2022年10月12日 山王帽子山・小太郎山

山王峠から太郎山を往復する計画で歩き始めましたが、時間切れで小太郎山で折り返しとなってしまいました。期待した紅葉はまだまだですが、程ほど良いトレーニングになりました。
MTさん、HYさんとの3人旅です。

小太郎山は眺望の素晴らしい山でした。

ルート数値
距離6.8km 累積標高+960m, -960m 所要時間 6時間30分(休憩込み)

行程
山王峠登山口8:00 – 9:00山王帽子山9:18 – 1919地点コル9:42 – 11:07小太郎山11:45 – (12:50)1919地点コル13:00 – 13:35山王帽子山13:45 – 14:30登山口

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)

経過

 いろは坂は紅葉にはまだまだ早いようです。中禅寺湖も少し黄色に変わり始めた木もありますが、まだまだ。竜頭の滝は少し紅葉が始まったようです。そこからのカラマツ林はまもなく黄葉が見頃になりそうです。陽に照らされればもっと色が冴えるのでしょうが曇天でした。光徳牧場でトイレを済ませて山王林道に入ります。カラマツに絡んでいるツタウルシは後数日で紅葉しそうです。探鳥のカメラマンがポイントを探して林道を歩いていました。学生時代、「探鳥会」というサークルがあって、私たちは「探女会」だよと言っていましたが、探鳥は趣味としては良い部類だと思います。森林の空気を味わいながら楽しめるのですから。でも、探鳥中の人をみると「探女」という言葉を思いだしてしまいます。
 山王峠に近づくと2台の車が駐車していました。私たちは登山口前の路側帯に駐車できました。
笹刈がされている登山口から歩き始めました。

その笹刈をしたのは、私が所属している山岳会なのですが、今年は、雷雨に会って一部しか刈れませんでした。刈り残った場所の様子を偵察するというのも今回の目的です。私は今年の笹刈には参加できなかったのですが。
日光の山ではお馴染みのプレートです。

5分も歩くと登山道は笹に覆われてしまいます。

樹林帯に入ると笹は薄くなります。樹林帯内は傾斜がきつく、雨で掘れて、大きな段差になっている場所もありました。

傾斜が緩くなると、樹林が少なくなって笹がでてきます。

標高が少し上がると笹の丈が低くなりました。

樹林はコメツガのようです。

約1時間で山王帽子山山頂に到着。少し手前からは白根山・燧ヶ岳が見えました。

山頂で少し休みました。

山頂からは男体山も見えます。山頂が平らに見えます。

戦場ヶ原の農家が見えました。観光道路からは農地は見えませんが、男体山の下では農業が営まれているのです。

山王帽子山を東に下りました。東の斜面は中腹が平らになっています。

特に下の樹林帯内の傾斜はかなりきつくなっています。踏跡もあちこちにありますが、方向さえ大きく間違わねば迷うことはないでしょう。
コルに下りてくると、前の斜面には紅葉が始まっていました。

山王帽子山から150m程下ってコルに着きました。小太郎山へはここから400m登らねばなりません。

登山道は少し荒れています。

振り返ると、紅葉したドウダンツツジの先に燧ヶ岳が見えました。双耳峰ではなく三峰に見えます。尾瀬沼から見上げた時に左に赤ナグレ岳が見えるので三峰に見えますが、ここからの眺める方向は、尾瀬沼とほぼ同じなのでしょう。

今回は花は残っていませんでした。コケはたくさん見ることができましたが、名前はわかりません。

山頂近くになると傾斜が緩くなりました。

左先に太郎山が見えました。

小太郎山に到着。

360度の眺望です。曇ってはいますが、山脈はくっきりと見えました。
まず、北東に太郎山。剣ヶ峰をこちらにやってくるパーティが見えました。登山口近くに泊っていた2台の車のメンバーのようです。太郎山から戻ってきたようです。

東には、女峰山、小真名子山、大真名子山。こちらから見ると、小真名子山が手前なんですね。

その手前に見える、太郎山から南に延びる尾根の岩壁が見事です。

男体山と中禅寺湖。

遠くに皇海山。右に白根山。

白根山、金精山、根名草山。

燧ケ岳

山頂でゆっくりと休んで、下山開始。「太郎山に行かないの?」という声は誰からもでませんでした。
下山時に見た紅葉。

カテゴリー: 日光 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です