2022年05月24日 筑波山

KRさんの案内で筑波山を歩いてきました。半分以上は初めて歩いたコースですが、とにかく道だらけの山です。それ以外にも踏み跡レベルの道は数知れず。すべてを制覇することはできないでしょうが、これからも、トレーニングを兼ねて歩いてみることにします。

筑波山を西から東に行って、最後に坊主山に登りました。登りはきつかった。坊主山山頂。

ルート数値
距離11.8km 累積標高+1,040m, -1,040m 所要時間 6時間10分(休憩込み)

行程
林道駐車地9:20 -(みかん尾根)- 10:20自然研究路に入る10:28 – 10:50御幸ヶ原10:55 – 女体山11:22 – つつじが丘駐車場12:30 – 12:48林道から山道へ12:55 – 林道へ13:10 – キャンプ場13:35 – 林道を離れて坊主山へ向かう13:55 – 14:35坊主山14:45 – 林道へ下りる15:15 – 15:30駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート

経過
KRさんの軽トラに乗って、薬王院から少し登って、林道の分岐までやってきました。鬼ヶ作線と酒寄線の分岐です。その脇に駐車しました。

分岐から酒寄線の終点まで、花を撮りながら進みます。
そこから尾根に取り付きました。

その尾根は「みかん尾根」というらしく、ミカン農家が多い地区に下るので、そのように呼ばれているらしいです。
猿田彦尾根よりは少ないですが、岩が多い尾根です。
この岩を越えるのは少し苦労します。左にホールドが取りづらいのですが、右にはしっかりした根がありました。でも、脇に巻き道もあるとか。

それを越えると、岩はありますが、苦労はしませんでした。

自然研究路に合流しました。私は、てっきり、猿田彦尾根に合流してから研究路に向かうものだと思っていたのですが、尾根を勘違いしていたようです。この尾根も研究路からは進入禁止になっていました。

ひとまず、小休止。
自然研究路は歩きやすい道なのですが、一部の木製階段が壊れていたり、斜めになって滑りやすい階段もありました。

男体山の下に、長らく通行禁止になっていた遊歩道が通行できるようになったというのでそちらへ行ってみました。
遊歩道はきれいに治っていました。

その上に、通行禁止の原因になった大岩の崩落跡があるのですが、コンクリートで固めて対応したようです。

御幸ヶ原へ到着。大勢のハイカーがいました。そこからの景色は少し霞んでいるので良く見えません。

女体山山頂。山頂からの景色は少し霞んでいるので良く見えません。

即、下山開始。岩の多い下りで、おまけに昨日の雨で岩が濡れているので慎重に下ります。

ブナ平まで下りてきました。ここで脇道に入りました。弁慶茶屋跡へのショートカットだそうです。

歩きやすい道でした。

茶屋跡に出る場所にクリンソウが咲いていて驚きました。誰かが植えたのでしょうね。
そこから「おたつ岩コース」を下り、つつじが丘駐車場へ向かいました。
ツツジはすでに終わっています。ニガナはたくさん見られました。

まもなく駐車場です。

駐車場の西端にトイレがあり、その近くから「東筑波ハイキングコース」が始まります。

林道のような道ですが、未舗装なので足に優しい道でした。そこにはたくさんのヒメヘビイチゴが咲いていました。
また、山道に入る場所で、エネルギー補給しました。
そこからの山道も歩きやすい道です。

沢を数回渡りました。

国民宿舎へ向かう山道のようです。

また林道にでました。

その林道を30分程進むと、筑波高原キャンプ場にでました。バンガローらしきものが数件建っていますが、どれも年代物です。
さらに10分程で女の川(めのかわ)に到着しました。女体山から流れているので「女の川」だそうです。植生保護の為に侵入禁止です。

その先で北への眺望が開けます。伐採地です。加波山が見えます。

「男の川(おのかわ)」こちらは男体山から流れているそうです。8年前にここへ下ってきたことがあります。

その少し先の伐採地から坊主山を目指そうとしましたが、イバラが多くて撤退。もう少し先に移動して登り始めました。踏み固められた道がありました。

半分ぐらい登って、休んでいると、上から笑い声が聞こえてきます。元気なパーティが下りてきました。後で、もう一組下りて来たので、この道も結構使われている道のようです。
汗びっしょりになってやっと坊主山に到着。三角点(709.9m)もあります。

少し休んでから下山開始。なんとこの山頂からは6方向に道が付いていました。
多分、途中で薬王院ルートに合流すると思われる道に入りました。

でも、結局、合流することなく林道まで続いていました。登ってきた道と薬王院ルートの間の道だったのです。薬王院ルートは階段が多いらしいので結果的には歩き安い道を下って来たのかも知れません。ここで林道にでてきました。

林道を5分程歩くと薬王院ルートの入口がありました。ここも階段です。

無事、駐車地まで戻ることができました。
先週と今週、連続で累積標高1000m越えのルートを歩きました。脚はパンパンです。帰宅後、すぐ脚を冷やしたので足の疲労はかなり取れたようです。ところで、先週、足指にできたマメはそのまま固まったようです。今回は痛くなりませんでした。

山で見た花

酒寄林道

ハルジオン

ウマノアシガタ


ノイバラ

ジャケツイバラ。赤く突き出ているのは雄しべが固まっているのだそうです。

自然研究路

ツクバネソウ

ユキザサ

ギンリョウソウ

ガマズミ

山ツツジ。見頃は過ぎていました。

ツボスミレ(ニョイスミレ)

女体山周辺
ヒイラギソウ。何故か見たのはここだけでした。

ナルコユリ

不明

弁慶茶屋跡で

クリンソウ。誰かが移植したのでしょうか。

ヘビイチゴ

オドリコソウ

つつじが丘で

ツクバネウツギ

カタバミ

ハハコグサ。

ハルジオン

ニガナ。細かい分類は不明。

ニガナ2。細かい分類は不明。

ニガナ3。細かい分類は不明。

アザミ。今の季節ならノアザミでしょうか。

ウツギ。小さな蜂がたくさん集まっていました。

ハイキングコースor林道

ヒメヘビイチゴ。一面に咲いていました。




オオナルコユリ。沢山見ました。花はこれからが見頃です。

ウワバミソウ(ミズナ)

フタリシズカなのですが、ヒトリ・サンニンもありましたが、サンニンなら「静か」ではなく「かしまし」でしょう。


ヤマアジサイ?


エンレイソウ

コゴメウツギ


サワウツギ。

オカタツナミソウ。キャンプ場近くで。

ホオノキ。この花を見ていると元気なオバサン3人連れがやってきて賑やかになりました。



コアジサイ。見頃はまだ先です。

ジャケツイバラ

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