2018年1月20日 かまど倉・川化山

鹿沼のかまど倉・川化山へ行ってきました。大岩上りと懸垂下降で時間はかかりましたが、楽しい岩歩きでした。
5人旅です。
かまど倉南壁のルンゼに向かう。

ルート数値
距離 8.6Km 累積標高 +820m,-820m 所要時間 7時間30分(休憩込)

行程 駐車地 8:35 – 10:45 かまど倉岩場下 – 12:25 かまど倉 13:00 – 13:55 川化山 14:05 – 14:20 懸垂下降地点 15:05 – 15:35 林道へ – 16:10 駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
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前週に続いて鹿沼の岩稜です。ネット情報ではかまど倉南の大岩、川化山南東尾根の下りで難所があるようです。ベテラン諸氏に同行願えると言うことで山行決定。
もし同行願えない場合は柿沢に駐車して、川化山・かまど倉・羽賀場山・マルボ山の周回に切り替えるつもりでした。
遠部神社入口前の空地に駐車させて貰いました。
神社入口です。

動物保護金網を開けて中に進みます。もちろん、金網はきれいに閉じておきました。
神社への階段。かなり滑りやすい階段でした。右側に庚申塔があります。

神社。祠の中に「遠部神社」と書かれた物が見えたので、多分遠部神社なのだと思います。

神社の左手から入ったのですが、藪が正面に立ちはだかったので、右に巻いて登って行きました。

振返ると先週歩いた次石山がきれいに見えていました。

サカキの多い斜面を登ります。左手の尾根には大岩が見えました。

主稜線にでるときれいな歩きやすい尾根でした。

尾根にはしっかりとマーキングがあります。岩にペンキの○マークがありますが、これは下山尾根にもありました。

標高470m辺りの岩。岩にも○マークがあります

問題の大岩に到着。大岩というより、岩山です。この大岩は右に大きく巻くことができます。踏跡が見えました。しかし、今回は大岩上りに挑戦します。

ネット情報を参考に、少し右に入って、ルンゼを登ることにします。落葉が堆積した急な上りです。

リーダーがトップで登ります。我々は2人ペアで、確保して貰って登って行きます。ルンゼの少し右側を登りました。

2ピッチで登った先にはトラロープがありました。その先はトラロープなしでも登れるのにどうしてトラロープがあるのでしょうか。2ピッチで苦労した場所にはトラロープはありません。
登った岩の上には石祠が祀られていました。無事登れた事を感謝しました。

そこから登ってきた方向を見ます。正面・右側はとんでもない崖です。左側から登ってきました。

山頂は石祠があるピークから少し下りて上り返します。山頂南西の日だまりで大休止しました。
かまど倉山頂。

山頂東の展望台。


展望台からの下りはかなりの急降下です。
上から。

下から

かまど倉南の大岩は岩下をトラバースできるそうですが、その場合は多分、この辺りを登ってくる筈です。急傾斜です。踏跡などは見えませんでした。

鉄塔の近くは、尾根上に進むと竹藪ですが、東に巻く踏跡がありました。巻道から見上げました。

そこからは川化山までは、急な下り、上り、狭い尾根が続きます。

川化山に到着。

休憩後、少し南に戻ってから南東尾根に入ります。
ここまでは歩きやすかったのですが。マークに従ってここを右に入ると懸垂場所まで急な場所が続きます。

懸垂下降する場所に下りてきました。30mロープでぎりぎり間に合いました(下降15m)。
下からの眺め。厳しかったのは、最初の下り口です。少しハング気味になっているのです。この岩場にも○マークがみえます。

岩場をゆっくりと懸垂下降する私。STさん撮影。

懸垂下降した崖に上部だけトラロープがあったのですが、それを使ってこの崖を上り下りできるのでしょうか。私には怖くてできません。
懸垂下降後は、時間がかかりすぎたので早めに林道に下りようとしたのですが、結局、一端主尾根に復帰して傾斜の緩やかな支尾根を下りました。下りてきた場所は林道の終点でした。ただ、林道といっても、道は崩壊していて、倒木も歩行の邪魔になります。

林道分岐に出てきました。帰宅後調べると、一般登山道はここからかまど倉・川化山へ入るようです。この先も、2年前の大雨の爪痕が随所に見られましたが、林道は通行できる状態になっていました。

鉄塔巡視路分岐。奥に鉄の橋が見えます。

鉄塔巡視路分岐。標高246地点への分岐のようです。

墓地のある地点まで出てきました。ここからも南西に延びる谷への林道が分岐しています。

林道入口に林道標識がありました。大川化林道と言うのですね。「大」がつくとは知りませんでした。

無事駐車地に戻りました。
先週に引き続いての厳しい岩場の多いルートでしたが、結構楽しめました。でも、岩場に多少慣れては来ましたが、確保があって多少ゆとりが得られるからなんとか動けるんでしょうね。一人では懸垂下降は出来そうですが、上りは巻くしか無いでしょうね。

カテゴリー: 前日光・県央 パーマリンク

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