2018年3月28日 角田山

新潟の花で有名な角田山へ行ってきました。灯台コースで上って桜尾根コースを下りました。雪割草・カタクリは丁度見頃でした。アプローチが遠いのが問題ですが、いい山でした。雪割草は正式にはミスミソウというようですが、ここでは雪割草で統一しています。
2人旅です。
雪割草とカタクリ

ルート数値
天気:晴れ 距離 6.2Km 累積標高 +840m,-840m 所要時間 4時間20分(休憩込)

行程 角田岬P 9:45 – 11:35山頂12:00 – 14:05角田岬P

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
MTさんが角田山への計画を出していたので、私も同行させて貰いました。雪割草を見に行くのだそうです。先日三毳山で見ましたが、規模が全然違うようです。
朝6時前に小山を出て、角田岬の駐車場に着いたのは9:30頃。非常に遠い山でした。
すでに多くの車が駐まっていますが、駐車場は広いので余裕があります。トイレもありますが、ペーパーは切れていました。

灯台コースは、海から山頂を目指します。まず、灯台へ。

風が強いからでしょうか、低山なのに木が少ないのです。

稜線から駐車場を見下ろします。海岸は海水浴場になるようです。

灯台。晴れているのですが霞が掛かっていて、佐渡は見えませんでした。

四等三角点。標高156.3mです。

ツバキが咲いていました。

灯台コースは最初、細尾根を上ります。

小浜コースの尾根が見えます。

標高190mあたりから雪割草が咲いていました。

おなじみイワスゲが登山道の至る所で見られました。

奥ゆかしい雪割草。

キクザキイチゲもたくさん見られました。

少し標高が上がるとカタクリも密集して咲いています。

登山道は緩やかになりますが、左右の斜面に花が咲いていて、カメラタイムが増えてきます。

なんと言っても雪割草がいいですね。


イチゲも微妙に、花の色、葉の形が変化します。

キクザキイチゲと昆虫。

ショウジョバカマ。

小浜コースからの合流がありましたが、標識の類いはなく、木の枝で塞いでいるような跡がありました。あまり推奨されていないコースなのかも知れません。
このあたりまでくると、花は見られません。これから咲くのかも知れませんが。
五ヶ峠からの合流地点。

標高457地点を山頂かと思いましたが、山頂はまだ先でした。
廃棄小屋の横を通過。

山頂に到着しました。小屋がありました。中にはストーブもあるようでした。

山頂は大賑わい。平日だというのに100人近い人が休んでいました。私たちも片隅で大休止。

休憩後、下山開始。桜尾根コース分岐にはそのコースの名前はありませんが、しっかりとした山道が分岐しています。

初めて見た花。キクバオウレンというそうです。雄株と雌株があるそうなのですが、花の中央に茶色のものがある株とない株がありました。


ショウジョバカマ。灯台コースでは数株しか見えませんでしたが、こちらにはたくさん見られました

小型のムラサキケマンかと思いましたが、ミチノクエンゴサクというのだそうです。たくさん見られました。

初めて見た花。ナニワズ。

ヤマネコノメソウ

登山道の両側は、カタクリ、雪割草、イチゲがあふれていました。特に西斜面に多いようです。

雪割草はいろんな種類があるようです。
白い雪割草。


花弁数の混在。きれいないろです。

花弁が八重のようになっています。

桜のような花弁。

丸い花弁。

枚数が多いですね。

白とピンク。

ムラサキで縁取りされています。

縁取りの幅が広いのか、ムラサキに白の筋があるのか。


ピンク

花弁の枚数もいろいろとあるようです。これは7枚。

これは6枚。

花弁の形もいろいろ。これは丸みがかっています。

紫系。





花弁5枚が混じっています。取れたのかな。

色のミックス。陽の具合で色は微妙に変わります。それを撮り分ける力は私にはありません。

濃い紫。

最初は濃い色が次第に薄くなるのでしょうか。

キクザキイチゲ。

カタクリはたくさんあって、変化も少ないので写真はあまり撮っていません。

登山道脇に笹が増えてきましたが。そのなかにも花が咲いていました。

標高が下がってきても多くの花が見えました。この辺りからは、植え替えしたような株が多く見られました。

雪割草。





無事下山しました。コースタイムの倍以上の時間が掛かっていました。

今回は、灯台コースから上りましたが、花を見ると言うことでは桜尾根コースから上った方がより楽しめたかも知れません。
MTさんは途中でカメラのバッテリーが弱くなって、思うように写真が撮れず残念がっていました。この山に来るときは予備のバッテリーも持った方がよさそうです。

帰路で、六万騎山に立ち寄りました。その山の周辺は平地でも50センチ近い雪が残っているのですが、登山口近くの斜面は雪が融けて雪割草がきれいに咲いていました。しかし、少し上るとカタクリは咲いておらず、もう少し待つ必要がありそうです。






イチゲ

カタクリ

カテゴリー: 信越 パーマリンク

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