2018年 5月26日 燕巣山(途中撤退)

燕巣山へ行こうと思いました。しかし、のんきに歩きすぎたのか四郎峠で時間切れとなって、折り返しました。好天に恵まれたのんきな山歩きです。
5人旅。
途中見えた燕巣山

ルート数値
天気:晴れ 距離 6.1Km 累積標高 +490m,-490m 所要時間 6時間35分(休憩込)

行程 丸沼温泉駐車場8:30 – 9:35出合(尾根取付)10:00 – 11:10四郎峠11:50 – 15:05丸沼温泉駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート

経過

燕巣山というとその南東に伸びたヤブ尾根が有名で、いつか私も挑戦したいものだと思っているのですが、いまだ果たせないでいます。今回、燕巣山への山行計画があったので、それに参加しました。
しかし、あまりにものんきに歩きすぎたので、四郎峠で折り返す事になってしまいました。しかし、仲間と会話しながらの暢気な山歩きを楽しむ事ができました。
それに、沢から尾根に取付く地点が、地形図では把握できない地点でした。地図読みの難しさ・面白さの一面を見たように思います。
丸沼温泉駐車場。トイレもありました。かなりの駐車があるので、山で巡り会うかなと思ったのですが、結果的には3グループ4人だけしか見かけませんでした。湯沢方面に登ったのでしょうか。それとももっと奥深いルートに突入されたのでしょうか。奥に見えているのが燕巣山のようです。

駐車場を出るとすぐ四郎沢を渡って右岸の林道へ。水量が少ないので簡単に渡れました。

林道を奥へ。渡渉時に我々を追い越していった男性は軽快に歩いて行きました。

すぐ、笹藪に突入。

このルートは四郎沢に沿って登っていくのですが、枝沢も少なく、通常は大きくルートミスする可能性はないと思いますが、歩きやすい場所を進むという点では細かいルートファインディングが必要な筈です。踏み跡がはっきりしない場所でもピンクテープがたくさんあるのでそれを辿れば間違いはないようです。
沢を何度も渡ります。

石堤もいくつか越えます。右を越えたり、左を越えたり。テープが案内してくれます。

沢がナメになってきました。もうすぐ、沢出合で、尾根取付場所です。

沢出合。ここで大休止して、腹ごしらえ。

この場所が、地形図でわかる出合(尾根取付)かと思っていたら、Sさんが「もっと南のようだ」と言います。GPSで確認すると地形図で推定される場所から200mぐらい南でした。細尾根が南東に延びているのが地形図では表現されていないようです。勿論、谷ではGPSが位置を正確に捕捉できないことがありますが、位置数値の乱れも少ないので、捕捉に問題なさそうです。整理すると、四郎峠の北東の標高1891mピークから南東に伸びる尾根は地形図では北緯36°50’43″辺りで終わっているように見えますが、実際はそこから150m程細尾根となって伸びているのです。そして、北緯36°50’39″辺りで終わっています。
右側の沢を倒木をくぐると、ロープがあって、尾根に簡単に取り付けます。
最初の標識

尾根は緩やかな上りです。

特に狭い場所に大木が陣取っていました。両脇は崖です。

尾根は狭い尾根ですが、谷へは7-8mでしょうか。
左側の沢(四郎峠へ伸びる沢)へ降りてきました。

水線に沿って登って行きます。

笹が増えてきます。

スラブ斜面がありました。

峠近くになると、笹の丈が高くなります。笹を踏むと滑るのですが、笹を掴んでいると安心感があります。ただ、これからの時期、ダニが心配です。浅草岳でダニを持ち帰ったのは昨年6月でした。

燕巣山が見えました。

四郎峠に到着。尾瀬の燧ヶ岳が見えました。

平ヶ岳も。昨年も計画倒れにおわりました。今年行かないと、もう行けないだろうなあ。

四郎岳。

今の調子では燕巣山まで行くとかなり遅くなりそうです。温泉にも入れなくなる。ということで、ここで折り返す事にしました。我々は軟弱登山隊です。
何度も休憩しながら、とにかく、無事下山することはできました。

下山後は、楽しみにしていた湯元で温泉にゆっくりと浸かり疲れを取りました。あまり歩いていないので疲れは少ないのですが、本日最優先だった湯に入れて幸せな気分になりました。いい湯でした。

白いスミレ

シロバナヘビイチゴ

タチツボスミレ

ズダヤクシュ

ミヤマカタバミ

四郎峠のミヤマカタバミ

オオカメノキ

ムラサキヤシオ??

アズマシャクナゲ。斜面の上に咲いていました。

ショウジョバカマ。

イワナシ

エンレイソウ

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