2018年2月14日 小山周辺探訪03(観晃橋~松原大橋)

 昨年2回思川周辺を歩いています。今回は3回目です。観晃橋から松原大橋まで、思川両岸を周回してきました。周辺の神社などを訪問しながら歩く予定だったのですが、時間オーバーになりそうだったので、途中からは寄り道なしでひたすら歩くことになってしいまいました。高低差は少ないですが、距離だけはしっかりあるので、大いに疲れました。
1人旅です。
堤防横の水神社。

ルート数値
天気:晴れ 距離 28.7Km 累積標高 +180m,-180m 所要時間 7時間45分(休憩込)

行程 市役所P 7:45 – 8:16小山大橋下 – 8:50石の上橋下 – 9:15新間中橋下 – 10:25 小山市博物館 10:50 – 11:50 松原大橋 12:00 – 13:08乙女大橋 – 13:30網戸大橋 – 14:04 新間中橋 – 14:33 石の上橋 – 14:58小山大橋下 – 15:30市役所P

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過

市役所の駐車場から思川にでると、写真ではよく見えないのですが、日光の山々がきれいに見えました。

小学校の西の堤防を南に進みます。この先がどのように続いているか少し不安でした。

思川左岸。段丘端の崖の下に遊歩道が続いていました。ほっとします。

遊歩道を少し進んでから、階段を上ると、「長福城趾」標識がありました。そちらに寄ってみましょう。

城趾は小さな公園になっていました。

そこからは、住宅街の細い車道を進んで、西林寺まで来ました。清楚な感じの浄土真宗らしいお寺です。

寺の横にある墓地の脇を川に下りていきました。
思川大橋(国道50号)です。交通量の多い橋です。

川沿いの道は一部凍結していました。

凍結した道を進むと、急に河川敷が広がりました。

左に堤防を上って、その先の崖の踏跡を少し登ると、鷲神社にでました。

面白い看板がありました。大便して「オチンチンが腫れる」というのが不可解ですが、私の近所でも「お犬様」の被害が多いので、このような看板を出す気持ちは理解できます。でも、文決定の際には色々とあったでしょうね。私は嫌いじゃないですよ、こういう看板。大好きとは言いませんが。

神社の参道は結構長く、きれいに整備されていました。鷲神社の入口。私は裏口から入ってしまいました。

その先で、竹林の脇を川に下りていくと、大きな空堀がありました。鷲城の遺構なのでしょう。

川へ下りていったのですが、出た場所は大きな公園でした。丁度、トイレがあったので借りました。

公園から思川にでると、石の上橋があります。

橋の下を通ってから土手に復帰すると、小山中央清掃センターがあります。

富士山が見えました。八ヶ岳も赤岳~天狗岳あたりまで、真っ白な姿を見せていました。

堤防は続きます。植林されているのは思川桜です。オーナー制度があって、募集の都度、希望者が殺到するそうです。右下の空地で、ラジコンヘリコプターを試運転しているおじさんがいました。

新間中橋の下をくぐって進みました。

すると、ダンプカーの交通量が多い砂利道にでました。砂利の選別をしている工場があります。工場の脇の道を東に入っていきました。
南東に進む道に沿って、段丘を上ると、こんもりとした森が見えたのでそちらへ向かいます。

浅間神社です。古墳の上に乗っているようです。その古墳は千駄塚古墳というそうです。

神社に参拝しました。屋根が先の震災で被害を受けて修理できないでいるようです。

住宅地を南に進みました。

間々田中学横の公園にでました。公園内の歩道を進みました。

間々田八幡宮。境内に相撲場があります。

八幡宮からも住宅地の車道をかなり歩きました。少し、暑くなったので体温調節。
立派な寺院がありました。

その前が、乙女瓦窯跡です。その先に、小山市の博物館があります。そこでトイレを借りて、瓦窯跡でゆっくりと休んで腹ごしらえしました。

その先も、神社などに寄り道しながら進む予定だったのですが、そのままでは、帰宅予定時刻を大幅にオーバーしてしまいそうです。寄り道せずに、直進することにしました。
博物館から乙女小学校方向に進んで、そこから田んぼの中の道を進みます。右に、思川の堤防が見えます。先に見える建物は「排水機場」です。

排水機場で堤防に上がると、道は、段丘に上っていきます。それでは遠回りになりそうだったので、河川敷に下りて砂利道を進みました。

河川敷の竹林の脇を進むと、砂利採取している場所にでました。

段丘に上って、段丘端の林の中の道を進みました。

馬頭観音。刻文がきれいに残っています。

小さな橋。仮橋なのでしょうが、車も通行しています。

その先は通行禁止になっていました。左に進んで段丘上にでます。

住宅地の車道を進むと、庚申塔・石塔がありました。

予定時刻を40分ほど過ぎて、松原大橋に到着。寄り道していたら、90分ぐらい遅くなっていたかも知れません。

松原大橋を渡ってから、思川右岸を北進して駐車地に戻ります。

日光連山がきれいに見えます。

こんな標識がありました。今回は、1.0Kmから0.5Kmごとに2.5Kmまで確認できました。

下影地区の水神宮。川沿いの集落には、神社がたくさんあります。洪水除けの神社が多く、集落の守護神と思われます。

渡良瀬川から2.8Kmの地点で、河川を管理する組織が変わるようです。これより下流は国交省、上流は栃木県の管理なんだそうです。


八雲神社

水神宮。

堤防では日当たりが良いので、菜の花が少しですが咲いていました。

乙女大橋。

また、思川桜が植えられていました。堤防拡張工事の済んだ場所だけに植えられているようです。

網戸神社。

網戸大橋。

こんな看板がありました。この橋の長さが634mのようです。高さと横では同じ数値でも全然感覚は異なると思うのですが。いろんな事をこじつける人がいるものです。今回、私が歩いた距離は28Kmですが、エベレストの標高8848mを「感じてみよう」といっても1%も感じることはできません。

白山神社。

新荒川排水機場。

新間中橋。

塩沢の排水機場

井ノ上橋。歩道用に井ノ上さくら橋が並行しています。

思川大橋が見えてきました。まもなくゴールです。

この辺りは、堤防の川寄りにも立派な畑があります。所有はどのようになっているのでしょうか。

この国道50合の下を通って北へ行けます。

排水門。2年前の洪水では、ここから水を排水できませんでした。思川主流が逆流したようです。

左に白鴎大学。河川敷には野球場・サッカー場・テニスコートなどがあります。

観晃橋。やっと戻ってきました。

無事、市役所駐車場に戻ってきました。足はパンパン状態。後半、ひたすら歩いたので、汗もかきました。
良い運動になりました。今回寄れなかった場所には、機会を見て行くことにしましょう。
小山も神社・寺院などが結構あります。特に思川の西側では洪水から集落を守るために神様に頼りながらもしっかり生きてきた庶民の根強さを感じます。再度、じっくりとかみしめたい物です。
次回の探訪は渡良瀬遊水池です。

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