2022年03月25日 三床山

トレーニング山行ということで、前回同様に4kgの水を余分に担いで歩きました。距離は前回より少し延びただけなのですが、疲れは倍増です。やはり累積標高が1500m近くになると体に堪えます。結局、予定していた金原山までは行けず、林山で時間切れで折り返しとなりました。下山した時はヘロヘロ状態でした。でも、尾根ではアカヤシオが少し咲いて、谷筋にはカタクリ・スミレが見られました。すでに春になっているようです。
一人旅です。

尾根はアカヤシオの季節になっていました。時の過ぎるのが早すぎます。
 

ルート数値
距離 12.8Km 累積標高 +1,480m,-1,480m 所要時間 7時間30分 (休憩込)

行程
駐車地7:40 -(出尾根コース)- 8:20三床山8:25 – 8:55二床山 -9:07一床山9:15 – 10:17桜山10:40 – 11:06天ヶ岳10:13 – 12:00林山12:15 – 13:05天ヶ岳 – 13:30大姫山13:35 – 13:50ツツジ山13:55 – 14:42沢コース尾根分岐 – 15:10駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート

経過
鹿嶋神社前の巨大ソーラー発電所の一番奥のスペースに駐車しました。すでに一台停まっていました。
鹿嶋神社で無事山歩きができることを祈願しました。ついでと云えば申し訳ないのですが、世界が平和になることもお願いしました。このような事態が起きても願う事しかできないのですから情けないです。でも、あの悪魔が退散してくれることを願うしかありません。

出尾根コースから三床山を目指します。

最初はサカキの林を登ります。

小さなピークを過ぎると急登が始まります。

小さくジグザグに標高を稼ぐと15分程で、展望の良い所に着きました。西側の高松の尾根が正面に見えます。下山時にはその尾根を下る予定でした。

三床山山頂に到着。少し手前に三角点があります。きちんと山頂に設置すれば良いのにと思います。でも、何度も同じ仕事をしていると少しフェイントをかけてみたくなるのでしょうね、きっと。

山頂はその先です。

北側斜面にアカヤシオが数本ですが咲いていました。

少し休んで一床山を目指します。降り口から二床山と一床山が重なって見えます。

三床山から下ったところが、沢コースへの分岐です。

その先の小ピークに上る所に、トライアングルがぶら下がっていました。鳴らすと金属音が広がりました。

岩場です。右に巻きます。

不思議なキノコがありました。赤松に生えていました。その松はまだ枯れていないように見えましたが。

金原山分岐。ここは直進して一床山から桜山を目指します。

高松分岐。予定では、下山時はここから急斜面を下って高松の尾根におりる予定でした。

二床山。素通りです。

また岩場。これは左側を登ります。今回歩いたルートにもいくつか岩場がありますが、すべて、普通に歩けば難なく通過できました。

一床山。眺望は360度広がっているのですが、春霞でぼやけています。

北側から単独女性が登ってきました。駐車場の先客だそうで、桜山を反時計回りに周回しているとのこと。「この下にカタクリが咲いていますよ」と教えてくれました。
一床山北尾根は2回登ったことがありますが、下りは初めてです。
下ると、笹の中にカタクリが少しですが咲いていました。

林道に降りてきました。以前は桜山への登り口までのショートカットが有ったのですが、見られませんでした。標識も林道を進むように促しています。

林道脇にもカタクリが咲いていました。

小さなスミレも。フモトスミレでしょうか。

林道を右に折れます。大木に標識が打ち付けられていました。

ここから桜山へ登ります。

ミヤマウグイスカグラ。沢コースの下りでも見かけました。こういう花はピントが合わなくて困ります。後ろにピントが合ってしまうのです。数枚撮ったのですがこの写真だけが何とか見られるました。

スミレ2種。スミレは分類が難しいので詳しくは調べないことにしています。

尾根に登るとすぐ石祠がありました。

北側斜面にアカヤシオが。

桜山に到着。
ここにも祠があるのですが、壊れて石積のような体裁になっています。

桜山で大休止。エネルギー補給。
桜山を少し下ると大姫山で、そこにもアカヤシオが少し咲いていました。

天ヶ岳に到着。ここからは八剣神社に下る尾根が分岐しています。その尾根には大岩があって目立ちます。

タヌキの溜め糞。今回も5-6か所で見かけました。毛玉が混じっているのですが、自分の毛なのでしょうか、それとも他の動物の毛なのでしょうか。

かなり疲れてきました。トラロープのある急な登りがあります。それを登ったところが林山だと勘違いしていました。たしか、前回ここを歩いた時も同じように勘違いしていたのを思い出しました。そこで右に下ると主稜線を下りてしまいます。林山はもう一つ先のピークなのです。
林山の手前の岩場。

やっと林山に到着。

丁度12時でした。計画では金原山までとなっていたのですが、ここで折り返すことにしました。前回もここで折り返しました。私の体力では、金原山まで往復するには、一床山を経由してはダメなようです。もちろん、荷物を減らせば大丈夫だったかもしれませんが。
とにかく、ここでしばらく休んで折り返しました。
桜山まで一気に戻ろうと思っていたのですが、途中で、脚に違和感を感じて、芍薬甘草湯を服用、それでもしんどくなって大姫山で休んでしまいました。桜山を通過してつつじ山への登りで「もう駄目だ」となって、つつじ山で4kgの水を捨てました。そこからは少し楽になったのですが、再度脚が痙攣しそうになって芍薬甘草湯を再度服用しました。1度の山歩きで2回服用するのは久しぶりです。
計画では高松経由で下山することにしていたのですが、できるだけ登りを少なくしたいので、沢コースで下山することにしました。沢コースの下山は昨年の1月以来ですが、その時は落葉が多くて苦労した記憶があります。でも、今回は落葉は飛ばされて、急傾斜ですが歩きやすい下りでした。きれいなスミレが1株。

無事下山。鹿嶋神社に無事下山を感謝しました。
今日は平日だったのですが、尾根では7-8人のハイカーと出会いました。すべて単独でした。金原峠に駐車して往復するという人がいましたが、確かに、峠まで車で上がると歩きは楽になりそうです。
ボッカトレはもう少し続ける予定ですが、花の季節はかなり厳しくなります。ザックを担いだままでの写真撮影は腰への負担が大きくなるのです。都度ザックを下ろすのも面倒です。もう少し体力をアップすれば良いのですが、この歳ではなかなか成果がでません。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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