奥秩父縦走1日目は金峰山を縦走しました。登山者が多いのですが、登山道は岩場の厳しい場所もあります。金峰山を過ぎると残雪が多く残っていましたが静かな山でした。しかし、重いザックが肩に堪えてきました。
金峰山への登りは厳しい岩場がありましたが、一部で渋滞するほど登山者があふれていました。
ルート数値 距離11.1km 累積標高+1,495m, -620m 所要時間 9時間30分(休憩込み)
天気 晴れ
行程 みずがき山荘7:40 – 富士見平小屋8:45 – 9:57大日小屋10:15 – 10:58大日岩分岐11:08 – 砂払いの頭12:28 – 13:45金峰山(五丈岩前)14:10 – 15:38朝日岳15:48 – 17:10大弛小屋
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
経過
SKさんのお誘いで奥秩父縦走3泊4日を歩いてきました。他にNGさん、YNさんと私の4人旅です。
一言でいうと山は奥深く、地味なコースだと思うのですが、登山者が多いのに驚きました。若い人が多いですね。ただ、テント泊の重い荷物は70歳になったばかりの私にはきつすぎたようです。下山後はもう長期縦走はやらないと思いました。しかし、もう少し荷物の軽量化をすればまた歩けるのではないかと思い始めています。
朝3:30に家をでて集合場所の田沼に向かいました。少し早めに着いたのですが、すでにメンバーは揃っていました。今回は往きはYNさんのご主人がみずがき山荘まで送ってくれます。帰りはSKさんのご主人が道の駅みとみまで迎えに来てくれるのです。すごく恵まれた縦走です。
上信越道・中部横断道経由で川上村に入りました。そこからクネクネと回りながらみずがき山荘に着くと、すでに駐車場は満車で路肩にも随分と停まっています。私達はバス停近くで登山準備をすませて縦走の1日目をスタートしました。
傾斜が出てくると、大岩も出てきました。瑞牆山の麓なのでこんなもんでしょう。
反対側の樹間に北岳を見ることができました。南アルプスはすぐ近くなのです。
休憩地から15分程で富士見平の水場に到着。水量豊富で、美味しい水でした。
すでに多くのテントが張られています。テント泊には絶好の場所です。
小屋には立ち寄らずに先へ急ぎました。
樹間に富士山が見えました。
尾根に乗ってから一休みして、大日小屋へ向かいました。登山道は飯盛山の南をトラバースするようについていました。
登山道に少し岩が増えてきました。
鷹見岩への分岐をすぎて10分程で少し開けた場所にでました。
その右下に大日小屋があります。
テント場は登山道の上にありました。
歩き始めるとすぐクサリ場がありました。滑りそうなので、遠慮なく鎖を使わせてもらいました。
登山道左上に大岩がありました。大日岩です。名前に恥じない巨岩です。
右奥には、鷹見岩の先に、黒く見える甲斐駒ヶ岳、白く見える仙丈ヶ岳が見えました。
その左手には、雪に覆われた峰が見えます。赤石岳・荒沢岳のようです。
そこは少し歩くと、大日岩の東側で、景色を楽しんでいる登山者がいました。
樹林帯内ですが、岩の多い登山道です。岩は丸みのある花崗岩です。
砂払いの頭あたり。樹林帯からでました。テント泊装備で岩場を登るのは大変です。次第に肩が痛くなってきました。
これから進む朝日岳が見えました。その右は明日登る国師ヶ岳です。
少し下ると、雪が残っていました。チェーンスパイクを装着しました。
朝日岳への最後の登り。雪はないですが、チェーンスパイクは履いたままです。
やっと朝日峠通過。もう16:20分です。大弛峠に着くのはかなり遅くなりそうです。疲れで脚が思うように進みません。写真を撮るのも億劫になってこれで終わりです。
結局17時を過ぎて大弛小屋に着きました。峠までチェーンスパイクは履いたままでした。
テント場はほぼ満杯状態でした。でも予約してあったので小屋前にスペースを提供されました。私達の後にも数組やって来たようです。
ちなみに、ここのテント場は、料金1,000円/人で、美味しい水が使い放題、ただ、トイレは駐車場のものを使わねばなりません。おまけにそのトイレは水がでなくて(凍結故障らしい)流せない大便が溜まっていました。
テント場は快適でしたが、夜一度トイレに起きるとその後は眠れませんでした。