2017年 9月15日 地神沢・クロノ沢

 宮城県南部七ヶ宿の地神沢・クロノ沢を歩いてきました。紅葉にはかなり早かったですがナメ中心の心地よい沢歩きを楽しんできました。
 5人旅です。

癒やされるナメ沢の歩き

ルート数値
距離 12.5Km 累積標高 +-620m 所要時間 6時間(休憩込)

行程
駐車地8:10 – 9:20 地神沢入渓 9:25 – 地神沢クロノ沢出会 11:18 – 地神沢ユノムラ沢出合 11:30 – 11:42 地神沢クロノ沢出会 12:02 – 林道 13:24 – 14:10 駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
メンバ-写真ページはこちら

今年5月末に杉田川で初めての沢デビューをしたのですが、その後は沢から遠ざかっていました。二度目の沢は宮城県南部(一部福島県境)の地神沢・クロノ沢です。
ナメ中心で初心者でも歩きやすいということでしたが、実際歩くとそのとおりでした。緊張場面は数回ありましたが、存分に沢歩きを楽しむ事ができました。
前夜は七ヶ宿の道の駅で仮眠。駐車場がとにかく広くて、トイレもきれいな道の駅でした。
翌朝、国道113号を七ヶ宿スキー場方面に左折して南へ進みました。まもなく、舗装道が終わるとそこからは悪路です。ガタガタ道ということだけでなくススキなどの草が両側から押し寄せてきます。その悪路を約10分進むと少し広くなった場所にでてきてそこに駐車しました。4-5台駐車できそうです。
沢装備を準備して林道を東にすすみました。車でまだ進めそうですが、ぬかっている場所や落石箇所もあるので歩いた方が安全です。

林道に大きな糞がありました。少し緊張します。

林道は荒れてきます。

紅葉は標高の高いところで始まったばかりです。

1時間ほど林道を進んでから、地神沢へ入渓。すぐ沢に到着。

倒木に邪魔されますが、その倒木には少し秋の恵みがありました。

左からの沢と合流すると、まもなくナメ沢になりました。

歩きやすいナメです。

数カ所、小さな滝があります。ここは倒木を利用してくだりました。

油断していると、落葉で滑ったりします。

この滝ではリーダーが滑ったので、私たちは左岸を回り込みました。

沢が湾曲して流れている箇所を進む。

ここは右岸寄りを下りました。

ここも右岸寄りを下りました。傾斜が緩やかなナメ滝は歩けるのですが、慣れていない私は滑るのでは無いかとビクビクです。

ナメ沢には所々に深くなっている箇所があります。そういう場所や滝壺には岩魚の影が見られました。リーダーの話によると夏にはもっと多くの魚影と大きなものが見られたそうですが、今回は少ないし、小粒になっているとの事です。大きなものは釣られてしまったのかもしれません。

まもなくクロノ沢との出合です。

クロノ沢との出合。

ユノムラ沢出合まで行ってみることになりました。
きれいなナメ沢です。

3mぐらいの滝がありました。この滝の下り・登りでは少し緊張しました。もっと右側の流れに入って下れば万一滑ると滝壺行きです。左は傾斜が強くなります。中央はコケで滑りそうで、勢いよく滑ると濡れそうですが、滝つぼまでには止まりそうです。コケの無い部分に手を当てて、這うようにそっと下りました。

紅葉は早い場所でもこの程度。まだまだ先です。

ユノムラ沢出合。

大きな蛙がいました。右上に写っているのですが。

先ほど下るのに苦労した場所。

きれいなナメ沢。先ほどとは逆から。

クロノ沢出会で大休止。焚き火跡がありました。ここは幕営適地です。万一、大雨が降っても上に逃げられます。

クロノ沢の遡行。きれいなナメですが、地神沢より黒く変色(コケでしょうか)している場所が多いような気がします。

倒木。

倒木を利用して滝を上る。

廻りにはカエデが多いので紅葉すると見応えがありそうです。

沢が少し細くなりました。

10m位のナメ滝。右岸の灌木を掴んで上ります。細いトラロープが残っていました。

小滝の登り。

左からの沢の出合を過ぎると急に流れが細くなりました。

倒木の恵み。少し疲れ始めていますが。

ナメが消えて岩だらけになりました。

この土管で沢歩きは終了。この上が林道です。

また林道歩きで、駐車地に戻りました。

今回の沢歩き、寒いことを予想していたのですが、実際歩くとそれ程寒さを感じませんでした。沢水もあまり冷たくはありませんでした。防寒具も休憩時にも取出すことはありませんでした。汗も余りかかず、以外とこの時期は沢歩きに適しているのかも知れません。

カテゴリー: 尾瀬・東北 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です