日光の高山へシロヤシオを見に行きました。2日前に大雨が降ったので花が残っているか気になったのですが、残っている花も多くそれなりに楽しむことができました。山で登山者が多いのに驚きましたが、千手が浜ではさらに多くの観光客がいて、利用したバスでは久しぶりにギュウギュウ詰めを経験しました。8人でのハイキングです。
シロヤシオの見頃は過ぎていましたが、中禅寺湖バックのシロヤシオが映えていました。
ルート数値
距離7.0km 累積標高+510m, -620m (バス移動分 距離7.8km +160m,-50mは除いた) 所要時間 5時間30分(休憩込み)
行程
竜頭の滝上駐車場7:55 – 9:20高山山頂9:45 – 10:22熊穴分岐10:27 – 11:03熊穴11:15 – 11:46千手が浜・仙人庵12:20 – 12:30千手が浜バス停12:40 – 13:05シャクナゲ橋 – 13:25駐車地
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
経過
6時に小山をでて、竜頭の滝上駐車場には7:35頃に着きました。別便で来た4人はすでに登山準備中でした。日曜なので駐車場が満車ではないかと心配したのですがまだ少し空きがありました。
ゆっくりと準備して歩き始めました。西に向かって山道に入ります。
動物避けのゲートがあります。
ゲートの先にはバイケイソウの群落がありました。コバイケイソウとの区別はできませんでしたが、帰宅後調べると高山周辺にはバイケイソウが多いようなのでここもその群落だろうと思います。
カラマツソウの群落もありました。ここではまだ花が開いていませんが、千手が浜では咲いていました。
小さな尾根を越えると平地にでました。木漏れ日のうれしい場所です。
シロヤシオが咲いていました。今回は2日前に結構強めの雨が降ったので、散った花が多いのですが、残っている花もあります。
尾根を進むと、所々にロープが張られています。尾根は左右に急傾斜・崖になっている場所があります。そこへの転落防止のロープらしいです。
シャクナゲの花も期待していたのですが、残骸しか残っていませんでした。
右方向に樹間が開いていている場所がありました。尖っている山は外山のようです。
ある登山者が朽ちた木にカメラを向けていました。何を撮っているのだろうと不思議に思ったのですが、どうやらこの人形を撮っていたようです。この石柱は御料局三角点です。日光にはかなり残っているそうです。宿堂坊山と小太郎山で見たことがあります。他でも見たような気がするのですが思いだせません。
ヤマツツジとシロヤシオの競演。高原ではミツバツツジとの共演を多く見ましたが、ここではミツバツツジはわずかしか見られませんでした。散ってしまったのかもしれません。
サワギクはまだ花を咲かせていませんでしたが、特徴的な葉で特定できました。
オニタビラコ?。帰宅してから調べて多分これだろうと思います。葉が特徴的です。花からキク科だろうと推察して必死に探しました。でも、「多分」です。
一休みしてから、千手が浜へ向かいました。ヤマツツジが多かった。
テングクワガタ。クガタソウに花は似ていますが小型です。特に葉が小さいのが特徴です。見た感じでは横に広がらず上に伸びている印象があります。
シロバナヘビイチゴ。ヘビイチゴは花柱が特徴的ですが、このシロバナヘビイチゴでは目立ちません。
ムラサキケマン。とっくに花の時期を過ぎているような気がするのですが、残っていました。
クリンソウ。花は少なめでした。密生地も1か所ありましたが、近寄れません。
千手が浜からしゃくなげ橋まではバスに乗りました。満員御礼のバスでした。
湯川沿いの遊歩道を駐車場に向かいました。
無事、駐車場に戻ってきました。
久しぶりに、たくさんの人を見たハイキングでした。