尾出山へ行ってきました。大荷場木浦沢林道切通からの往復です。このルートで一番の眼目は尾出山西斜面ですが、何とか這い上がることができました。尾根の北部分ではミツバツツジが、尾出山近くになるとアカヤシオが増えて、山頂北側では見事なアカヤシオを楽しむことができました。
3人旅です。
尾出山山頂近くのアカヤシオ。奥に皇海山。
ルート数値
天気:晴れ 距離 11.1Km 累積標高 +1,140m,-1,140m 所要時間 7時間15分(休憩込)
行程 大荷場木浦沢林道峠8:08 – 8:43谷倉山へ尾根分岐- 10:21 804m地点 – 11:40尾出山山頂12:20 – 13:36 804m地点 – 14:54谷倉山へ尾根 – 15:22 林道峠
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート
経過
小山から粕尾経由で大荷場木浦沢林道切通へ到着。1.5時間かかりました。林道の状態が少し気になっていたのですが、大きな落石はなく、通行に支障はありませんでした。切通の路側帯に駐車しました。ここから南に延びる林道はゲートで塞がれていますが、このゲートには鍵は掛かっていませんでした。この林道を進むと百川林道につながるのでしょうか。
林道を数分歩くと、尾根が近くなったのでここで尾根に取付きました。
歩きやすい尾根です。藪はありません。ポツリポツリとアカヤシオが咲いていますが、ミツバツツジの方が優勢でした。
急傾斜。細尾根がでてきました。帰路では滑って上るのに苦労した場所もあります。
尾根に標識がありました。標高778m地点南東のコルです。
「右百川ヲ経テ発光路ニ至ル」北東斜面には山道跡が見えました。一度辿ってみたいものです。
標高804m地点北西の小ピークに小さな祠がありました。「岩戸神社」だそうです。明治30年が記されていました。
伐採地。ここで、少し右に方向を変えなくてはならないのですが、直進しそうになりました。
緩やかな尾根が続きます。右側に金網があります。その右は植林地ですが、あまり手入れはされていないようです。
820mピークへの上り。急な斜面ですが、トラロープがありました。下りでは使わせてもらいました。
820mピークでは右に90度折れます。そこにはピンクテープがありました。下りの時はそのテープが良い目印になります。尾出山が見えました。北側にアカヤシオの群落が見えました。楽しみです。
左側にピンクテープが見えました。踏跡は直進・左側同じように濃厚です。テープにしたがって左に回り込みました。
急な斜面には所々には捕まれる木があるのですが、木が無い場所では土を掴んだり、押したりして這うように上りました。10数分の格闘で山頂に到着。
アカヤシオの後ろに、今日は風があるので、遠くの山も見えます。右は粕尾峠近くの地蔵岳。中央奥に皇海山が見えます。
横根山がゆったりと横たわっています。この山容は大好きです。でもこの山は遠くから眺める山です。
山頂でゆっくりと休んで下山開始。急傾斜の下りはストックでバランスをとって下りました。
復路でも、アカヤシオが気になります。
緩やかな尾根を進んでいるときに、脚がピクピクしだしました。痙攣の前触れです。久しぶりに芍薬甘草を服用しました。そのおかげなのか最後まで痙攣は起きずに歩き通せました。
熊棚。
帰りは、秋山方面に下って葛生経由で帰りました。人気の蕎麦店の前を通るとまだのれんがでてたので、蕎麦を食べて帰ることにしました。あっさりしておいしい蕎麦でした。
花