2018年3月24日 桐生大茂~白萩山~残馬山周回

桐生の大茂から忍山川上流を周回して白萩山・残馬山・寄日峠を周回してきました。花には早かったのですが、寒さもなく、風も少なかったので、尾根歩き楽しむ事ができました。4人旅です。
下り尾根から残間山を振返る

ルート数値
天気:晴れ 距離 11.6Km 累積標高 +1,210m,-1,210m 所要時間 7時間(休憩込)

行程
大茂(だいもん)駐車地8:20 – 大茂峠9:08 – 847.7三角点9:55 – 11:22白萩山11:28 – 12:46残馬山13:06 – 830ピーク14:15 – 14:58寄日(よっぴ)峠15:04 – 15:20大茂駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色ルートが今回歩いたルート

経過
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6:30に出発して、大茂には8:10頃に到着しました。宿屋跡前の空地に駐車させてもらいました。

大茂沢を平成26年に造成したという簡易の林道を進みます。宿屋の風呂跡が覗けました。ミツマタが咲いていました。

樹林の中に砂防ダムがありました。薄暗い場所の砂防ダムは少し異様です。動き出しそうです。

滑りそうな丸太橋を渡ります。私はこういう橋は苦手なので少し上流を徒渉(一跨ぎですが)しました。

そのまま林道を進むと、こんな場所にでました。
私たちは柵を上りました。縦杭に掴まってなんとか上れました。柵の上からはできだけ右側を慎重に上りました。足下が不安定なので歩きづらいですが。でもこんな人工の斜面をどうして作ったのでしょうか。

斜面から振返ると下山で歩く尾根が見えました。窪んだ部分が寄日峠です。

人工斜面を登るとすぐ、忍山トンネルに続く林道に出ますが、その林道へは進まずに植林地の緩やかな谷に入っていきました。

10分ほど上ると、峠がみえてきました。大茂峠です。

峠からは尾根を歩きます。

30分ほど歩くと、本日最大の難関らしい急な上りの下につきました。ひとまず休んでエネルギー補給します。
三角点ピークへの急な上りを下から見上げました。

傾斜はかなり急なのですが、岩が多いのでそれが安定したホールドになり、樹木もそれなりにあるので、白岩山神社後方の上りよりはずっと安心して上れました。

847.7m三角点ピーク。2年前にも立ち寄っていますが、その時はここから鍋足集落方向へ下りました。

樹間に鍋足沢の頭が見えました。

険しい大岩にぶつかりました。大岩の西側を通過できます。

この大岩の中程の岩棚にカモシカがいました。我々を不思議そうに眺めていました。

この大岩の左側にも岩があり、それに上ると眺望が開けます。中央は鍋足沢の頭です。

先ほどのカモシカがまだ私たちを見ていましたが、岩の上によじ登って、去って行きました。

標高1003地点で少し休憩。北側に少し雪が残っていました。一昨日に降ったものでしょう。

白萩山南の岩場。そのまま上りました。

白萩山に到着。以前は岳山の山名板もありましたが、今回は見られませんでした。

標高1003地点ピークの手前でルートを間違えました。ピークに上るのが面倒なのでトラバースしようと斜面を回り込むと違う尾根に乗ってしまいました。結局ピークに上り返す羽目になってしまいました。トラバースするときは地図でよく確認する必要があるのですが、時々このようなチョンボをしてしまいます。

標高956地点付近。

残馬山が見えてきました。

大きな糞。熊でしょうか?

残馬山手前の急登で少し眺望が開けました。袈裟丸山・皇海山・白根山が見えます。

残馬山到着。

三角点あり。

山名板

山頂近くで大休止してから寄日峠を目指しました。
少し下りた所で下山する尾根が見渡せました。右側が寄日峠へ続く尾根です。

そこから左に進む赤テープがありました。狭い尾根を下りていましたが。
私たちは右手に下りて主尾根を進みます。
大岩にぶつかりますが、右に下りて迂回できました。

少し藪っぽい場所がありました。

マンサクの花が咲いていました。

新しい植林地に出てきました。鹿の害に最初は緑の網を張り巡らしていたのでしょうが、効果が無かったのか金属柵に変えたようです。

この先で、左側は崖で右側は金属柵になっている狭い足下の安定しない斜面があったのですが、金属柵に掴まって上りました。
上った先で休憩。
南にこれから進むピークが見えていました。

振返ると、残間山が見えていました。

先ほど歩いた標高1003ピーク。

右に少し飛び出したピークが朝カモシカに出会った大岩のあるピークです。左後ろに鳴神山が見えます。

830ピークに到着。桐生市基準点がありました。

標高750m辺りまで下りてくると、林道跡らしい道がでてきました。地形図に実線で記されているものらしいですが、道の真ん中にかなり太い木が生えています。もう数十年使われていないのでしょう。

そこからはその林道を歩いて行きました。ところが、その道から分かれる地点を間違えて、またルートミス。大茂へはそのままその尾根を下りた方が早かったのですが、寄日峠に寄りたかったので強引にトラバース。すると尾根手前で山道に遭遇したのでその道を下りました。
無事、寄日峠に到着。

峠に、石祠がありました。寄日集落側を見ているのでしょう。

峠にはツバキが咲いていました。しかし、数本椿が枯れかかっていました。何故なのでしょう。

峠からは林道を西に下ります。

この林道はジグザグに高度を下げていきます。ザレ場なので、落石が多く今は使われていないようです。途中からはコンクリート舗装されているのですが、急傾斜なので慎重に進まないと落葉で滑りそうです。雪があれば絶対に下れないような傾斜です。どんな車が通ったのでしょうか。
無事、忍山川沿いの林道に下りてきました。約7時間の山歩きでした。途中、他の登山者には会いませんでした。

下山後は、足利の地蔵の湯で汗を流して帰路につきました。

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