2022年11月13日 霊山(福島)

東北低山歩きの2日目は福島の霊山(りょうぜん)です。紅葉は見頃を過ぎていましたが、岩山歩きを楽しめました。

駐車場から見た霊山。そこからは迫力のある山に見えましたが、一般コースを歩く限りはハイキングコースでした。

ルート数値
距離5.7km 累積標高+520m, -520m 所要時間 3時間10分(休憩込み)

行程
登山口8:40 – 9:08宝寿台9:18 – 日暮岩分岐9:21 – 護摩壇9:46 – 9:57城跡10:20 – 10:30東の物見10:32 – 蟻の戸渡10:53 – 日暮岩分岐11:27 – 11:50登山口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過

昨夜は少し飲みすぎたようです。私も、胃の具合が良くなかったのですが、二日酔いという程ではありませんでした。しかし、完全に二日酔いのメンバーもいました。
こどもの村登山口前の駐車場はかなり広いのですが、7割がた埋まっていました。人気のやまのようです。駐車場からは霊山を見上げることができました。岩、岩の山のようです。

ここには清潔なトイレも完備しています。昨夜の荷物を流して少しスッキリしました。
登山開始。笹が枯れていました。花が咲いたら枯れるとか、不吉な前触れとか言われますがどうなのでしょう。

登山道に咲くノコンギク。ほんのわずか残っていました。

岩に刻まれた谷に沿って登っていきます。ハイキングコースです。

「鍛冶小屋岩」なのだそうです。つっかえ棒はよくあるパターンです。

左右は岩壁です。ここの岩は昨日の岩岳のものとは違い、砂利が混じったコンクリートのような岩です。

「宝寿台」にやってきました。

「宝寿台」は大岩の上です。岩には鉄のハシゴが掛かっていました。

「宝寿台」からの景色。

「宝寿台」の先には「見下し岩」がありました。「みくだし」ではなく「みおろし」だと思います。

「宝寿台」と同じような景色でした。

「日暮岩」分岐。帰りは右側からここへ下りてきました。往きは直進します。

霊山は台地上になっていて、その斜面は岩だらけですが、上はなだらかな場所が多いようです。道は歩きやすい遊歩道です。

「国司沢」です。岩の大地に鋭く切れ込んだ谷です。谷底が見えません。

「天狗の相撲場」がありました。岩がゴツゴツしていますが、天狗なら相撲が取れるのでしょう

遊歩道から左に離れて「護摩壇」を目指します。

かなり下ります。すると「親不知・子不知」がありました。鉄柵があるので怖くはありませんが、無ければ怖いでしょうね。


最後はこの穴を抜けると「護摩壇」でした。

ここで、護摩を焚いて修行したのでしょう。崖の途中に少し平らな場所があって、そこが護摩壇です。

そこからは吾妻連峰が望めました。右に白っぽい一切経山、左に東吾妻山が見えました。

鉄の橋を渡ります。

するとすぐ、国府跡にでて

その先が城跡です。

城跡で大休止。
休憩後、東の物見へ向かいました。ここの笹は丈が低いですが枯れていません。

東の物見に到着。ここが霊山最高地点らしいです。

北側が開けています。左下に二ツ岩が見えました。誰か登っていますね。

「学問岩」。どれが学問なのかよくわかりません。この岩陰で勉強ができそうだということでしょうか。

「天の釣船」に寄ってみました。

岩の下に空洞が少しありました。かつては土が埋まっていてそれが流れてこんな状態になったのでしょうか。

「蟻の戸渡」。そこは歩かずに、脇道を行きました。少し残念です。

そこから先に行くこともできますが、私たちはそこから下っていきました。
「五百羅漢岩」

「弘法突貫岩」。穴が開いています。こんな事が出来るのは弘法大師だけと云いたいのでしょうが、お大師様はそんなに暇ではありません。

弁天岩が見えました。

多分、「穴が開いているから弁天様だ」という発想なのでしょうが、今そんなことを言うと炎上します。
紅葉はほぼ終わっていました。


何か所かで鉄板を渡るのですが、滑りそうでした。

「日暮岩」。ハシゴがかかっていましたが登りませんでした。

その下で遊歩道に合流しました。朝、登った道を下ります。
無事下山。岩山ですが、岩場を登ったという気はしませんでした。ハイキングルートとして整備されているからでしょう。

下山後は、すぐ下の「紅彩館」で汗をながしました。
途中、小雨に降られましたが、大きな渋滞もなく鹿沼まで戻り事ができました。

カテゴリー: 尾瀬・東北 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です