2017年 3月18日 赤雪山・高戸山

老越路峠から赤雪山・高戸山を周回して皆沢まで歩いてきました。
眺望はあまり良くありませんが、アップダウンの多い低山歩きを楽しむことができました。予想以上に踏跡やテープがあって、私たちと同好の人が多いのを実感しました。
5人旅です。

高戸山山頂

ルート数値
 距離 11.5Km 累積標高 +1,150m -1,220m 所要時間 6時間40分(休憩込)

行程
 老越路峠8:08 – 8:45主稜線へ – 9:30達磨杉峠9:40 – 10:28赤雪山10:50 – 11:25穴切峠への分岐 – 12:02穴切峠 – 12:15峠北分岐12:27 – 13:02高戸山13:20 – 13:55峠北分岐14:00 – 14:50県道駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース

経過
計画では、皆沢に下山して老越路峠まで歩いて戻る予定だったのですが、SKさんが車で現地集合する事になったので、歩き始める前に、下山地点近くに車を1台デポすることにしました。
老越路峠の駐車地(写真は下山後)。10台ぐらい駐車できそうです。

駐車地の横の尾根にはこの石碑の裏から取付きました。

石碑は番山記念碑というものらしく、帰宅後調べると、番山は飛駒の森林組合だったそうです。飛駒周辺の県境は随分と群馬県側に膨らんでいるように見えます。飛駒にはかなり有力な勢力がいたのではないかと推察していました。この番山がそうだったのかもしれません。
記念碑の後ろは竹藪でしたが、数分で脱出できました。

植林地にでますが、次第に自然林になりました。この尾根では何ヶ所が掘られた場所がありました。何のために掘られたかどうかは不明ですが。

左手に飛駒集落が見えました。

右手には多高山が良い形を見せています。

40分弱で赤雪山への稜線に到着。この稜線は4年前に歩いていますが、そのときより踏み跡がしっかりしているように思いました。こんな尾根でも歩く人はそれなりにいるようです。
達磨杉峠東のピークから松田町方面。

そのピークから峠までは少し藪っぽい下りです。峠の上の根本山神社の石碑。

達磨杉峠。長石林道の峠です。ここで大休止。

峠から木階段を登って赤雪山を目指します。
良い尾根です。この辺りにはかなり松が残っていました。

東電鉄塔。

反射板。何のための施設なのでしょうか。

木階段でスミレを見つけました。小さなスミレです。
この辺りには春には色んな種類の花が見られるのですが、まだこのスミレだけでした。

2年前に赤雪山に登ったときに倒木に悩まされましたが、まだその片付けは終わっていないようです。

赤雪山に到着。

東屋で大休止。

赤雪山からを北に尾根を進みます。先に見えているピークで西に方向転換します。

右前方に高戸山が見えてきました。

穴切峠への分岐地点。ここから北への尾根に下ります。

植林地になりました。踏み跡は薄くなって、幅広の尾根が続きますが、尾根を外さないように注意して歩きました。

伐採地にでました。野峰・丸岩岳が見えました。

穴切峠です。赤い鳥居が目立ちます。地形図では東西に破線道がありますが、踏み跡はあるようでした。

峠北の上り。

県境尾根の下りのピークを確認して休止。そのピークから高戸山を樹間に見る。

朽ちた木のオブジェ。

急な上り。でも、手がかりがあったのできついですが怖い場面はありません。

この上が高戸山かと思いきや、もう少し先でした。

やっと高戸山に到着。

三角点の横に山名板が落ちていました。

祠。

山頂から、梅田湖が直下に見えました。

大休止の後、折り返し。先ほど休んだピークまで戻ります。そこから東に県境を下るのですが、途中に、境界杭がありません。

やっと、桐生市の基準点がありました。

そして、赤い境界杭もでてきました。

高度が下がって、左に県道見えてきました。

正面には多高山。

右に下る地点を模索していると、右下に作業小屋のブリキ屋根が見えてきました。急な植林地の斜面ですが補助ロープなしでも下りられそうです。倒木に苦労しながら下りました。

下りた地点は林道ですが、すぐ砕石工場にでました。

デポしておいた車で老越路峠まで約5分。歩くと30分はかかりそうです。歩けば上りの舗装道歩きはかなり堪えたでしょう。デポしておいて賢明でした。

今日も楽しく尾根歩きができました。
安蘇地区の尾根踏破という観点からは次回は老越路峠から野峰への尾根を歩くことになるのでしょうが、かなり先延ばしになりそうです。

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