2018年 6月19日 森吉山

秋田の森吉山へ行ってきました。好天の中、多くの花を見ることができて楽しい山歩きでした。特に一ノ腰からみた森吉山の山容はゆったりとして見事でした。翌日は秋田駒ヶ岳を歩きました。
6人旅です。
一ノ腰から見た森吉山。

ルート数値
天気:晴れ
距離 12.3Km 累積標高 +860m,-860m 所要時間 8時間10分(休憩・その他込)

行程 こめつが山荘7:05 – 7:50六合目分岐 – 9:03一ノ越 – 9:13雲嶺峠 – 9:40森吉避難小屋10:00 – 10:20阿仁避難小屋 – 10:53森吉山山頂10:23 – 11:53阿仁避難小屋 – 12:12森吉避難小屋12:25 – 12:42雲嶺峠- 13:20ザックデポ(3.2Km)14:25 – 14:50六合目分岐- 15:15こめつが山荘

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート

経過
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前日、東北自動車道を快調に進んで、田沢湖までやって来ました。私は、そこから森吉までは30分もあれば着くものだと思い込んでいたのですが、遠い、遠い。約2時間かかってやっと車中泊予定の場所に着きました。
翌朝7時前にこめつが山荘に到着しました。結構広い駐車場なのですが、1台しか駐まっていませんでした。山荘は営業していないようです。写真は撮り忘れました。
山荘の裏には洗い場があって、伏流水の冷たい水が飲めました。
歩き始めます。
この登山道は山と高原地図では「こめつがコース」になっていますが、この標識では「一ノ腰コース」になっています。

歩きやすい樹林帯の山道を進みます。たくさんの花が咲いていましたが、「オクエゾサイシン」を初めて見ました。Hさんが見つけてくれなかったら、気付かないような地味な花でした。写真は「花編」で。

ゲレンデ跡にでました。少し先を右に入ります。ゲレンデを直進することもできそうですが、テープの指示に従って右に入り、樹林帯を歩いた方が楽です。

樹林帯を進むと、水場に使えそうな沢の横を通ります。帰路で下りて水を飲んでみましたが、美味しい水だと思います。
樹林帯を出てゲレンデ跡を横切ります。ここが六合目なのだそうです。ここからもゲレンデを直登できますが、石が多くて歩きづらい道です。絶対に、樹林帯に入った方が良いです。帰路ではこのゲレンデ跡を下ってきて後悔しました。

ブナ林を登って行きます。周辺には花が多かった。

勘助道への分岐を過ぎると残雪がでてきました。しっかり雪を踏みしめて進みます。

岩の多い急な山道を登り切ると、一ノ腰です。

正面には森吉山がなだらかな山容を見せていました。

一ノ腰を下ると、雲嶺峠で、右から勘助道が合流します。そこからは、山頂まで丘陵地帯のような地形でした。

残雪が増えてきます。

雪溶水が貯まっている場所もいくつかあって、水芭蕉が咲いていました。この辺りから、ヒナザクラ、イワイチョウなどが増えてきました。

森吉避難小屋に到着。横に森吉神社があります。裏にある冠岩がご神体のようです。ここでエネルギー補給。

冠岩。しっかりと安定しているように見えますが、大地震の時は怖そうです。

残雪を進みます。

木道を進みます。

阿仁避難小屋。この辺りから登山者が増えました。ゴンドラ経由ルートで登る人が多いようです。多分、こめつが山荘から登るのはごく一部なのでしょう。

稚児平はチングルマが満開でした。

山頂へ最後の登り。

森吉山山頂に到着。大勢の登山者が休んでいました。

三角点あり。一等です。

地蔵様。頭が無くなっています。

秋田駒ヶ岳方面。それ以外の山はよく分かりません。いずれにしても廻りは山ばかりです。

森吉神社方面。

帰路に撮影した森吉避難小屋。冠岩が見えます。小屋の上に神社の屋根だけが見えています。

避難小屋で休憩しました。下山時は、雲嶺峠から左に入って、勘助道を選択しました。一ノ腰をトラバースする道なのですが、その選択はミスでした。急な下り、登りはないのですが大きく迂回して、最後に少し登り返します。おまけに、朝歩いた道ではなく、ゲレンデ跡の道に誘導されてしまいます。勿論、あと30m程先まで進むと、朝歩いた道に出るのですが、ついゲレンデ跡の道に入ってしまいました。

少し、下ったところで、Kさんが「カメラがない。避難小屋に忘れたようだ。」と言ってきました。万一の事を考えると1人ではまずいので私も同行して2人で戻ることにしました。ザックはそこにデポしたままなので、GPSもそこに置いたままになりました。落とした可能性もあるので、来た道、勘助道を引き返します。運良く、カメラは避難小屋の横に忘れたままになっていました。帰りは一ノ腰経由で戻りました。たしかに、こちらの道は傾斜が急なのですが、勘助道よりは早いような気がしました。一ノ腰を下りて、勘助道分岐で左に折れて30m程進むと、ゲレンデ跡の分岐に出て、無事、ザックデポ地まで戻ってきました。帰宅後調べると距離で約3.2Km程を約1時間で歩いたことになります。日頃の私たちの歩くスピードからするとかなりのハイペースです。
ゲレンデ跡の道は、日陰が無くて、花も咲いていない、つまらないコースでした。六合目で樹林帯に入ってホッとしました。途中、沢に下りて顔を洗って水を飲みました。
無事、こめつが山荘へ戻ってきました。

下山後は、マタギの湯で汗を流して、秋田駒ヶ岳八合目駐車場へ向かいました。

カテゴリー: 尾瀬・東北 パーマリンク

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