剣山・石鎚山に続いて、11日は鳥取大山に登りました。晴天に恵まれ眺望を楽しむ事が出来ました。ブナの尾根は緑が心地よいし、灌木の尾根は眺望を楽しめました。ただ、崩落が進んでいるのが心配です。平日でしたが賑やかな山でした。
5人旅です。
崩落の進む大山北壁
ルート数値
天気:晴れ 距離 9.0Km 累積標高 +980m,-980m 所要時間 6時間50分(休憩込)
行程 民宿P6:05 – 夏道登山口6:08 – 7:35 五合目 7:40 – 7:58 六合目 8:05 – 9:00弥山山頂部9:50 – 分岐11:00 – 林道終点P 11:47 – 12:05 大神山神社 12:20 – 12:30 大山寺 12:45 – 12:55 民宿
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート
経過
10日、石鎚山を下山してしまなみ海道経由で大山に向かいました。自動車道からも大山の勇姿を見ることが出来るようになりました。溝口ICを下りて、大山に向かっていくときれいな成層火山の山容が眺められました。
栗島さん撮影。
予定より遅れて、19時頃、登山口近くの民宿に到着。
翌朝は、朝食をおにぎりにしてもらって、6時頃に宿を出ました。すぐ、大山を眺めることが出来ます。昨夕見た山容とは随分と趣が異なります。北側は大きく崩落が進んでいるようです。山頂から手前に、今日登る夏道の尾根が伸びています。
いい林相です。癒やされます。ここで少し休んでおにぎりをいただきました。
標高1200mまで登ってきました。この山には所々に標高標識があります。
この辺りで、大きな崩落音を聞きました。少し続いたので北壁で崩落があったのでしょう。
5合目で少し休憩。北壁が少し見えました。崩落場所は分かりませんでした。
5合目の少し上で行者コースの道と合流します。
次第に木々の高さが低くなってきました。足下は小石が増えて足下が安定しません。日差しを強く受けるようになりました。標高1300m。
6合目。小さな避難小屋がありました。北壁が大きく眺められます。
登山道は整備されていますが、ザレているので慎重に歩かないと滑ります。
次第に傾斜は緩やかになるのですが、崩落地のすぐ上が登山道(木道)になっています。少し、怖いです。
崖の上の木道は怖かった(写真なし)。崩れると登山道をどんどん移動するのでしょうね。地形図にも載っている「ダイセンキャラボク」の間を進みます。
小屋の前に小石が置かれてスペースがあります。登山者に下から山頂に石を運んでもらって、少しでも崩壊を防ごうという試みのようです。栗島さん撮影。
山頂に向かいました。山頂は崩落が進んで危険なので進入禁止です。手前に「大山頂上」の碑がありました。
本当の山頂。左が弥山山頂、右が最高峰の剣が峰です。
避難小屋で少し休憩。小屋内では売店の準備が進んでいてコーヒーなども飲めるようです。
さあ、下山開始。
ヘリコプターが飛んできました。崩落箇所を確認しているのでしょうか。
次々と登ってくる登山者。この先で、中学生200名のグループと遭遇しました。
行者コースへの分岐。ここから夏道に分かれて行者道を下りました。
元谷まで降りてきました。
北壁を見上げると、少し茶色の筋が垂直に伸びていました。多分、それが朝聞いた崩落の跡なのでしょう。
見事な神社です。屋根が木で葺かれています。檜皮葺というのは偶に見ますが、板葺きは初めて見るような気がします。
大山寺。本堂に参拝して、鐘も撞かせて貰ったのですが、写真を撮っていませんでした。
栗島さん撮影。
寺から石が敷き詰められた道を10分で、無事民宿に戻ってきました。下山の報告をしてから次の宿泊地たつの市に向かいました。
蒜山高原サービスエリアから見た大山。
その右に蒜山が見えました。
左から、上蒜山、中蒜山、下蒜山。
少し、早めに瀬戸内海に面した民宿に到着。ここで瀬戸内の海の幸を堪能しながら山歩きの疲れを取りました。翌日は、海沿いの道の駅で買い物をして、姫路城で観光です。私は初めての姫路城です。スケールの大きい白だったのですが、観光客に外国人が多いのに驚きました。
この後は、山陽・名神・中央・圏央道の各自動車道を経由して、21時頃に小山に無事戻りました。
山歩きの楽しさ以上に、とにかく、トラブルなく無事戻れたことがなにより良かったと思います。剣山は少し残念でしたが、石鎚山・大山では十分楽しく山歩きできました。
剣山は来年にでも再挑戦(縦走で)したいと思っています。
花
イワカガミ。このあたりはシロバナが多いようでした。
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2合目~