2023年03月16日三毳山

三毳山へカタクリを見に行きました。総勢7名の山歩きになりましたが、約8Kmの歩きで程よく汗をかくことができました。花もたくさん見ることができました。

カタクリは見頃でした。

ルート数値
距離8.3km 累積標高+750m, -750m 所要時間 5時間10分(休憩込み)

行程
南駐車場8:15 – 8:40三毳神社8:48 – 8:55中岳9:03 – 9:45青竜ヶ岳10:05 – 10:22カタクリの里10:42 – 10:55カタクリ山11:10 – 青竜ヶ岳分岐11:28 – 11:55花センター12:00 – 12:10カタクリの園12:25 – 12:35中岳12:47 – 13:25駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過

南駐車場に8時頃着きました。営業開始時刻は8:30になっていますが、駐車場は既に開いていました。

駐車場では馬酔木が咲いています。このブログでも何度も書いていますが、私の嫌いな花です。

駐車場の上の段には雪割草(ミスミソウ)が咲く場所があります。何年か前に植栽されたようです。立ち寄りましたが、まだ花弁の開いていない花が多いので下山時にまた立ち寄ることにしました。

その横にタチツボスミレ。

三毳神社への階段を登ります。直登でかなりの傾斜があります。

途中、シュゼンジカンザクラが咲いていました。

その先には何とツツジが咲いているではありませんか。葉はまだ開いていないのですが、アカヤシオではないし、ヤマツツジでもないし。花の色はミツバツツジのようです。

三毳神社への最後の階段。

神社に山行安全を祈願。神社前からは眺望が開いているのですが、春霞で良く見えません。

境内のソメイヨシノも蕾が大きくなっていました。

神社で少し休んで、急登の疲れをいやしました。
そこから少し進んで、中岳に到着。

少し下って山頂広場です。トイレを借りました。

その先の犬石でもツツジが咲いていました。ツツジの株は多いのですが、花を咲かせているのはごく一部です。

ミヤマウグイスカグラ。私がこの花を初めて見たのは三毳山でした。

篭石。佐野市街がきれいに見下ろせます。

歩いやすい登山道です。

山サカキに花が咲いていました。

青竜ヶ岳までやってきました。

赤城は見えませんでしたが、かろうじて大小山が霞んで見えました。

唐沢山から諏訪岳への稜線。諏訪岳が三角錐のきれいな姿を見せていました。

モミジイチゴ。何故か下向きに咲くのです。

青竜ヶ岳から北に進むと、登山道の落葉が一気に増えます。清掃作業がされていないようです。歩くのには支障はありません。尾根を歩かせてもらうだけで充分です。
イノシシの保護柵の扉を開けて、カタクリの里へ入っていきました。

カタクリは見頃でした。



何故かアズマイチゲが増えているような気がしました。

平日なので見学者は少なめですが、多くのカメラマンが陣取っていました。

水仙のような葉っぱが随分とあります。なんの花なのでしょう。

群生地の下まで降りて、東の尾根へ取付きました。
途中で、ヒメカンスゲを見ました。

カタクリ山に到着。点名板にカタクリ山と追記されていましたので多分そういう名前なのでしょう。
点名は「三毳」なんですね。中岳の三角点がそうなのだろうと思っていました。四等三角点です。

カタクリ山で大休止してから青竜ヶ岳の手前まで戻りました。
そこから東に急な山道を東に下ります。そんな道利用するのは少数だろうと思っていたのですが、前のオバサングループがその道に入っていきました。そして、そこを登ってくるオバサン・オジサンにも行き交いました。花センターから青竜ヶ岳への近道として利用者は多いようです。
5分程下り、倒木を跨ぐとまもなく遊歩道に合流しました。
遊歩道は花センターの奥で大きく変わっていました。

建物も建築中でした。何ができるのでしょうか。
花センターの裏まで来ると、桜が咲いていました。ソメイヨシノではなさそうですが。

その下にはザゼンソウらしい花が。

さらに、名前は分かりませんが、アブラナ科の花でしょう。

トイレ休憩しました。
その前では川津桜が満開でした。見事な満開です。

そこからカタクリの園へ向かいます。

谷合に入り、木の階段を登るとすぐ、福寿草が咲いていました。今の時期になると葉が大きくなるので春先の花とは別のように見えます。

ニリンソウも少し咲き始めていました。

木道が斜面に付けられて、カタクリを観察しやすくなっています。
斜面はカタクリの見頃です。
いままでの印象では、北のカタクリの里に比べるとこちらは花が少ないように思っていましたが、随分と花が増えたように思います。

南側の斜面にも増えているようですから、これからが楽しみです。

中岳に登って一休み。休んでいると蝶が飛んできました。一休みしている蝶を撮ることができました。調べると「キタテハ」らしいです。成虫のまま冬を越すのだとか。

下山は階段を使わずに、山頂中継広場から車道を下りました。

途中、ネコノメソウの仲間を見ました。帰宅後調べたのですが、詳しい名前はよくわかりませんでした。

ヘビイチゴ。花弁の感覚が広く、真ん中の膨らみが大きいので多分間違いないでしょう。

スミレ。

ジュウニヒトエ。キランソウやツクバキンモンソウと同じ仲間ですが、花の付き方に特徴があります。

駐車場まで戻って、雪割草を見に行きました。朝よりも花が多く見つかりました。いろんな変種があって面白い花です。

下山後は、岩舟の遊楽々館で汗を流して帰路につきました。

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