2025.01.19 古賀志山馬蹄形周回

昨年歩いた古賀志山馬蹄形ルートを右回りで周回しました。岩場・鎖場の多い細尾根の周回は疲れましたが、天気よく、日光連山の遠景を楽しみながら、楽しく歩くことができました。緊張する場面が多いのでルート数値以上に疲れました。

一番緊張したのはカミソリ岩の登りです。

ルート数値
距離8.4km 累積標高 +1,040m -1,040m 山行時間6時間20分(休憩含む)

行程
西登山口駐車地7:15 – 腰掛岩7:45 – 鳥屋山7:55 – 383m地点8:32 – 9:05手岡分岐・展望台9:20 – 10:00班根石山(559m地点)10:05 – 富士見峠10:37 – 10:50古賀志山山頂11:10 – 11:22御岳山11:28 – 11:53中岩11:55 – 12:29赤岩山12:35 – 猿岩12:43 – 12:56北ノ峯13:06 – 作業小屋跡13:25 – 13:35駐車地

詳細報告
小山を6時に出発して、7時頃に西登山口に入る林道入口に着きました。少し入って空地に車を停めました。
準備中にSKさんも合流しました。
林道を少し奥に進みました。

西登山口に到着。右に進むと「北ノ峯」で、左に進むと腰掛岩です。
左に入るとすぐ、右に入る踏み跡があります。小さな標識があります。

植林地内を登って行きます。

周りが自然林に変わると、次第に傾斜がきつくなりました。

クサリ場を登るとすぐ腰掛岩に着きました。

その先でウエア調整しました。早朝は寒かったのですが、歩き始めると風がなくて少し汗をかきました。
鳥屋山に到着。

手前にイチヤクソウの保護地がありました。

鳥屋山の東には大岩があります。北側に巻道があり、昨年歩いた時は巻道へ進みました。今回は大岩へ直進しました。

大岩の上からこれから進む東側の尾根を眺めることができました。

大岩からはクサリ場を下ります。

下ってからクサリ場を見上げました。

その先の小ピークからは南側の展望が開きました。
次の小ピークで392m峰への尾根に引き込まれましたが、早めに気付いてルートに復帰できました。古賀志山にはたくさんのルートがあり、踏み跡を辿ると道迷いすることがあります。
コルに下ると峠道が左右に延びています。鉄塔の巡視路のようです。
巡視路に入らずに尾根を直進します。

手岡分岐への登り。昨年は積雪があり踏み跡が分からなかったのですが、今回は分かりやすかった。

分岐に到着。「馬蹄形コース入口」と書かれています。

分岐から少し登って、ベンチのある場所で小休止しました。日光連山がきれいに見えました。

高原。

そこからは主稜線の尾根歩きです。その尾根も岩だらけですが、登山者と行き交うようになりました。

石楠花沢への分岐だそうです。古賀志山にはたくさんの道があるようです。私はまだほんの一部しか歩いたことがありません。少しづつ歩いてみましょう。

また岩が出てきました。

弁当岩の登り口に出てきました。弁当岩に登るには垂直に近い崖を登ります。クサリはありましたが。その先には西尾根・松嶋コースがあるらしいですが。

班根石山に着きました。559m地点です。
筑波山が見えました。

南には古賀志山の山頂が見えます。

中尾根への分岐。中尾根は一度だけ登ったことがあります。

ここからも中尾根に入れます。

こんなお願いがありました。確かにこのコースにはピンクテープが少ないように思います。でも、マーキングがあって助かる局面もあるのですが。

富士見峠北側の岩場に登りました。右側に巻道があります。昨年は巻道を歩きましたが、今回は直行です。

登りやすい岩場でした。

富士見峠へ下りてきました。一気にハイカーが増えました。

山頂へは左に巻いて到着しました。大勢が休んでいます。

ここで大休止。私達が休んでいる内にもどんどん登ってきます。
エネルギー補給を終えて御岳山へ向かいました。岩場を越えて山頂に着きました。
日光連山は少し霞んできました。皇海山が三角錐の形に見えます。小山からは前方後円墳のように見えるのに、見る方向が変われば山容を大きく変える山があるのが面白いです。

御岳山から赤石山を眺めました。そこには厳しい岩場が待っています。

御岳山から西に向かう登山者は一気に減ります。

西尾根に下る分岐がありました。まだ歩いたことのないコースです。

最初の関門カミソリ岩です。ヘルメットを装着しました。リーダーが最初に登りました。クサリがしっかりついているのですが、上で左に移動するのが怖いです。

前回来た時はロープで確保されていましたが、今回は確保無しで登りました。上部では絶対にクサリは離しません。太り気味のYさんは、岩溝に引っかかるのではないかと心配していましたが無事登って行きます。

最後に私が登りました。
その先は中岩です。南側の展望が開けています。パラグライダーが呑気に浮遊していました。

その先でも段差の大きい下りが続き気が抜けません。

その大岩の下を南に下る細い踏み跡がありました。新しいクサリが見えました。どこに下りるのだろうと眺めています。

二尊岩の下。

木の根に掴まって這い上ります。

赤岩山で一休み。全く展望はありません。

猿岩に下ってきました。手前で右に方向を変えて下ります。

すぐ大岩にぶつかります。上のクサリが見えましたので、大岩を直登することもできそうです。でも、前回同様左側へ迂回しました。最後に狭い岩棚を進みます。左側は絶壁です。

北ノ峯に到着。ここに登るときに筋肉に痙攣の症状がでてきました。半年ぐらい大丈夫だったのですが、今日は少しハードだったのかも知れません。ピークに着くとすぐ芍薬甘草を服用しました。おかげで、痙攣を起こすことなく済みました。本当に有難い薬です。

そこからの下りは途轍もなく急です。ただ、掴まる木があるので安心ですが。

クサリ場もありました。下ってから撮った写真です。

傾斜が緩むとサカキがたくさん出てきました。ルートファインディングが難しくなりました。私達は少し左に行き過ぎました。

無事、作業小屋に到着。

無事駐車地まで下山できました。

楽しいルートなのですが、緊張場面が多いので疲れました。

カテゴリー: 前日光・県央 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です