2018年3月11-12日 上高地(スノーシューハイク)

 登山ガイドツアーで上高地へ1泊2日のスノーシューハイクに行ってきました。12日は好天に恵まれすばらしい景色を楽しむ事ができました。ただ、スノーシューを楽しむという点では、時期が少し遅すぎたようです。上高地は着実に春になりつつあります。
4人旅です。
青空に映える穂高

ルート数値
11日 天気:曇り 距離 11.3Km 累積標高 +630m,-420m 所要時間 6時間5分(休憩込)
12日 天気:晴れ 距離 11.8Km 累積標高 +310m,-520m 所要時間 5時間30分(休憩込)

行程
11日 釜トンネル南口10:20 – 上高地トンネル北口11:00 – 11:30大正池ホテル横11:37 -(休憩30分) – 12:55バスターミナル13:10 – 14:50明神池15:20 – 15:25宿泊地
12日 宿泊地7:55 – 明神8:05 – 9:10小梨平/河童橋/バスターミナル10:15 – 田代橋10:48 – 11:52大正池ホテル横12:30 – 上高地トンネル北口13:00 – 13:25 釜トンネル南口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色が今回歩いたルート。トンネル内はGPS捕捉できないのでマニュアルで追加。

経過
参加者専用ページはこちら

登山ガイドNさんからのメールマガジンで上高地スノーシューツアーを知り、急に雪の上高地を歩いてみたくなってツアーに参加することにしました。このメルマガをいつから受信するようになったかは忘れましたが、Nさんはいろいろと山の情報・装備の情報を発信しているのでそれを得るために登録したのだと思います。
ただ、応募してから悩みました。まず、沢渡までの車の往復が一人旅では眠くなりそうです。当日朝の集合時刻に間に合わせるには朝5時前に家を出なくてはなりません。駐車場での車中泊も考えましたが、寒そう。結局沢渡の宿を予約しました。そして一番の問題は雪です。前週の天候が悪すぎました。暖かくなってかなりの雨が降りました。これでは雪原歩きを楽しめるのだろうか。

沢渡に前日到着すると、宿の周辺は雪は残っているのですが量は少いような気がしました。気温も低いようには感じません。翌朝、ゆっくりと準備。集合場所で冬靴に履き替えて待ちました。
ガイドのNさんは参加者の二人の女性(Iさん、Hさん)と松本で合流して沢渡へやって来ました。予定より少し遅れてタクシーで釜トンネルへ向かいます。タクシーには4人の荷物がトランクからはみ出して閉めることはできませんが、ゴムバンドで固定しました。釜トンネルまで道路には雪も凍結箇所もありませんでした。
トンネル前で、最終の身支度をして出発です。簡易トイレがありました。私は使用しなかったので状態は不明。

トンネルは11%の上りです。所々暗い場所がありましたが、最低限の明かりがあるのでヘッドランプは不要でした。しかし、不測の事態に備えてヘッドランプは持参すべきでしょう。

約25分で釜トンネルをでると、次の上高地トンネルが見えています。

左手に焼岳が少し見えていました。

15分で上高地トンネルを出ました。今日は日曜日なので工事車両の通行はありませんでした。
道路は除雪されています。

工事事務所の分岐の先で穂高が見えてきたのですが、そこからは除雪はされているのですが、道路は凍結しており、慎重に進みました。

治山運搬路の分岐の先の橋で工事をしているようです。除雪されていたのはその現場まで。橋の先では雪崩が発生していて、直進できません。私たちは踏跡に従って、橋の片隅に掴まって少しおりて進みました。

大正池と穂高。曇っています。

大正池ホテル手前の雪崩。上を乗り越えます。

大正池ホテル横の空地では、クライマーが休んでいました。中千丈沢でアイスクライミングをするのだそうです。
雪崩跡はその先にもありました。いつ頃発生したものかは不明ですが、多分、先週あたりでしょうか。大体は道路までに到達していないのですが、数カ所跡を越えて進む場面がありました。
田代池の北東で休憩してエネルギー補給。そこからはスノーシューをはきました。雪はしっかり固まっているのですが、所々で踏み抜く場所があります。
バスセンターに到着。駐車場を直進しました。

冬期トイレはこの裏手。1箇所のみ。

河童橋。

河童橋を渡って、善六沢を渡ったところで、スノーシューを脱ぎました。遊歩道では無く運搬路を進みます。

岳沢湿原。

岳沢を渡ります。

歩きやすい運搬路を進みます。

大きな氷の塊が雪崩れていました。

左上に氷瀑があって、それが崩落したようです。道のように見えますが、氷塊が転がり落ちてきた斜面です。

崩落箇所を撮っている同行者。私は怖がりなので早々に通り過ぎましたが。

明神池の下流。

流れを見る同行者。

穂高神社に入っていきます。

嘉門次小屋。
屋根の雪は滑り落ちているようですが、橋の上には厚い雪が残っています。大丈夫なのでしょうか。

穂高神社奥宮。

参拝して奥の池に入っていきました。一之池。少し晴れてきました。

明神岳。

二之池

霞沢岳。

明神岳。

陽が差してきました。


池の西側に廻りました。雪が木橋に乗って歩きづらい場所があります。
池の出口あたり。

神社近くの宿に入りました。ランプの宿で、冬期は電気は使わないそうです。
不便な点も多いですが、豆炭のアンカで暖かく眠ることができました。
Nさんはブーツのインナーソールを取出して部屋で乾燥していました。靴を乾燥するという目的もあるのですが、間違って靴を履かれないようにするためだそうです。私もこれから真似ようと思います。

翌朝、Nさんが周辺を散策するというので私も付いていきました。
朝焼けの明神岳。

一之池に写る明神岳。

霞沢岳。

一之池上流部。

宿に戻って、朝食。
さあ、出発。今日は雲一つない好天です。

明神橋を渡ります。

橋から見た霞沢岳。

橋を渡って明神岳。

明神から西へ。

明神岳がきれいにみえます。

梓川上流方向。

樹間に穂高が見えてきました。

写真タイム。

雪原を進む。

樹間に穂高。

小梨平に到着。

小梨平からの穂高。

河原の樹木の芽吹きはまだまだでしょうが、芽吹きの準備は進んでいるようです。

穂高で雪煙。

河童橋。東から。

河童橋に到着。
梓川と穂高。

河童橋と焼岳。

工事中のホテル。

バスターミナルへ川沿いに進みました。
振返ると明神岳と穂高。

バスターミナル横で小休止。
川沿いに西へ向かいます。
すると、右上の尾根でヘリコプターがホバリングを始めました。荷物は見えなかったのですが、なにかあったのでしょうか。西穂山荘あたりだそうです。
河原を進みます。焼岳が見事です。

振返って明神、穂高。

対岸に上高地温泉を見ながら進みます。

振返って明神、穂高。

田代橋から南へ進みます。

田代湿原。

雪はしっかりしているのでスノーシューは担いだままです。

河原が広くなっていました。クライマーが休んでいました。

穂高が少し遠くなりました。

大正池ホテルへの遊歩道。雪が厚く積もっているのですが、縁が溶け始めているのでうっかりすると滑落しそうです。

樹間の景色。

大正池と焼岳

大正池と穂高。

カメラマン達。

まもなく大正池ホテル。

ホテル横で休憩。
休憩後、雪崩れ跡を乗り越す。

この雪崩跡は右に回り込みます。前日、橋から下りた場所は足場にした氷の段差が工事で撤去されていたので上る事はできませんでした。それで、雪崩の端を這い上って道に上がりました。

工事現場は丁度昼休みでしたので、重機を気にすること無く通過できました。
そこからの凍結区間は慎重に小股で進みました。
凍結区間を過ぎて、ほっとしながら進みます。

上高地トンネルに到着。昨日は工事車両の通過はなかったのですが、今日は平日なのでダンプが何台も通過します。昼休みが終わった時刻なので特に多かったのかもしれません。

トンネル内。舞っているのはホコリかもしれません。私はマスクをしていました。前泊した時に宿泊者からホコリが凄いという情報を得ていました。

無事、トンネルをでました。バス停はトンネルをでて少し右に上った場所にあります。
バス停からトンネル方向。

14時発のバスで沢渡に戻りました。駐車場でみんなと別れて帰路につきました。
高速に乗って、最初の梓川SAで休憩。展望台から北アルプスの主峰が眺められました。朝ならはっきりと見えたでしょうが夕方近くなので少しボケていました。しかし、雪の山並みを楽しむ事ができました。白馬は真っ白でした。他のSAでも2回休んで、都度冷水で顔を洗って眠気防止としました。19時過ぎに無事帰宅。
翌日、腰が少し痛くなりました。いつもより重いザックでしたが、原因はそれでなく下山後の長時間運転のような気がします。

快晴のなか雪山の景観を楽しめたので良い山行でした。でもスノーシューを楽しむには時期が遅すぎました。適季を選択するのは難しいですね。先週の雨が無ければ雪質はよかったかも知れませんが、そうなると雪崩れに遭遇したかもしれません。とにかく無事楽しめたので良しとしましょう。

カテゴリー: アルプス パーマリンク

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