2017年11月26日 奥久慈男体山縦走

 奥久慈男体山から釜沢越まで縦走してきました。快晴の中、最後の紅葉を楽しみながらの岩稜歩きです。
総勢10名。

縦走路から見た男体山。KRさん撮影。

ルート数値
距離 8.3Km 累積標高 +1,030m,-1,020m 所要時間 5時間50分(休憩込)

行程
大円地駐車場8:00 – 8:30 滝倉分岐 – 9:15 男体山 9:35 – 10:05 大円地越 10:10 – 10:52 小草越 – 11:38 フジイ越 – 11:53 鷹取岩 12:18 – 13:00 釜沢越13:10 – 13:33 佐中口 – 13:50 不動滝入口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
今回歩いたのは黒色部分

経過
メンバ-専用ページはこちら

2年前に湯沢峡から篭岩山を歩いていますが、今回も、奥久慈の遅い紅葉を楽しみに、男体山から釜沢越まで岩稜を歩きました。

前夜につつじヶ丘で仮眠。
早朝、つつじヶ丘から見た男体山(左のピーク)。歩くのはこの尾根。崖の上が登山道です。

8時前に大円地駐車場(2つあるが上の方に駐めた)に着いたがほぼ満車状態。トイレはきれいに管理されていました。

駐車場からみた男体山。健脚コースは左側の尾根を、一般コースは右側の尾根を登るようだ。

駐車場から少し下がって、大円地山荘に向かって進みました。

人家の横を奥に入ります。

すぐ、健脚コースと一般コースの分岐です。健脚コースへ向かいます。

谷を入っていきます。

谷は次第に急傾斜になりますが、分岐から約20分で尾根に出ました。一汗かきました。紅葉。

滝倉分岐。

紅葉。

次第に岩場が増えてきますが、つかみ所の多い岩で、クサリもついているので、難しくはないのですが、落葉で滑るので要注意です。

所々、傾斜がきつく、次第に足に堪えてきます。

見晴しの良い尾根に登ってきました。

山頂が見えています。

標高がかなり上がってきました。

クサリはしっかりと固定されています。

まもなく急な登りも終わりです。

東屋のある場所まで上ってきました。ここは月居山方面への分岐でもあります。

すぐ山頂です。
山頂は西側には神社があります。

眺望。北・西方面の見晴しが良い場所です。那須・高原・日光連山・赤城・浅間までぼんやりと見えます。




東側には三角点、アンテナがあります。そこで休憩。

神社側を見る。KRさん撮影。

一般コースの下り口。

東京スカイツリーと同じ高さなのだそうです。

一般コースも良い雰囲気です。私はこういう山道が大好きです。

大円地越近くの紅葉。


まもなく大円地越。

休憩して、鷹取岩方向に向かいます。

西側は崖です。その崖の上を南に進みます。
崖に入り組んでいる谷ではきれいな紅葉が見られます。






KRさん撮影。

KRさん撮影。

小草越に到着。

この辺りから左に入る踏跡があります。標高536地点から篭岩山に至るルートのようですが、ネット情報によるとルートファインディン能力が要求されるようです。
大円地から釜沢越までのルートは途中いくつか分岐もありますが、基本的には崖の上を歩くので右に崖をみながら歩くと間違いはありません。いくつかトラバースで左が谷になることもありますが、右を意識していれば崖の上にでます。奥久慈の山はルートファインディンが難しいことが多いのですが、今回のルートはルートファインディンとしては簡単だと思います。

樹間に見える男体山が少し小さくなりました。KRさん撮影。

大円地の谷を見下ろすと、きれいな紅葉が見えます。

フジイ越。

奇妙な形の岩が見えます。

ルート左の岩に上ると、先ほどの岩が見えました。

鷹取岩も見えます。

鷹取岩手前は急な斜面でした。少し濡れていたので滑りそうになりました。

鷹取岩。

先ほどみた岩。鷹取岩からは人面のように見えます。その右が先ほど鷹取岩を見た岩山です。

鷹取岩からの眺望。

KRさん撮影。

植林地のトラバース道。

尾根道に復帰。右は崖。

まもなく釜沢越です。

釜沢越に到着。
手前の石祠。

釜沢越で少し休憩。

釜沢越から東に行って篭岩山に寄るという案、国体コースを下るという案もあったのですが、横着して、佐中に下山することにしました。この季節は午後になると日差しが一気に弱くなります。どうしても下山を急ぎたくなります。
釜沢越から下りは、最初の10分はとんでもない下りです。谷を下るのですが、所々にあるトラロープや木に掴まって下りました。そうしないと転倒必至です。
谷から尾根に移ると、快適な山道になります。

佐中の登山口に無事下山できました。

奥久慈パノラマ林道を不動滝入口まで下りました。

途中、見た花。帰宅後調べるとアワコガネギクらしい。林道の法面に散布されたヨモギに混じって中国産キクタニギクが帰化したようです。確かに法面に生えていました。

林道から篭岩が見えました。その西の尾根もみごとな岩山です。

無事、不動滝入口まで到着。車の回収を待って解散。私たちは三太の湯で汗を流して帰路につきました。

カテゴリー: 八溝・筑波 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です