2024.07.22 早池峰山

ハヤチネウスユキソウを見に、早池峰山へ行きましたが、強風の為5合目手前で撤退してしまいました。次回の楽しみにしたいと思います。

早池峰山といえばコレ。でもよく調べたらハヤチネウスユキソウではないようなのです。

ルート数値 
距離6.7km 累積標高 +560m -560m 山行時間3時間25分(休憩含む)

行程 
河原坊5:35 – 6:25小田越6:30 – 7:07一合目7:20 – 7:46折返地点 – 8:25小田越8:32 – 9:00河原坊

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
早池峰山と岩手山を3泊4日で回ることになりました。最初、私はメンバーに入っていなかったのですが、一人が骨折で参加できなくなって私が加わることになりました。最初は25日出発だったのですが天気が悪いということで延期になりました。結果としては一層悪くなってしまいましたが。
21日に営業している最奥の宿に泊まりました。休日なら大勢の宿泊者がいるのでしょうが平日なので私たちを含めても8人だけでした。私達は4人なのに、30畳ぐらいの広い部屋をあてがわれました。
天気予報では強風は15m以上なのですが、曇りだということなのでとにかく行けるところまで行こうということになりました。
朝、4時前に起きて昨夜受け取った朝食替わりの弁当を食べました。宿から河原坊まで車で約10分、途中、道路が狭くて車が交差できない場所もありますが、路肩の広い場所がこまめに設定されているので運転しづらいという事はありません。もちろん、早朝なので下ってくる車は1台もありませんでしたが。河原坊には数段に分かれて駐車場が作られていました。休日なら満車になるのでしょうが、平日なので4-5台しか停まっていません。
駐車場の上に、トイレがあり、その前に休憩所(ビジターセンター)があります。

休日なら小田越までバスで行けるようなのですが、平日は歩くしかありません。
河原坊からは直接山頂に向かう沢沿いのコースがありましたが、数年前から通行禁止になっています。復旧する予定もないようです。

歩き始めるとすぐ宮沢賢治の詩碑がありました。私には詩心などとうに失せていますが、立ち寄ってみました。

小田越までは舗装された車道を進みました。

途中、強風の為、折り返してきたという登山者数人に会いました。
小田越に約50分で到着。簡易トイレが並んでいます。

登山口には左右に立派な石碑があります。
右は「国定公園 早池峰山」の碑。どうして観光協議会の会長さんと副会長さんの名前まで彫ってあるのでしょう。名前を残したかったのでしょうね。
左には「早池峰山生態系保護地域 小田越登山口」の碑。面白いですね。

登山開始。最初は木道を進みました。滑り止めが刻まれているので有難かったです。

笹があると、マダニが怖くなります。

ツルアリドオシ。

樹林帯内にモンベルの携帯トイレブースがありました。
単独の年配の男性が下りてきました。強風の中を一人で登るのは怖くなって下りてきたそうです。我々となら心強いので、一緒に歩いて良いかと聞かれたので、了承しました。後ろについてきました。
岩のゴロゴロした登山道を登りました。

樹林帯をでると、そこが一合目でした。「一合目御門口」だそうです。小休止しました。風が強くなりました。

あんまんさんは、ここで先に下ることになりました。
そこから少し進むとたくさんの花が登場しました。
コメツツジ

ウスユキソウ

イブキジャコウソウ

キンロバイ

ミヤマハンショウズル

ホタルサイコ。始めて見ました。風が強くて写真がぶれます。


ヒロハヘビノボラズ

アキカラマツ

ウスユキソウ。ハヤチネウスユキソウではなさそうです。

ウスユキソウ。これは花の柄が長いです。

タカネナデシコ

ウメバチソウ

ナンブトウチソウ

??

キソチドリ?

風が強くなってきたので、ここで折り返しました。強風は今年の北海道山行でも経験しましたが、その時よりは風は弱かったのですが、ここは岩場・ハシゴの登り下りがあります。そこでバランスを崩すと危険なので早めの撤退となりました。

私達の後についてきていたオジサンは、私たちが花の写真で時間を費やしている内に、他の元気な登山者について山頂へ向かっていきました。

私達は一気に下りました。途中、宿で見かけた3人組に行き交いました。小田越まで下りてくると、これから登ろうとする男性がこの山は五合目辺りが一番風が強いんだよと話していました。私達はそこにも辿り着けずに撤退してしまいました。
河原坊まで戻ると、あんまんさんが車で休んでいました。
下山後は、道の駅に寄り観光情報を教えてもらって、アイスクリーム工房、早池峰と賢治の展示館に立ち寄りました。
そばを食べてから岩手山の麓に移動。スーパーマーケットで買い物をしてから国際交流村に入りました。
キャビンは4人用ですが、広めで、調理家電・道具が揃っていました。

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