2017年 9月3日 三本鎗岳

那須の三本槍岳に行ってきました。前日、新聞でリンドウの情報を読んで、急に計画を決めました。麓は微風で良い天気だったのですが、尾根は強風が吹き荒れていました。その為、ほどよく花は見られたのですが、ゆっくりと花や景色を楽しくと言う雰囲気にはなれず、早々に下山しました。いい訓練になったようです。
KRさんとの2人旅です。

三本鎗岳。

ルート数値
距離 11.5Km 累積標高 +-1,780m 所要時間 5時間05分(休憩込)

行程
県営駐車場 7:30 – 8:08 峰の茶屋避難小屋 – 8:35 朝日の肩 – 9:12 清水平 9:20 – 9:57 三本鎗岳 10:07 – 10:40 清水平 10:52 – 11:20 朝日の肩 – 11:27 朝日岳 – 11:40 朝日の肩 – 12:05 峰の茶屋避難小屋 – 12:35 県営駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
省略

経過

5:40頃出発して、7時頃に県営駐車場に到着。駐車場はほぼ満杯。隅になんとか駐めることができました。

準備をして、7:30頃、階段から登山開始。すぐ、指導所前で、「尾根では強風が吹いていて、30mぐらいの風が吹くかも知れない。途中、引き返すことも考えてください」との指導を受けました。
樹林帯内は快適です。

廻りに樹林がなくなると、強風が吹いてきました。帽子が飛ばされないように注意します。尾根ではガスもでているようです。

朝日岳東南稜が目の前です。かなり崩落が進んでいる尾根です。私が登ることはないでしょう。

峰の茶屋に到着。大勢の登山者が休んでいました。ここから引き返す人もいましたが、大半は、茶臼岳・朝日岳方面へ向かいます。私たちも朝日岳方向に向かいました。最初は横から強風を受けましたが、剣が峰のトラバースに入ると、風は治まりました。

恵比寿大黒岩を過ぎるとまた風が強くなりました。鎖場ではしっかりと鎖を掴んでいました。通常ですと鎖が無くとも登れるのですが、体が不安定になったときに突風が来たら怖いです。写真を撮る余裕も無く、朝日の肩に到着。石堤の風下で少し水補給。かなりの人が朝日岳に向かっていましたが、私たちは帰りに寄ることにして、三本鎗岳へ向かいました。

時々ガスが消えました。隠居倉方面。

振り返ると朝日岳山頂に人がいるのが見えます。

東方向。荒れた毘沙門沢の先に見えている湖はリンドウ湖かと思ったのですが、帰宅後調べると西郷村の堀川ダム湖でした。

茶臼岳がハッキリと見えました。

隠居倉分岐ピークへ登ります。

隠居倉分岐ピーク

ここからも強い横風を受けました。少し重心を下げて一歩一歩確実に進みます。
清水平への下り。また、ガスがでてきました。

清水平で少し休みました。朝日岳の非対称な山容が見えます。

ここからは五葉松や笹に囲まれた山道を進むので、風は感じません。三本鎗岳への登りにさしかかったところで振り返ると1880mピークとその手前にS字に歩いてきた山道が見えました。

三本鎗岳方面。まだ約70m登らねばなりません。

三本鎗岳山頂。丁度、ガスがでて眺望は良くありません。最初は私たちだけでしたが、写真を撮っているうちに5-6人登ってきました。

大峠方向。

茶臼岳方向。朝日岳が頂上だけ見えています。

この跡、申し越し見通しがきくようになって、三倉山・大倉山・沼原貯水池なども見えました。休憩すること無く山頂を後にしました。
清水平・三本鎗岳の間は所々で泥濘んでいる場所がありました。

戻りの風景。

清水平で大休止。
そこからの登りで振り返ると、三本鎗岳がハッキリと見えました。中央が三本鎗岳で、その右で尖った山頂が旭岳(赤崩山)です。その右は二岐山。その右に黒く見えるのは小白森山です。

北東方面。1880mピークからの尾根。西郷・白河方面です。

1900mピーク付近。風が強かった。

朝日岳へ向かいました。

山頂は強風が吹き荒れていました。

朝日の肩方面

山頂から白河方面。

朝日の肩まで戻ってきました。

恵比寿大黒岩?

まもなく、峰の茶屋。

茶屋で休まず、即下山。途中、軽装のハイカーをたくさん見かけました。ロープウェイが運休になったので、歩いてきたようです。無事、茶臼岳まで行けたのでしょうか。多分、途中で折り返したのではないでしょうか。

無事、駐車場に到着。今日は、ゆっくりと花や風景を楽しむことがなかったので、計画より2時間近く早く下山してしまいました。駐車場では、尾根の強風が嘘のように静かでした。

花はそれなりに見ることは出来たのですが、種類は少ないです。

花は後日ゆっくりとまとめます。

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