前回に引き続き花山行です。角田山は遠かったのですが、雪割草(オオミスミソウ)は見事でした。
総勢7名の賑やかな山歩きでした。
ルート数値
距離5.6km 累積標高+570m, -590m 所要時間 4時間05分(休憩込み)
行程
浦浜コース登山口9:45 – 五ヶ峠コース分岐11:06 – 灯台コース分岐11:15 – 桜尾根ルート分岐11:28 – 11:30角田山山頂12:08 – 桜尾根コース分岐12:13 – 桜尾根コース登山口13:45 – 13:50駐車場
ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
略
経過
小山を5:30にでて浦浜登山口には9時過ぎに着きました。車をデポするためにシーサイドラインの一部を往復しましたが、結構見所のあるドライブコースでした。特に雷岩周辺は本当に断崖という感じで、落石が怖くなるようなコースでした。
浦浜登山口は広い駐車場です。かつて「巻ふるさと会館」の駐車場だったようですが、その施設は今閉鎖されています。トイレも完備しています。ただ、シーサイドラインからこの駐車場に入るには狭く分かりづらい車道を進む必要があります。私は事前にGoogleMapで確認しておきました。
写真は登山口から見た駐車場です。写真ではわかりませんが数台の駐車がありました。
登山道は先日の雨でかなり糠っていました。ジメジメした場所にたくさんのネコノメソウが生えていました。互生なので、ヤマネコノメソウのようです。
麓の集落がみえます。日本海の先には佐渡が横たわっていました。金北山は真っ白です。
尾根に着くと、地面が乾いてきて、ヒメカンスゲが多く見られました。
アオキの赤い実が目立っています。実を付けるのは雌株なのだそうです。雄株は花は咲きますが実を付けないそうです。
アオキ雌株
標高が上がると、アズマイチゲはキクザキイチゲに変わっていきます。
これは葉は切れていますが、丸みがあって垂れているのでアズマイチゲだと思います。
これはキクザキイチゲでしょう。葉が鋭く切れ込んで、垂れていません。
コシノコバイモ。初めて見る花です。角田山でも少ないそうです。
ミチノクエンゴサク。葉は細いのですが、これは少し太めですが、ミチノクエンゴサクなのでしょう。
花を楽しみながらゆっくりと尾根を登りました。この先で一休み。
右下に三望小屋が廃屋になっていました。煙突のブリキが輝いているのが不思議でした。
山頂で大休止して、下山開始。桜尾根を下ります。オオミスミソウの群落が見られる筈です。
まず、キクバオウレンが迎えてくれました。これも前回この山で初めて見た花です。
キクザキイチゲ。こちらの尾根でもたくさん咲いていましたが、白だけでなく薄紫の花も沢山さいていました。
尾根には笹が増えてきます。その笹の間にも花が咲いていました。
一時的に花が減ってくるのですが、標高200mピークを越えると一気に花が増えてきました。写真タイムが増えてなかなか進みません。
ザックを持たない軽装で登ってくる観光客もいました。
尾根を下って最後に少し左にトラバースしてから小さな谷に下りるとすぐシーサイドラインです。
下山後は、車を回収にまたシーサイドラインを往復しました。
その後、「てまりの湯」で汗を流してから、寺泊に向かいました。魚の直売所を巡ると確かに買いたくなるような魚はあるのですが、帰路に4時間かかることを考えると買うことに控え目になります。数店見て回りましたが結局何も買わずに終わりました。何故か若者がたくさんいて、焼き串にかぶりついていました。
長岡北で自動車道に乗り、帰路につきました。
20時過ぎに小山に戻ることができました。