谷は岩で埋め尽くされて流れは見えなくなります。でも流れの音は聞こえます。
登山道は分かりやすい場所もありますが、岩の上を歩く場所では踏跡が薄い(歩く人が少ない)ので、じっくりと目を凝らして歩きやすい場所を探しながら進みます。
この辺りは出合で左の沢に入っていきます。木橋があるので間違うことはないでしょう。
下流では新しく付け替えられていた木橋もこの辺りに来ると朽ちたままです。上りでは気にならなかったのですが、下山時には足を置くのが怖くなる橋もありました。
緩やかになった場所でしばし休憩。カラ松植林地です。
標高1250mあたりのトラバース。ガスがでてきました。
5段の滝。どこが5段なのかよく分かりません。よく観察することもありませんでしたが。
まもなく湿原です。木道は濡れていて、滑り止めに足を置かないと滑ります。
井戸湿原はネットで囲われています。鹿を湿原内に入れないようにしているのでしょう。
山頂には東屋があってそこで大休止。下山は、湿原の南の尾根を東に下る予定です。地形図の破線ルートです。
エネルギー補給して井戸湿原に戻ります。湿原を突っ切る木道を通って南岸へ。そこに尾根に登る踏跡が見られたのですが、もう少し増しな道があるのでは無いかと西に向かうと、確かに少し増しな道がありました。「山の神」方面に下る道なのでしょうが、余り歩かれてはいないようです。
湿原の南尾根は低い笹に覆われていますが、歩きやすい尾根でした。
しかし、10分程歩くと少し雨が降り始めました。
それで、尾根歩きやはめて朝登ってきた登山道に戻ることにしました。笹の斜面を下ります。どこでも歩ける斜面です。
少し下ると遊歩道に合流できました。斜面を降りながら「ネットがあると面倒だな」と思いましたが、幸運なことに、合流地点はネットの外側でした。
雨は強くなりましたが、木の下で少し休憩。
そこからは一気に下りました。岩の道では、注意はしていたのですが、見事に尻餅をついてしまいました。用心はしていたのですが、斜めになった平らな岩の上で滑ってしまったのです。「靴の底に泥が溜まってきたな、落とさなくては滑りやすいぞ」と思った矢先でした。幸い尻の打身だけで済んだのですが、油断大敵です。
無事下山。雨は霧雨ですが降り続いていました。
今回の山歩き、花は少なめでしたが、私が管理している花リストに新しい花を3つ追加できました。
雨の下山となりましたが、岩の谷道は結構楽しく歩けました。でも、あの丸い大岩、どうやって出来たのでしょう。三枚岩もそうでしたが、横根山一体が角の丸まった大岩だらけです。
今回見た花
湿原までの登山道で見た花。
斜面をジグザグに登るようになってから花を見かけるようになりました。
ヤマアジサイ
シロバナイヌトウバナ。ヤマトウバナは1段、イヌトウバナは数段咲くそうです。