2023.11.23 稲含山

群馬県甘楽町の稲含山へ行ってきました。低山で、短いルートですが急傾斜の登り、下りがありました。今の季節、落葉に悩まされます。山頂からは北アルプスまで見ることができました。下山後は近くの宿で親睦会です。総勢9名です。

山頂からは360度の眺望を楽しめました。

ルート数値
距離3.1km 累積標高+390m, -390m 所要時間 3時間10分(休憩込み)

行程
茂垣峠駐車場 9:45 – 茂垣峠9:51 – 赤鳥居9:55 – 分岐10:30 – 10:48稲含山山頂11:50 – 分岐12:01 – 12:12旧秋畑稲含神社12:17 – 二の鳥居12:30 – 一の鳥居12:43 – 茂垣峠12:50 – 12:55駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過
秋畑集落から茂垣峠駐車場までは狭い道で峠付近を除き、舗装はされていますが、対向車が来ないことを願いながらの運転でした。
駐車場にはすでに6-7台停まっていました。本当の登山口はもう少し下の神の池公園の前らしいのですが、そちらは2台しか停まっていませんでした。やはり、皆さん、我々を含めて「楽」が最優先のようです。

登山開始です。

オフロード車なら通行できる砂利道を少し登ると、茂垣峠に着きました。ガイドブックには( )付で「鳥居峠」と書かれていますがそれは間違いなのだそうです。すぐ上に赤い鳥居があるので鳥居峠というのは確かに安直すぎます。

立派な赤い鳥居です。山頂の稲含神社の鳥居なのでしょう。

すぐ急登が始まりました。

少し登って見晴らしの良い場所で一休み。榛名の奥に白くなった谷川連峰が見えました。

階段を登ります。左は急傾斜で絶対に滑落したくありません。

分岐の先で地蔵様が鎮座されていました。子育ての地蔵様だそうです。

山頂直下に稲含神社がありました。神楽舞台のある立派な神社でした。といってもかなり朽ち始めていますが。

神社前にはトイレがあるのですが、急斜面上に建てられていて、便はすべて斜面に落ちるようになっていました。使用した紙を入れる箱もありました。
神社から1分で山頂に到着。方位盤があるので山座同定の助けになります。

山座同定で山頂は賑やかになりました。
荒船山はすぐ分かります。八ヶ岳も赤岳から蓼科山までほぼ判明しました。その奥に雪山が見えているのですがそれが果たしてどの山なのかが確定しません。
帰宅後調べると乗鞍岳から白馬岳までの北アルプスの山々が見えているようです。ただ、槍ヶ岳は常念岳の後に隠れているようです。
荒船山の経塚山の後が大天井岳、艫岩の後辺りが燕岳のようです。

八ヶ岳。左手前は御座山です。

ま西。北八ヶ岳。中央奥は蓼科山です。

荒船山方向。大キレットの凹みが薄っすらと見えました。

浅間山。その左奥には後立山連峰が見えています。白馬岳まで見えるそうです。

浅間山の右手に四阿山。中央の鋭鋒は鼻曲山と浅間隠山で、その奥には草津白根山が見えているのだそうです。

榛名山とその奥に谷川連峰。

赤城の後ろに日光の山も見えるそうなのですが、よくわかりません。

下山開始。
旧秋畑稲含神社方向に下りました。

その先の下りは落葉の多い急な下りでした。

急な下り10数分で旧秋畑稲含神社下りてきました。

左後方には大きな岩壁が見えました。

神社の起源を記したものがありました。養蚕と五穀豊穣の神様だったようです。今は神の池公園の近くに移築されています。

神社跡からも下りは続きます。途中の石祠。

落ち葉の登山道をジグザグに下ります。

二の鳥居。朽ちかけていました。

一の鳥居まで下りてきました。

そこからは林道に下りて駐車場に戻ることができますが、鉄塔下を経由して茂垣峠まで登り返してから駐車場に戻りました。
無事下山。3時間の山歩きが終了です。休憩が無ければ2時間の歩きでした。でも、背中には汗をかいていました。

下山後は、織田氏七代の墓に立ち寄りました。

そこからは正面に浅間隠山が見えました。

その後、近くの宿で親睦会となりました。

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