先週松原大橋まで歩いたので、今度はそこから三国橋まで行って、渡良瀬遊水池の東部を周回してきました。曇っていて、山ははっきりとは見えなかったのですが、遊水池の規模を感じながら歩くことができました。
1人旅です。
ルート数値
天気:晴れ 距離 22.5Km 累積標高 +240m,-240m 所要時間 6時間15分(休憩込)
行程 ふるさと公園8:05 – 10:05 煉瓦窯跡 10:10 – 11:10 三国橋 11:17 – 12:35 野渡橋 – 13:20 新赤麻橋 – 14:20 ふるさと公園
経過
1分で堤防に上がれます。曇っていて展望は良くありません。
左に赤城、右に袈裟丸が見えているのですが霞んでいます。手前は三毳山です。
日光の山々も霞んでいますが、袈裟丸~皇海山~白根山~男体山を確認することは出来ました。
南の遊水池では大規模な工事をしていました。帰りはこの現場の東の道を戻ってきました。
ここからが思川なんですね。渡良瀬川との合流地点よりは1Kmぐらい上流だと思うのですが。
このあと、松原大橋を東に渡りました。
その後、思川左岸を南に進みます。住宅地内の道を進みました。
その前を歩いたからでは無いでしょうが、次第に便意を催してきました。「のぎ水辺の楽校」という標識に期待して右折すると、「思川浄化センター」という施設があって、そのなかに東屋・トイレがありました。
少し休んでから、舗装道に戻って南に進みます。墓地の先に野木城跡の標識がありました。奥に入っていきます。
谷に下りる道と、段丘に上る道に分かれます。城跡を目指して段丘へ進みました。
そこは麦畑でした。2つの谷に挟まれた舌状台地ですから、築城には好適地だと思えます。ただ、何の標識もありませんでした。木の茂った場所とこの段丘の間には谷が入っています。
先ほどの分岐に戻って、谷を進むと河川敷内の道にでました。その道を南に進みました。
東側は5-6mの崖です。適当な場所をよじ登って野木神社に向かいたかったのですが、段丘の上にはフェンスが見えたので諦めました。野木神社に立ち寄って、今年の初詣見たフクロウを再度見たかったのですが、残念です。
その道を15分ほど歩くと野渡橋への道にぶつかります。その道を左折して段丘に上ると、大きな乗馬クラブとレンガを焼いた窯跡があります。窯跡は公園になっています。
その神社のそばには大きな寺院があります。浄土宗光明寺と曹洞宗満福寺です。
光明寺。創建時は時宗だったそうですが、戦前に浄土宗に変わったようです。
満福寺。すぐ西が堤防で、遊水池を歩いているときにもこの寺の屋根がみえました。
住宅地を南に進むと、右にお堂が見えました。地蔵様も鎮座まします。十九夜という石碑がありますが、それは地域の女性の集まりだったそうです。安産などを祈願したそうです。夜、地域の女たちがお堂に集まって、つらい毎日の憂さ晴らしに、おしゃべりを楽しんでいたのかも知れません。
その神社の前から堤防にでました。河川敷にはゴルフ場が広がっています。
堤防上を歩こうと思っていたのですが、そこは立ち入り禁止でした。先はコンクリートで覆われているように見えます。帰宅後、調べるとこの堤防は越流堤といって、大洪水が起きたときにここから内側の調整池に川の水が流れ込むように設計されているようです。越流堤は渡良瀬遊水池には4ヶ所あります。
堤防を下りて、河川敷の道を進みました。かなりゴミが多いです。困ったものです。途中、川の淀んだ流れを見ながらおにぎりを食べました。
橋の中程まで進んで北を見ると、思川・渡良瀬川の合流地点が見えました。
堤防に上がりました。
南東に、窯跡の煙突。古河駅前の高層マンションが目立ちます。
雪山は見えません。雪山が見えたらすばらしい眺めでしょうね。赤城から日光連山まで見えるはずです。見えているのは大平山です。
橋を渡ると、前に第2調整池が広がります。こんな広い池が満水になるような事はあってほしくありません。
堤防上の道に「わたらせ川」の文字。いったい誰に教えているのでしょうか。日本語の読めるUFOに教えているのかもしれません。
第2排水門。もし、大洪水で第2調整池に水が貯まったときに、洪水が収まってから、少しづつ排水するのだそうです。
遊水池内の道にはこんな注意書きがあります。確かに、堤防上の道でもガードレールなんかはありませんし、道路標識もありません。従って、ドライバーが注意して運転する必要があります。問題が発生して通行禁止にならようにしたいものです。
すごく広い道がありました。向こうに、下生井側の堤防が見えてきました。工事現場の横を通って堤防を上ればすぐ駐車場です。
今日も足裏が堪えました。アップダウンがほぼ無いようなルートなのに舗装道が多いからでしょう。
渡良瀬遊水池周辺を完歩するには後2回ぐらい必要かも知れません。
次回は、晴天の時に歩きたいと思います。