2018年3月3日 熊鷹山(白岩山神社)

 数年前より行ってみたかった白岩山神社にやっと行く事ができました。いくつか危険箇所があって慎重に歩きすぎたのでしょうか。翌日、久しぶりに筋肉痛になりました。でも、熊鷹山頂からの眺めも素晴らしく、充実した山歩きとなりました。
4人旅です。
白岩山神社。

ルート数値
天気:晴れ 距離 7.4Km 累積標高 +850m,-850m 所要時間 6時間(休憩込)

行程 熊穴橋8:30 – 9:05白ハゲ広場- 9:55曲沢出合10:05 – 10:55白岩山神社11:10 – 12:30熊鷹山13:00 – 14:30熊穴橋

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
黒色ルートが今回歩いたもの

経過

5-6年前には訪問者が多かった白岩山神社ですが、3年前の瀑泉さんの後には新しい訪問者の記事は見ないような気がします。私も数年前から行く計画を立てていたのですが、一人では行く気になれず、今回やっと先輩の同行を得て実現することができました。

熊穴橋に駐車。「ヤマビル注意」の看板を今回たくさん見ました。今まで熊鷹山に来るときはヒル対策をしていなかったのですが、これからは必要になりそうです。ゲート閉鎖は積雪の為だとか。

歩き始めてすぐ、林道が凍結している箇所がありました。中央部分は完全に凍結しているので、滑って歩けません。雪の白い部分を選んで歩きました。写真は凍結場所の先です。

約30分で白ハゲ広場に到着。

案内図。白岩山神社が載っていますが、図のように山道があるわけではありません。

今回計画して最初に心配したのは白ハゲ広場からの木橋です。かなり朽ちているのではないかと心配していたのですが、新しく付け替えられていました。前の橋の残骸らしきものが沢に落下していました。

その木橋を過ぎてからの沢沿いの道が最初の難関でした。雪が凍結しているのです。落葉がその凍結を隠しています。

白ハゲ沢を渡る橋も新しくなっていました。

三滝への山コースから分岐して白ハゲ沢コースに入ります。7年前に歩いた時にも怖かった記憶がありますが、今回も怖い思いをしました。白岩山神社コースの最難関場所と言えます。ザレ場斜面のトラバースです。ルートもハッキリしません。

ストック2本を使って三点支持で慎重に進みます。途中、足を置いた場所が崩れて冷や汗をかく場面がありました。ストックがしっかり刺さっていたので助かりましたが、そうでなければ、10メートルくらい滑落していたのでしょう。
やっと少し安定した場所に着きました。

トラバースを振返ります。

トラバースが終わって、沢に下りてきました。ほっとしました。

頼りない橋。7年前も渡りましたが、今回もなんとか渡ることができました。写真は振返って撮っています。

この橋は渡れません。7年前も渡れませんでした。手前を沢に下りて徒渉しました。

その橋の先に、神社への尾根が見えてきました。右が曲沢、左が白ハゲ沢です。

尾根に取付く前に、休んでエネルギー補給です。
尾根に取付きました。急な傾斜もあります。もう少し樹木の密度が高ければ歩きやすいのですが、致し方ありません。枯れ木が多いので要注意です。

最初の岩場が見えてきました。

少し左に回ってから上ります。

尾根が狭くなって、右手は大きく切れ落ちていました。高所恐怖症の私はあまり脇を見ないようにします。

慎重に岩場を上ります。この尾根の岩は浮いているものが多いので岩を選んで掴まなくてはなりません。

神社への最後の上り。有名なクサリがあります。

クサリに付けられた銘板。

クサリにはできるだけ力をかけないようにしましたが、最初少しお世話になりました。
白岩山神社に到着しました。檜に囲まれた神秘的な場所です。瀑泉さんが治した屋根は乗っています。
帰宅後気付いたのですが、瀑泉さんの写真に写っている鰐口が私の写真には見当たりません。どこに行ってしまったのでしょう。廻りを探せば良かったのですが、気付くのが遅すぎました。

神社の前。左下から上ってきました。

神社から林道が見えます。

神社前で少し休みました。
神社からの下りでは補助ロープ(7mm,30m)を出しました。懸垂下降するほどではありませんが、ロープがあると安心して下ることができます。

コルに下りると、また急な斜面を上らなくてはなりません。

足下の安定しないイヤな斜面を30分弱で上ると、小さなピークがあって、そこには壊れた石祠がありました。

そこからは快適な尾根歩きです。10分で熊鷹山の主稜線にでます。

前方に熊鷹山が見えてきました。

この先で本日唯一の登山者に会いました。
まもなく山頂です。雪を踏みしめて登って行きます。

山頂に到着。

展望台からは、見事な山々を見ることができました。何度か熊鷹山には登っていますが、これほどの眺望は初めてのような気がします。昨日、強風が吹いたのが良かったのかも知れません。
北東方面。横根山がどっしりと横たわっています。手前の林道が痛々しく見えてしまいます。

女峰山・男体山・白根山

白根山・錫ヶ岳・皇海山・袈裟丸

袈裟丸から赤城。奥に苗場山から佐武流山の白い尾根が見えていました。手前右端が根本山。

赤城。手前は三境山。赤城の左奥には浅間山が見えていたのですが、写真ではよくわかりません。

熊鷹山から丸岩岳への尾根。遠くに、秩父の山々が見えているのですが。

丸岩岳から奈良部山への尾根。遠くに丹沢があるはずです。

ゆっくりと休んでから下山開始。
一般登山道は1080mピークの手前で左に回ってピークを回避しているのですが、雪が残っているので歩きづらそうでした。それで、ピークを経由してから一般登山道に合流しました。

西沢口へのルートを右に見て、白ハゲ広場方向に進みます。
950mピークで、東に下って熊穴橋方向に進みます。落葉が多く、おまけにその下は湿って滑りやすくなっています。ストックでバランスを取りながら下ります。これが結構脚に堪えるのです。

正面には陣地が見えていました。

途中、ルート調整して下って行くと、植林地に入りました。倒木や伐採木がそのままになっていて邪魔になります。最後はかなり傾斜が急になりました。

林道直前で左に回り込んで下りました。急傾斜なのですが、倒木があるので足がかりにはあります。私は足を倒木にひっかけて転倒してしまいました。なんとか林道におりました。下りてきた場所を見上げました。

しかし、林道からみると、回り込まずに直進してから崖を下った方が良かったのかも知れません。崖の上にピンクテープが見えたので歩く人がいるのでしょう。
無事、熊穴橋に到着。
帰路で蓬山ログビレッジに立ち寄って、閉店間際の蕎麦を食ってから、「よもぎの湯」で汗を流しました。
今日は沢コースのトラバースや、落葉の下り、植林地内の急傾斜でストックをフル活用したので、腕の筋肉が大いに疲れました。翌日も筋肉痛が残っていました。

多分2度と白岩山神社へ行くことはないでしょうね。沢コースのザレ場のトラバースが一番の問題です。数十年前には沢でワサビを栽培していたので、作業道として使われていたと思うのですが、今はわずかのマニアが歩くだけなんでしょうね。もっと沢沿いを歩けないのでしょうか。今度、三滝にいく事があれば確認してみましょう。
神社を目的とするなら、稜線から下るのが安全かも知れません。下り口を慎重に判定する必要がありますが。でも、行くことはないかな。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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