ロープワーク訓練で鹿沼の岩山へ行ってきました。
訓練後、岩山を縦走しました。岩山へは今までも訓練で何度か訪れていますが、猿岩まで歩いたのは始めてです。尾根の縦走は岩だらけの楽しい歩きでしたが、猿岩の下りでは腕が疲れてしまいました。
距離は短かったのですが、一晩経過した今も、筋肉痛が残っています。
4人旅です。
ルート数値
距離 5.0Km 累積標高 +430m -430m 所要時間 8時間40分(休憩込)
行程
日吉神社7:45 – 8:10(訓練ポイント)12:50 – 14:03(岩山山頂) – 14:18(猿岩)15:30 – 16:25日吉神社
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース
経過
ロープワークの訓練で岩山へ行ってきました。
日吉神社前に駐車して、杉林を進みます。
岩場を通過して訓練ポイントへ。ここも「ハイキングルート」内です。
訓練ポイントへ到着。岩の上に鉄製のベンチがある見晴らしの良い場所です。住宅地のすぐそばにこんな山があるのですから楽しくなります。
訓練の内容は、装備の運搬、確保、懸垂下降など多岐にわたります。どれ一つをとっても私には完璧にできるものは一つとしてないのですが、それでも何度か経験してきて多少は進歩してきたかなと思います。
岩山は人気の山です。訓練中にも多くのハイカーが通り過ぎて行きました。「ハイキングコース」となっていますが、多少は岩稜歩きに慣れていないと縦走は無理です。ある単独女性は私たちが訓練している場所までやってきたのですが、そこから先に進めなくなって、戻るのも自信なさそうだったので、リーダーが付き添って安全な場所まで下ろしてあげるという事がありました。
私は、岩山へは「岩トレ」で何度か訪れていますが、訓練場所は275Pの南の岩場なのでその北へは行ったことがありませんでした。
今回は、はじめて縦走することになりました。
とにかく岩だらけの尾根です。
「二のタルミ」だそうです。下山道と書いた標識がありましたが、急傾斜地なので、安全に通過できるような道ではなさそうです。
ここは、クサリに全体重を乗せて上りました。このコースは岩の狭い隙間を通過する場所もいくつかあります。横幅のあるザックを背負っていると通過できないかもしれません。
頂上には三角点がありましたが、コンクリート製でした。通常は石だと思うのですが、始めてみるタイプです。
頂上からの風景。二股山と男体山の間に、積雪した松木山(大平山)が見えます。
少し休んで猿岩へ向かいました。
ちゃんと迂回ルートもあるようです。
2ピッチで下りましたが、最後の窪地になったポイントはフットホールドが少ないのでどうしても腕に頼る事が増えてかなり堪えます。苔も生えているので濡れていると怖いでしょうね。
下りてから窪地の下りを見上げました。この窪地はそのまま下らずに、途中から左に回り込むのが正規ルートのようです。回り込むとフットホールドがかなりでてきます。
楽しい尾根縦走でした。ロープワークの訓練は折を見て続けたいと思います。
こんにちは。
何だか、みつまんさん、先日の谷倉山といい、ここのところえらくハードな歩きをこなされているようで、目を見張る思いですよ。
ロープワークなんて、自分もハイトスさんに教わり、これでバッチリなんて数日間はしっかりと頭にも残っていたようですが、今は、ただ一連の道具をザックの中に突っ込んでいるだけで、いざとなったら、自分の身体を巻きつけてしまい、二進も三進もいかなくなるのがオチといった感じになっています。
益々の活躍をご期待申し上げますなんて記したいところですが、正直のところうらやましいところもありますね。一人で黙々ではスキルアップもほど遠いですからね。
ところで、この岩山で帰れなくなったハイカーもいるのですか。もうちょい我慢すれば、裏手から簡単に下れるのになぁと思いましたよ。
コメントありがとうございます。「もうちょい我慢すれば」、多分我慢できなかったと思います。顔色が悪かったですから。いろんな人が山に来ますね。
ロープワークは怖がりの私が山歩きをするには必要な技術だと思っています。ただ、たそがれさん同様、なかなか覚えられないというのが事実です。そして、実際使うと時間がかかるというのも事実です。
でも、懸垂はしなくとも、トラロープの代わりに使うだけでもずいぶんと安全に歩けるので助かります。
返信が遅くなってすみませんでした。スパムチェックの設定が中途半端になっていて、コメントが着たという報告が届きませんでした。
設定をきちんとしたので、これからは大丈夫だと思います。
ただ、最近はボケボケでやっているので失敗ばかりしてしまいます。