3年前に田沼御神楽の不動岳・唐沢山を周回しているのですが、そのときには時間切れで西尾根の途中から林道に下りてしまいました。今回、地元在住のメンバーの要望もあってその周回に再挑戦しました。そして、無事周回することができました。
西尾根は藪は薄いですが、踏み跡薄く、急傾斜の下りがあったりしてそれなりに楽しめる尾根でした。コース全体でも、安蘇の尾根らしく岩場あり、急傾斜ありで楽しい尾根だと思います。ただ、眺望はよくありませんが。
賑やかな4人旅です。
ルート数値
距離 11.3Km 累積標高 +1,200m -1,200m 所要時間 7時間20分(休憩込)
行程
7:30御神楽農村公園7:45 – 8:20(298P) – 9:20(377.8m三角点) – 10:07石尊山10:22 – 11:38唐沢山11:58 – 12:25(428P) – 13:10(351P)13:15 – 13:50(416P) – 15:05御神楽農村公園
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたコース
経過
私たちが農村公園に着くと地元のSKさんが歩いてやってきました。SKさんはクライミングをやったり、百名山を歩いたりと山には熱心で、訓練で大小山や三床山へはよく通っているそうですが、ごく近くの地元の山はあまり歩いていないようです。今回はそのSKさんの要望で計画した山歩きです。
前回は崩落地から尾根に取付いたのですが、今回はその少し左手の急傾斜を這い登りました。車道のガードレールが見えています。実はもっと西側から回り込んでのぼろうとしたのですが、地主と思われるおばあさんの怒鳴る声を聞いてそこから上るのはあきらめたのでした。
298Pへの尾根。しっかりと赤テープがあるのに驚きました。踏み跡は山道になりかけています。
298Pの石祠。右後ろのピークは古越路峠への分岐ピークです。
女性陣のおしゃべりを聞きながら歩きやすい尾根を進んでいると右手前方に石尊山と浅間山の尾根が見えてきました。不動岳を通り過ぎてしまったようです。戻るのもめんどうなのでそのまま進みました。
大きな岩がありました。それに上ると周回の最後に歩く尾根が見えました。416Pの南東のピークです。
石尊山への登りには急な岩場があります。落葉が邪魔になります。
石尊山山頂。ここで大休止。前回はここから浅間山まで往復しましたが、今回は時間の都合で往復しませんでした。
458Pへの登り。急傾斜です。女性陣は私たちをおいて、おしゃべりをしながらどんどん上っていきます。
まもなく唐沢山です。樹間に真っ白な白根山が見えました。枝に隠れていますが男体山も。
唐沢山からの下りはすごい急傾斜です。前回はここで南に延びる小尾根に乗ってしまうミスをしていますので今回はきちんと急傾斜を西に下りました。下るとすぐ南に方向転換します。周回後半の西尾根は最初と最後がコースミスをしやすい尾根です。ちなみに、西尾根ではテープは、最後に少し見ましたが、それまでは見当たりませんでした。
428Pへの登り。西尾根には小さなピークですが急傾斜の上り下りのあるピークがいくつかあります。
朝、上ってきた対面の尾根。かなり凸凹しています。石尊山から北側であることは確実なのですが、場所の特定はできませんでした。
351Pへの登り。前回はこのあたりで私の足が痙攣を起こしそうになって芍薬甘草を飲むことになりました。
351Pで少し休んで再出発。植林地を下ります。前回はこの先で左に下って林道にでました。今回は計画通りに周回することにしました。
416Pへの登りは長い登りで疲れました。倒木・枯木が邪魔になります。
次のピークは平らなピークで石仏と祠が祀られているのですが、石仏の首がありませんでした。付近を探したのですが見つかりません。
そのピークからは数本の尾根が派生しています。まず東の端にいってから南東に下ります。そこからはかなり厳しいルートでした。アップダウンが急傾斜で、踏み跡が薄くルートファインディングが結構難しい。
まず、最初は落葉の厚く積もった急傾斜の下りです。ここは滑りそうになりました。
急傾斜が少し緩やかになった場所で尾根は2つに分かれますが、右の目立たない方の尾根を探して下ります。
岩っぽい下りを落葉に気をつけながら下ります。
小ピークから麓の集落と尾根が見渡せました。左側が石尊山と浅間山です。SKさんによると地元では鬼の角と言っているそうで、確かにそのように見えます。中央のなだらかな山は気づかずに通りすぎてしまった不動岳です。
アンテナがありました。地元の集合アンテナだそうです。時々麓の人が清掃にくるそうです。