剣山に引き続き、5月10日は石鎚山に登りました。前日に成就社に入って、早朝から歩き始めました。晴天で楽しい山歩きとなり、天狗岳まで行くことも出来ました。
5人旅です。
四国最高峰。天狗岳。
ルート数値
天気:晴れ 距離 9.9Km 累積標高 +1,180m,-1,180m 所要時間 7時間30分(休憩込)
行程 成就社5:10 – 試しの鎖下6:35 – 7:05前社森休憩所7:20 – 夜明峠7:44 – 8:15二の鎖元小屋8:25 – 8:55弥山山頂部9:15 – 9:30天狗岳9:42 – 10:02弥山山頂部10:15 – 10:33二の鎖元小屋10:50 – 夜明峠11:11 – 前社森休憩所11:25 – 12:40成就社
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート
経過
9日、剣山を下山して石鎚山へ向かいました。いよ西条ICをでて、川底にきれいな青石が多い川沿いを進むと、ロープウエイ駅の駐車場に到着。ロープウエイ最終が17時なのでそれに遅れると悲惨だったのですが、なんとか16時頃に駐車場に到着しました。今晩の宿泊と明日の登山用意をザックに押し込んでロープウエイに乗りました。
山頂駅から成就社まで軽トラでも運転できそうな広い山道を約20分歩きます。
宿泊手続き後、成就社本殿を参拝。ご神体(石鎚山)は雲に隠れていました。
翌朝は5時過ぎに宿をでました。成就社を改めて参拝して、出発です。最初は八丁坂を下ります。10数分で遥拝所の鳥居に到着。山へ登頂できない信者はここで遥拝するそうです。
登って行くと、岩が濡れていました。滑らないように手に力が入ります。
試しの鎖は前社森に掛かる鎖です。その山頂には祠がありました。
上りで腕力をかなり使ったので、用心の為に簡易ハーネスをセット。万一、疲れたらスリングを鎖に絡めて休憩するためです。
下りでは岩が乾いていて、途中休憩が必要になるような局面はありませんでした。最後の段差も難なく下りられました。
ここで、Kさんがストックが無いと言い出しました。それを探しに、Mさんが前社森へ上り、Kさんが巻道で鎖場下へ向かいました。
休憩所前から、前社森ピークを振返ります。結構厳しいピークです。
結局、ストックはクサリ場下に忘れていたようです。今回の山行ではこれ以降「出発前チェック」が合い言葉になったのですが、それでも忘れ物が頻発しました。メンバー全員ボケボケ状態です。この後の鎖はパスすることにしました。今日は下山後、大山の登山口まで行くので少しでも早く下山しようという事になりました。
石鎚山山頂部がきれいに見えてきました。左から弥山、天狗岳、南尖鋒。
夜明峠南西のピークを巻くと、山頂部が一段と大きく見えました。二の鎖小屋が見えます。
右手にトイレ・休憩所があります。新しく、トイレもきれいです。
休憩所。積雪時には2階から入ることが出来るようになっています。
左手は信者さんが利用する休憩所です。まだ内装の工事中でした。その前でゆっくりと休みました。
二の鎖もパスして迂回路を進みますが、階段ばかりの迂回路です。その階段の下は急傾斜・絶壁で、階段が無ければ歩けない場所です。昔は鎖道だけだったのでしょうね。階段も手すりがあるので安心して歩けますが、手すりが無ければ怖がりの私には歩けないでしょうね。鎖の方がましです。
山頂近くまで登ってきました。振返ると昨夜泊まった成就社が見えました。
山頂では1年に一度の大がかりな荷物搬入で、何度もヘリが往復していました。
弥山山頂部から天狗岳。
岩は割と滑らなかったですが、北側の絶壁に近づくのは怖いのでできるだけ南寄りに進みました。一部、灌木の縁を歩いちゃいました。ごめんなさい。
天狗岳から弥山。
山頂からの眺望。
瓶ヶ森。風格があります。一度、稜線を辿りたいものです
天狗岳左。白く光っている建物が見えるのが土小屋です。その背後に岩黒山が尖って見えます。
宿に預けた荷物を引き取って、ロープウエイ駅へ向かいます。
駅上の広場から瓶ヶ森。
下山後は、しまなみ海道経由で次の大山へ向かいました。
花