2023年04月20日 鳴神山

鳴神山へカッコウソウを見に行きました。丁度見頃でした。他にもたくさんの花を見ることができました。でも、以前より花が減ったように感じるのは気のせいでしょうか?
5人旅です。

鳴神山山頂。

ルート数値
距離7.1km 累積標高+960m, -960m 所要時間 4時間55分(休憩込み)

行程
駒形駐車場7:30 – 登山口7:50 – 中間地点8:35 – 肩の広場9:20 – 9:30山頂9:40 – 椚田峠10:18 – 10:20カッコウソウ群生地10:45 – 10:50椚田峠11:00 – 11:20赤柴登山口11:25 – 12:30駐車場

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

花をたくさん見ましたが、花は後半にまとめて載せました。

経過
 小山を6時ころに出ました。50号は混雑もなく桐生に入りました。ナビに誘導されて川内町に入り、御朱印で人気の宝徳寺の前を谷奥へ入っていきます。人家が少なくなり、道も狭くなったところで大きくカーブした先の道路脇に駒形駐車場があります。今回現地集合で参加した「ともさん」は既に着いて、登山準備を始めていました。駐車場は10台ぐらいしか入れませんが、後から来たつくばNoの車は路肩に駐車しました。花の時期にはこの道は路肩駐車が長く続くそうです。今日は平日ですがカッコウソウが咲き始めたので多分路肩駐車が多くなるでしょう。

少し歩くと、登山口への入口です。ここにも6台ぐらい駐車できます。右に進むと駒形登山口、左に1時間ぐらい入ると赤柴登山口です。カッコウソウを見るなら赤柴に向かった方が早く群生地に付けます。でもまず鳴神山の山頂をめざすので右に直進します。

カッコウソウが咲き始めていますとの掲示がありました。4月14日日付です。

車の通行できる林道を奥に入っていきます。

林道脇にはマムシグサ・ハシリドコロ・ミヤマハコベなどの花を見ることができます。少し広くなった場所が駒形登山口のようです。そこから山道に入っていきます。

谷筋の道を登っていくと、岩の道になります。ここでは左側も水が流れているのですが、岩はしっかりしており滑りやすいということもありませんでした。冬場に凍結すると厄介でしょうね。

第一石門。少し岩を登りますが、すぐ終わりです。

道端には簡単な柵で保護されている植物がかなりあります。どのような種類が保護されているのでしょうか。よくわかりません。

中間点までやってきました。ここで一休み。

その少し上に水場がありました。水量はわずかですが、飲むことができそうです。飲んでみました。私はデリケートな味は分かりませんが、美味しいような気がしました。

次第に山道の傾斜はきつくなりました。

まもなく、肩の広場です。

御神水の井戸なのだそうです。水は汲めるのでしょうか。蓋を開けて覗いてみたくなりますが止めました。

「なるかみ小舎」だそうです。私にとっては初見です。どういう時に使うのでしょうか?地元の人の歓談の場なのかもしれません。でもここまで登ってこられるのはかなり健康な人だけでしょうね。

山頂近くにはまだアカヤシオが咲き残っていました。

山頂に到着。鳴神山は2峰があるらしく、こちらは主峰で「桐生嶽」なのだそうです。もう一つ「仁田嶽」があります。

山頂からは、遠くの山は霞んでいます。袈裟丸山・皇海山。右のかすかに見える雪山は白根山のようです。

大休止して、下山開始。
すぐ、仁田嶽の前を通ります。不思議なことに窪地になって石積みがあります。

下りは急です。この辺りにはコイワカガミが咲くはずなのですが、まだ小さな蕾でした。

椚田峠に下りてきました。カッコウソウの群生地はここを東に少し下ったところです。

群生地は周回できるように小径が作られています。カッコウソウはかなり咲いていました。蕾のものが多いので、まだしばらくは楽しめそうです。

群生地には地元の有志が監視していました。一口500円の寄付を募っていました。保護活動を続けることは大変な労力だと思います。
椚田峠に戻って一休みしました。
下山開始。赤柴に向かって西に下りました。
そこはコアジサイの群生地なのですが、まだ葉もでていませんでした。ここも保護柵が作られています。

ヤマツツジが蕾を膨らませていました。まもなく開きそうです。

山道は沢沿いへ下りてきました。

少し広い道にでました。赤柴登山口のようです。そこで一休。
林道なのでしょうが使われていないようでした。

この林道沿いではたくさんの花を見ました。特にヒイラギソウは有名なのだそうです。
新緑の下を歩きました。気持ちの良い緑です。暑さも程ほどで、まさに爽快な初夏です。

廃屋があります。以前、釣り堀だったと聞いたような気がするのですが、正しいかどうかはわかりません。

伐採地がありました。中にまでは入りませんでしたが、かなり広く伐採したようです。跡地は何になるのでしょう。

まもなく駐車場です。

無事、駐車場に戻ってきました。駐車場の車は減っていましたが、路上駐車は増えていました。
下山後は桐生の日帰り温泉で汗を流してから帰路につきました。

今回見た花

登りで見た花

駐車場の先で、ウツギが咲き始めていました。

エイザンスミレ。

ミヤマハコベ。

ハルトラノウ。

ハシリドコロ。

ヒゲネワチガイソウ。

ヒトリシズカ。

フモトスミレ。肩の広場の上で。

イワタバコ。鳴神山はイワタバコで有名なのだそうです。でも花に時期は蒸し暑そうです。

キランソウ。登りの谷ではまだ花は咲いていませんでしたが、下りの赤柴の谷ではきれいに咲いていました。

マムシグサ。

ミツバコンロンソウ。

ムラサキケマン。

ヤマネコノメソウ。

ニリンソウ。

トウゴクサバノウ。随分と花が小ぶりでした。

ミヤマカタバミ。花が咲いていないのですが。

名前不明。

名前不明。

山頂~カッコウソウ群生地で見た花

アカヤシオは少し残っていました。

山頂から椚田峠への下りではコイワカガミが見られると思ったのですが、まだ小さな蕾でした。

カッコウソウ。ここでしか見られないらしいのですが。

カコウソウ群生地には、スミレもたくさん生えていました。

ヒトツバエゾスミレ。たくさん、きれいに咲いていました。






シロバナエゾスミレ。エイザンスミレの白花なのだそうです。


他にもスミレが。

ヒトリシズカ。

赤柴の沢沿い

赤柴の谷は陽辺りが良いのでたくさんの花を見ることができました。

ミミナグサ。

ミヤマハコベでしょうか。

ハシリドコロ。

ヒイラギソウ。


ムラサキケマン。

キケマン。キケマンの株は少なかった。

キランソウ。

ウラシマソウ。1カ所にまとまって咲いていました。


林道の上にヤマブキが。

ヤマツツジ。林道まで降りると満開でした。

ジャニンジン。

名前不明。

ハナイバナ?。ムラサキ科の花です。中心が黄色いのでキュウリグサのようなのですが、花の付き方がハナイバナなのです。でも、ハナイバナは中心が白なのだそうです。写真の加減で黄色く見えたのではないかと適当に解釈してハナイバナとしました。

名前不明。

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