2022年05月19日 男体山

久しぶりに男体山へ登りました。今の季節に登るのは初めてです。花が沢山見られるのではないかと期待していたのですが、種類は少なく、花も5合目で終わりでした。でも、大勢の登山者がいて、天気も良く、山頂からは日光・尾瀬の山をきれいに眺めることができました。
久しぶりの一人旅です。

山頂から火山礫のザレ場を下る。中禅寺湖は少し霞んでいた。。

ルート数値
距離10.3km 累積標高+1,310m, -1,310m 所要時間 7時間15分(休憩込み)

行程
二荒山神社駐車場7:05 – 登拝門7:13 – 四合目8:26 – 8:42五合目8:52 – 9:57八合目 – 10:53山頂11:40 – 八合目12:12 – 13:11五合目13:16 – 四合目13:29 – 登拝門14:15 – 14:20駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート

経過

久しぶりに一人で山を歩くことになり、さあどこに行こうかと考えました。バリエーションルートでは家族の賛同は難しそうです。それで、日光にしました。社山・半月山か男体山か。それで、今の時期に行ったことのない男体山にしました。
最近、朝早く出発するのが苦手になっています。でも、5:30出発の予定だったのですが、早めに準備完了できたので、5:10頃に家を出ました。いつもですと日光へは鹿沼経由が多いのですが、ナビにセットすると新4号から日光自動車道経由のルートが表示されたので、「まあ良いか」とそのルートを選びました。おかげで、7時前に二荒山神社の駐車場に到着。登山者駐車場にはすでに6-7台の駐車がありましたが、休日ですと早めに満車になるそうなので、今日は少なめのようです。

神社に入っていきます。

受付で、名前・住所。電話番号を記入して入山料1,000円を払うと、お守りをもらえました。
登拝門から登山開始です。

受付で、「シラネアオイが咲いていますよ」と声を掛けられたので、登拝門の先で左に入りました。
そこは、鹿避けの網で囲われたシラネアオイの保護地でした。

萎れている花も多かったのですが、何とか、きれいに花を咲かせているものもありました。

柵を回り込んで登山道にでました。そこが一合目でした。

15分程で二合目に着きました。登山道は少し西にずれたようです。

登山道は雨で深く掘れ込んだ箇所が多く、脇に新しく踏み跡ができたりしています。歩きにくい場所もありますが、問題なく三合目に到着。ここから林道歩きでです。

でも、その林道わきにはたくさんの花が咲いていました。種類は少ないのですが、スミレはタチツボスミレだと思いますが、たくさん見られました。そうなると、写真撮影にたっぷりと時間をとられます。

四合目です。ここから本格的な山登りが始まります。

火山土壌ですから、登山道はどんどん壊れていきます。それの対応も大変そうです。

五合目に小屋があって、中を覗くと、木材や作業道具が置いてありました。


五合目までは登山道脇にスミレなどの花を見ることができましたが、その上では花を見かけませんでした。
振り返ると中禅寺湖がきれいに見えました。

岩場にでるとすぐ、六合目です。

六合目石碑から左の樹林帯に入ります。樹林帯内の登山道も荒れていますが、通行に支障はありません。

また岩場にでてきました。振り返ると、中禅寺湖の東側が見えます。

岩の中に踏み跡を探して登っていきます。慎重に進めば危なくはありません。

七合目。ここにも小屋があります。小屋の前で少し休みました。他にも数人休んでいました。

その先に、鳥居があります。

20分程、岩の多い薙を登っていくと、八合目に到着しました。瀧尾神社があります。写真は下山時のものです。

この辺りまで来ると、下山中の登山者が多くなります。
元気な人はスイスイと下っていきます。

傾斜が緩やかになると、岩がなくなります。所々に雪が残っていました。

九合目の手前で、空腹を覚え、エネルギー補給をしました。
九合目。

山頂近くになると、土壌の崩落が目立ちます。火山礫が積みあがっているので簡単に崩れます。

左の尾根に太郎山神社が見えます。今日はそこにも寄る予定です。

白根山。白錫尾根。戦場ヶ原と小田代原。残念なことに少し霞んできました。

山頂に到着。まず、奥宮に参拝しました。

東の小ピークへ。

その山頂には剣が輝いていました。

三角点。

裏男体の山々。太郎山、大真名小山。小真名小山は大真名子山の後ろに隠れていますが、左に少し山頂を見せています。女峰は帝釈山とセットで双耳峰のように見えました。

左から、会津駒ヶ岳・燧ケ岳・白根山。

男体山から見ると、前白根は白根山の右下に見えます。私は絶対に左側に見えると思っていたのですが、大きな勘違いでした。前白根の右に五色山があって、その右に黒く金精山が見えます。その左後方は真っ白な至仏山でした。

奥宮に戻って、二荒山大神。

太郎山神社へ行ってみました。火山礫の尾根を少し下ります。

少し戻って、大休止しました。
11:40、下山開始。
登ってくる登山者の向こうには八丁出島が見えるのですが、残念なことに少し霞んでいます。

一気に下ってしまおうと思っていたのですが、岩場の下りは脚に堪えます。五合目で休みました。
四合目の小屋は社務所なんですね。

四合目のから三合目までの舗装林道歩きは足裏に堪えます。花の写真を撮りながら一休みを繰り返して下山しました。
無事、登拝門まで下ってきました。社務所に尋ねると本日の登山者は80人以上だそうです。平日なので随分と多いものだと思いました。さすが、百名山。

駐車場で、汗を拭いてから帰路につきました。今日は風呂は無しで帰宅を急ぎました。
男体山は山頂からの景色は申し分ありません。ただ、今の季節だと透明感がないのが残念です。ただ、トレーニングとしてはとても良い山だと思います。でも、入山料1000円はトレーニングに支払うのには高いかなと思います。花を愛でて、景色を楽しんで1,000円なら安いと思いますが。でも、今回は良いトレーニングでした。

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