奥久慈男体山から釜沢越まで縦走してきました。快晴の中、最後の紅葉を楽しみながらの岩稜歩きです。
総勢10名。
ルート数値
距離 8.3Km 累積標高 +1,030m,-1,020m 所要時間 5時間50分(休憩込)
行程
大円地駐車場8:00 – 8:30 滝倉分岐 – 9:15 男体山 9:35 – 10:05 大円地越 10:10 – 10:52 小草越 – 11:38 フジイ越 – 11:53 鷹取岩 12:18 – 13:00 釜沢越13:10 – 13:33 佐中口 – 13:50 不動滝入口
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
今回歩いたのは黒色部分
経過
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2年前に湯沢峡から篭岩山を歩いていますが、今回も、奥久慈の遅い紅葉を楽しみに、男体山から釜沢越まで岩稜を歩きました。
前夜につつじヶ丘で仮眠。
早朝、つつじヶ丘から見た男体山(左のピーク)。歩くのはこの尾根。崖の上が登山道です。
8時前に大円地駐車場(2つあるが上の方に駐めた)に着いたがほぼ満車状態。トイレはきれいに管理されていました。
駐車場からみた男体山。健脚コースは左側の尾根を、一般コースは右側の尾根を登るようだ。
すぐ、健脚コースと一般コースの分岐です。健脚コースへ向かいます。
谷は次第に急傾斜になりますが、分岐から約20分で尾根に出ました。一汗かきました。紅葉。
次第に岩場が増えてきますが、つかみ所の多い岩で、クサリもついているので、難しくはないのですが、落葉で滑るので要注意です。
東屋のある場所まで上ってきました。ここは月居山方面への分岐でもあります。
眺望。北・西方面の見晴しが良い場所です。那須・高原・日光連山・赤城・浅間までぼんやりと見えます。
西側は崖です。その崖の上を南に進みます。
崖に入り組んでいる谷ではきれいな紅葉が見られます。
KRさん撮影。
KRさん撮影。
この辺りから左に入る踏跡があります。標高536地点から篭岩山に至るルートのようですが、ネット情報によるとルートファインディン能力が要求されるようです。
大円地から釜沢越までのルートは途中いくつか分岐もありますが、基本的には崖の上を歩くので右に崖をみながら歩くと間違いはありません。いくつかトラバースで左が谷になることもありますが、右を意識していれば崖の上にでます。奥久慈の山はルートファインディンが難しいことが多いのですが、今回のルートはルートファインディンとしては簡単だと思います。
鷹取岩手前は急な斜面でした。少し濡れていたので滑りそうになりました。
先ほどみた岩。鷹取岩からは人面のように見えます。その右が先ほど鷹取岩を見た岩山です。
釜沢越から東に行って篭岩山に寄るという案、国体コースを下るという案もあったのですが、横着して、佐中に下山することにしました。この季節は午後になると日差しが一気に弱くなります。どうしても下山を急ぎたくなります。
釜沢越から下りは、最初の10分はとんでもない下りです。谷を下るのですが、所々にあるトラロープや木に掴まって下りました。そうしないと転倒必至です。
谷から尾根に移ると、快適な山道になります。
途中、見た花。帰宅後調べるとアワコガネギクらしい。林道の法面に散布されたヨモギに混じって中国産キクタニギクが帰化したようです。確かに法面に生えていました。
無事、不動滝入口まで到着。車の回収を待って解散。私たちは三太の湯で汗を流して帰路につきました。