会津磐梯山へ行ってきました。
八方台から入山して、裏磐梯スキー場へ下山しました。残念なことに山頂では霧がでて風も強くなったので弘法清水までという事になり、山頂は踏んでいません。下りで見た裏磐梯の荒々しい山容は見事でした。
9人旅です。
ルート数値
距離 8.5Km 累積標高 +720m,-970m 所要時間 4時間20分(休憩込)
行程
八方台登山口9:55 – 10:22 中ノ湯 10:27 – 11:30 お花畑 11:50 – 12:00 弘法清水 12:07 – 11:42 地神沢クロノ沢出会 12:02 – 林道 13:24 – 14:10 駐車地
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
今回歩いたのは黒色のルート
経過
メンバ-写真ページはこちら。
当初は10/29に御神楽岳蝉ヶ平コースに行く予定だったのですが、雨予報なので10/28磐梯山に変更になりました。鹿沼を7時前に出発して9時過ぎに八方台登山口に着きました。すでに、満車状態で、下の駐車場に誘導が始まっています。この駐車場には案内係がいます。トイレも完備です。私はここから雄国沼方面に2回行っていますが、磐梯山へは初めてです。車一台を裏磐梯スキー場駐車場に回している間に登山準備。その駐車場との往復には30分少々かかるようです。
満車の八方台登山口。
なだらかな広い道を進みます。中ノ湯が営業しているときには車道としても使われていたとか。
数軒の湯治場があったようですが、すべて廃屋になっています。温泉は出ているのでしょうか(ネット情報によるとまだ湧いているそうです)。磐梯山の噴火が無ければもっと続いていたのかもしれません。
山道のすぐ左に展望の良い場所がありました。麓の銅沼が見えています。
山道は稜線の南西を進みます。爆裂口の縁が稜線になっているので危険なのでしょう。
「弘法清水・お花畑」の分岐はお花畑に進みました。お花畑は爆裂口の上ですが、霧が出てきて展望は良くありません。
私たちは、山頂へは向かわずに、ここで引き返しました。
分岐からの下り。急で、浮き石が多い。
分岐。沼の平経由で渋谷や猪苗代に下る道と、爆裂口を下って川上や裏磐梯スキー場に下る道との分岐です。川上登山口之4方向に進みました。
ザレた山道を下ると、爆裂口の縁にでるのですが、丁度風が強くなってきて怖かった。重心を低くして進みました。
磐梯山北側の爆裂口。ここにあった土砂が吹き飛ばされたのですから凄い威力です。
最初は傾斜は急ですが、少し下ると低い樹林帯になって傾斜も緩やかな場所もあります。
また傾斜が厳しくなりますが、両脇に鉄の柵があるのでそれに掴まって下りました。
傾斜が緩やかになって、岩原に出てきました。山を見上げると爆裂口です。
煙が出ている場所があります。その近くに冬になるとイエローフォールができるそうです。
少し休んでから出発。岩原なので迷いやすいですが、ピンクテープがしっかりとあり、その先に次の分岐標識が見えていました。
展望の良い場所がありました。
爆裂口はどんどん崩壊が進んでいるようです。でも、下にはしっかりと樹林帯が出来ています。
このあたりにはシラタマノキがたくさんありました。もっと標高の高い場所にもあって、そこでは葉が紅葉していましたがこちらの葉はまだ緑です。リーダーの「食べられるよ」の声に食べてみました。ほのかな甘みがありましたが、1個だけにしておきました。
あと少しで、駐車場です。標識にあった「裏磐梯登山口」までは3Km以上になっていましたが、スキー場の駐車場はもっと手前にあります。登山口は国道脇にあるようです。
30分ほど、車回収を待ってから帰路につきました。
猪苗代でラーメンを食べて、磐梯熱海で汗を流しました。磐梯熱海では元湯に入ろうと思っていたのですが、改修工事中で休業。近くの宿の風呂に入りました。温泉は少しぬめりがあって良い湯でした。
19時頃鹿沼に到着。那須辺りから降り出していた雨が本格的な雨になっていました。