2023年02月21日 太平山・晃石山・大明神

太平山へトレーニングに行きました。それだけではつまらないので、初めてのルートを3カ所歩きました。そのなかの大中寺Bコースは荒れ放題でした。でも、トレーニングとしては程よい疲れでした。
当然1人旅です。

久しぶりに大明神に上りました。

ルート数値
距離15.5km 累積標高+1,600m, -1,600m 所要時間 7時間15分(休憩込み)

行程
大中寺駐車場7:15 – 太平山神社7:55 – 太平山8:10 – 8:43駒形石上展望台8:53 – 9:05晃石山山頂9:10 – 青入山9:25 – 10:05馬不入山10:15 – 林道登山口10:37 – 10:57大明神11:08 – 林道登山口11:27 – 11:50馬不入山11:55 -(立花沢コース)- 立花登山口12:27 – 12:50清水寺13:02 – 晃石神社13:40 – 駒形石上展望台13:50 -(Bコース)- 14:30駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート

経過
大中寺駐車場はガラガラでした。私で2台目です。

大中寺では、白梅・ロウバイが咲いていました。ロウバイは少し朽ち始めていました。

大中寺の右側から登山道に入ります。もう何度か歩いている道なのですが、「こんなに岩が多かったっけ?」。山での記憶はそれほど正確ではありません。
電波塔管理道から謙信平に入る場所に桜が咲いていました。てっきり、時期はづれに咲いた狂い咲きかと思ったのですが、河津桜なのだそうです。晃石山山頂で79歳というオジサンに教えてもらいました。帰宅後調べると、麓の大中寺や清水寺にも河津桜があるそうです。

謙信平から富士山が見えました。

太平山神社に参拝。奥宮にも参拝。
浅間神社裏の太平山に立ち寄り。

こんな立て看板がありました。昨年の事らしいです。おまけに昨日、ネットニュースで、「平井町で警察官が熊を見た」という情報を聞いたので、今日は、熊スプレーを持参しています。ただ、熊鈴は苦手なので持ってきましたが、鳴らしていません。

ぐみの木峠の先の展望台で、オバサンが二人休んでいました。筑波山がきれいに見えました。

駒形石。

駒形石の上の展望台からはスカイツリーが見えました。少し休みました。

晃石山山頂ではオジサンが休んでいました。79歳だそうです。「昨日は30人ぐらいに会ったが今日は風が強いから人が少ない」と話していました。「昨日は馬不入山まで行ったが今日は青入山で止めた」とのことですが、79歳で馬不入山まで往復できるとは立派です。

今日は強風が吹いていますが、日光の山々は雪雲に覆われていました。
桜峠手前の階段の下りで、元気のいいオジサンに追い抜かれました。多分、私より年配だと思うのですが、快調に階段を下っていきました。そのオジサンとは馬不入山手前500mぐらいで再度会いましたが、随分と健脚な方です。でも、挨拶は無視されました。
太平山神社から2時間強で馬不入山へやってきました。ここで大休止。

気温は3度くらい。

腹ごしらえをして、大明神へ向かいました。

第一展望台からは岩船ジャンクションが良く見えました。

第二展望台からは袈裟丸・日光の山なみが見えそうでしたが、遠くの山は雲の中でした。

少し急な傾斜を下っていると、山仲間のKYさんが登ってきました。しばらく歩いていないのでハイキングに来たらしいです。
樹間から目指している大明神が見えました。

林道まで下りてきました。向かい側が大明神への登山口です。

GoogleMapによると、この峠に「熊野社」があるそうです。この祠がそうなのでしょうか。

登山口からすぐ急な登りになりますが、稜線にでると歩きやすくなりました。途中、ツバキがきれいに咲いていました。

林道から約20分で大明神山頂に着きました。三角点もあります。

ぼんやりと皇海山が見えました。

風が強いので少し下った登山道で一休み。誰も来ません。
馬不入山まで戻ってまた一休み。
馬不入山から立花沢ルートで一旦麓に下りる予定です。立花ルートへの入口には、前回来た時には小さな標識があったのですが、既に無くなっていました。

少し下って沢ルートに入ります。私は沢ルートは初めてです。

急な下りですが、トラロープがしっかり付いていました。

レスキューポイント標識もあります。

沢沿いの道を少し進むと、倒木がありました。根元を潜って山道に復帰しました。

レスキューポイント26標識の場所が沢ルートと尾根ルートの分岐です。

前回は、ここから尾根ルートに取り付きました。この先が凄い急傾斜で這い登った記憶があります。
立花登山口に下りてきました。動物避けの金網を開けてでてきました。

林道を清水寺へ向かいます。結構、距離があります。

予定では、桜峠に登って、青入山から清水寺に下り、晃石神社に登ることにしていたのですが、大明神への往復がかなり堪えたようで、予定を変更しました。主稜線への往復を減らして、清水寺から晃石神社へ登ることにしました。
清水寺の右側のここから登り始めます。

清水寺のロウバイは大部分萎れていたのですが、この木は少し晩生のようです。見頃でした。

一気に晃石神社まで登りました。岩の多い道でした。

下山は駒形石上展望台まで戻り、そこから尾根を下ります。今回は途中から初めてのBコースを下る予定です。
展望台から5分程下ると、A・BコースとC・Dコースの分岐があります。尾根を直進するとA・Bコースで、左に下るとC・Dコースです。Cコースを使う人が圧倒的に多いので、尾根を進む踏跡はかなり薄いです。おまけに傾斜がきつく、落葉も多いので慎重に下ります。さらに5分程下るとテープがやたらに目立つ場所に下ります。よく見ると木に「←大中寺」とマジックで書いてあるのが分かります。

ここからは、尾根形のはっきりしない広い斜面を下ります。テープも少なくなるので正しく下っているか不安になりますが、10分程で尾根らしい場所にでると正解です。その尾根は標高198地点に続く尾根です。その尾根が平らになった場所がA,Bの分岐です。左側の杉の大木に「B」の文字がペンキで書かれているのですがかなり薄くなっているので注意して探す必要があります。

尾根を直進するとAコースで谷に下りるのがBコースです。今回は谷に下りました。
すると倒木が目立つようになります。

Bコースは大いに荒れていました。特に、左からの谷との出会い辺りが一番荒れています。倒木で谷が塞がれていました。

よく見ると倒木の向こう側にピンクテープが見えるので突き進むしかありません。倒木はかなり朽ち始めているので10年ぐらいは経っているのでしょう。10年くらい前だというと、足利赤雪山の谷コースが倒木で埋まった大雪がありました。その時にここでも被害が出たのかもしれません。7-8分突き進むとやっと歩きやすくなりました。

Aコースに合流しました。杉の木に薄くなっていますが、Bと書かれています。ここを右に進むとBコース。直進するとAコースです。

2年前にAコースを歩いていますが、谷は浅くすぐ尾根に登るのでBコースのように荒れていた記憶はありません。
無事下山。汗をかなりかいたのですが、早く下山出来れば、風呂に入ろうと考えていたのですが、少し遅くなりました。駐車場でアンダーシャツを着替えました。
今回、太平山周辺の未踏部分はほぼ歩いたことになります。後は、北側を歩こうと思っているのですが、北側はゴルフ場が多いのでルートが定まりません。
その前に、中山へ行ってみようかと思います。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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