2022年07月08日 社山

社山は好きな山です。途中眺める男体山の雄姿や足尾の山々が見事です。ただ、今回は、中腹辺りから雲が出てきて、山頂からは男体山も足尾の山も見ることはできませんでした。でも、緑の中の山歩きは楽しいものです。花がもっと咲いていると良かったのですが。
MTさん、KRさんとの三人旅です。

男体山と太郎山。このあと雲に隠れてしまいました。

ルート数値
距離12.4km 累積標高+710m, -710m 所要時間 6時間15分(休憩込み)
行程
歌が浜駐車場8:00 – 9:05阿世潟9:15 – 阿世潟峠9:40 – 10:52社山山頂11:32 -12:32阿世潟峠12:37 – 12:55阿世潟13:00 – 14:15駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
省略

経過

小山を6時に出発して日光自動車経由で奥日光へ向かいました。8時前に歌が浜駐車場に到着しましたが、ガラアキの駐車場でした。

湖岸に出ると正面に白根山が見えました。

右には男体山。いつみても見事です。

8時には歩き始めることができました。
中禅寺湖南岸の遊歩道を進みます。

イタリア大使館別荘跡。クリンソウが少し咲き残っていました。

遊覧船の船着場ができていました。私は初めて見ました。写真を撮るには良い場所です。

社山方面。

男体山には雲がかかっていました。

歩きやすい遊歩道です。でも、左の尾根は取り付くには岩が多くて傾斜もきつそうです。この辺りを歩く時は左側をいつも気にしていますが、まだその尾根に取り付いたことはありません。

狸窪のゲートからは遊歩道は未舗装となります。

半月峠への分岐を過ぎて、八丁出島の付根へ。左の中善寺山に続く尾根は今までの尾根よりは歩きやすそうです。八丁出島も歩いたことはありません。紅葉時期に挑戦しましょう。でも、地形図に乗っている実線の道は見えませんでした。踏み跡ははっきり見えましたが。
その先で、男体山がきれいに見えました。

阿世潟で小休止。腹ごしらえをしました。阿世潟には補修用の資材が置いてありました。南岸遊歩道は阿世潟から千手が浜まで通行止めになっています。遊歩道の補修をしているようです。

峠への道を登ります。約25分の登りで峠に着きました。

阿世潟峠。

雲の動きが早いようです。男体山、太郎山が見えます。

尾根は崩落が進んでいます。

山道のすぐ下まで抉れている箇所もありました。これは下山時の写真。

まもなく山頂です。足尾側からガスが押し寄せてきました。

山頂に到着。

3人の登山者が休んでいました。南岸遊歩道で私たちを追い越していったグループです。3人はすぐ下山していきました。
山頂で大休止。
休んでいると単独登山者が2組やってきました。青年男性はすぐ下りていきました。ご婦人は少し西側で休んでいたようです。
山頂で腹ごしらえして、少し西のシャクナゲを見に行きました。少しだけ咲き残っていました。
下山開始。丁度、ご婦人の下山と一緒になり途中まで話をしながら下りました。でも、私達よりは健脚なようでした。
上野島近くを進む遊覧船。

今回は半月峠を経由して下山する予定だったのですが、阿世潟峠にくると、足尾側からガスが湧いて来たので、即、下山することにしました。
南岸遊歩道脇で小鹿が草を食んでいました。かなり人馴れしているようです。

無事、駐車場に戻ってきました。雨に降られることなく歩き通せました。駐車場にはバスが3台停まっていて、やがて、遊覧船から下りて来た小学生らしき団体を乗せて去っていきました。
スマホの機内モードを解除すると、安倍元総理の襲撃事件が飛び込んできました。とんでもない事件が発生したものです。しかし、短い間ですが、山を歩いている時ぐらいは、世間の動きから隔絶していたいと思います。山はそれができる有難い場所です。
下山後は、湖岸の日帰り温泉で汗を流して帰路につきました。

今回見た花

本当に花の少ない山でした。たまたまそういう時期に歩いたということなのでしょう。
尾根から山頂ではニガナとシャクヤクしかみませんでした。
ハナニガナ

ハンサンシャクナゲ。


中禅寺湖南岸遊歩道
タツナミソウ。ラショウモンラズラに似ていますが、ラショウモンラズラは大きくしっかりした筒のようなガクがあります。

クリンソウ

サワギク。大きく切れ込んだ葉が特徴的です。

イケマ。

タモギ茸。私にはわかりませんでしたが、KRさんによるとタモギ茸なのだそうです。ヒグマの好物のキノコらしいです。

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