2021年11月17日 明山(竜神峡)

竜神ふるさと村を起点に、明山(みょうやま)を周回しました。山頂からはすばらしい眺望を楽しんで、下山時には見事な紅葉を見て、満足の山歩きでした。しかし、低山とは言え、起伏の多いルートを歩いたのでかなり疲れました。
5人旅です。
明山山頂。竜神大吊橋が見えました。

ルート数値
距離 8.2Km 累積標高 +820m,-820m 所要時間 5時間55分 (休憩込) 

行程
水府竜神ふるさと村8:25 – 竜神峡に下りる8:48 – 9:20亀ヶ淵9:27 – 10:20三葉峠10:30 – 10:48明山11:15 – 11:30三葉峠11:35 – 11:57展望岩12:03 – 12:11大久保分岐12:14 – 12:35モミジ谷12:55 – 竜神川渡渉13:02 – 13:12亀ヶ淵山北コル13:15 – 渡渉13:21 – 宝剣洞展望台14:04 – 14:20駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
今回歩いたのは青色のルートです。

経過

最初の計画では竜神ダムに駐車して、高倉山~武生神社~亀が淵~明山~亀が淵~竜神ダムのルートだったのですが、Mさんの助言で、紅葉の美しい谷があるというので立ち寄る事にしました。それで、高倉山は止めて、起点もふるさと村に変更しました。
参加者も5人になったので、私のフリード+では狭いので(荷物は載るのですが、後部座席に3人は余程スマートな人でないと窮屈なのです)、Mさんの車を出してもらいました。
小山を6時に出て、桜川~那珂は高速道路を使って、水府竜神ふるさと村に着いたのは8時を少し過ぎていました。
駐車場は広くて、私達だけです。トイレもありますがペーパーはなし。売店があるのですが、てっきり営業していないと思っていたのですが、下山時はオジサンが店番をして開いていました。

まず、竜神峡へ下るので、南へ進みます。ふるさと村の入口へ進みます。

立派な管理棟がありました。昼間は開いているのでしょうか?

ハイキングコースの標識から下りました。

階段の多い道ですが、傾斜もきついので登りには使いたくない道です。

竜神峡の林道に下りてきました。

林道には東屋やトイレがいくつかあり、ハイキングコースになっているようです。

対岸にも遊歩道が見えるのですが、鉄パイプの遊歩道はかなり古そうです。多分、利用できない状態だと思います。
亀が淵に着きました。

橋の右側にも淵があります。奥に小滝があって滝壺が2段になっているようです。

橋を渡って遊歩道は真っすぐ延びているのですが、それは武生神社方面に登る道で、明山へは一旦左に河原へ下りなくてはなりません。
小滝の前を渡渉。きれいな水です。

階段を上ります。

階段を上ると、左に壊れた遊歩道があります。こういうものを作ると維持するのが大変です。

綺麗な標識。

こんなトンネルをくぐります。

KENPOKU LONG TRAILの黄色いテープ。こんな所には無くとも迷いません。

沢沿いの踏み跡を登っていくのですが、大きな岩の横をすり抜けます。

大岩通過後まもなく右の尾根に登ります。

東に延びる小尾根に乗りました。そこで小休止。尾根では紅葉が始まっていました。

小尾根は傾斜がきつくなって、さらに急傾斜になった地点で右にトラバースします。
そこにはモミジが多いのですが全く紅葉していません。

三葉(さんよう)峠に着きました。

明山は確かに「みょうやま」と読むようです。

峠からは急登が始まります。

左に、明山北側の崖が見えます。

山頂直下はさらに傾斜がきつくなってトラロープが設置されていました。右に巻道がありますが、登りは難路に挑みました。

その道は、木の根がたくさん有るのでそれを掴んで登ればトラロープに頼る必要はありませんでした。

約8分頑張って山頂に着きました。

地味な山名板です。竜神大吊橋が見えます。

北には久慈男体山。

その右には奥久慈の山々が広がってました。奥久慈の山は、標高は低いがアップダウンはきつく、なによりルートファインディングの難しい山が多いような気がします。地図で尾根を追うのさえ結構難しい山域です。
西側の日光方面。男体山には雲が掛かっていました。

休んでいると、お爺さんがやってきました。尋ねると昭和11年生まれだとか。穏やかそうな雰囲気なのですが、内に馬力を潜めた元気なお爺さんです。山頂を確認するとすぐ下山していきました。
たっぷりとエネルギー補給して下山開始。下りは巻き道を使いました。峠でまた休んで歩き始めました。
稜線の紅葉もきれいです。

上山(うやま)に下る分岐がありました。ここは直進。

展望の良い岩がありましたのでまた小休止。

振り返ると明山がきれいに見えました。こちらから見ると急傾斜だとは想像できません。

大久保分岐に到着。ここを右に進んで竜神川へ下ります。

その山道は踏み跡はしっかりしていました。

20分程下ると紅葉が見えてきました。

次第に赤が濃くなりました。南向きの小さな浅い谷ですが、きれいに紅葉しています。今年見た中では一番の紅葉でした。



紅葉を楽しんで、竜神川まで下りてきました。

川からコルまで距離は短いですが急な登りでした。

コルで小休止。計画ではここから亀が淵山を往復する予定だったのですが、かなり疲れていて、おまけに、亀が淵山へは這って登るような急傾斜なのです。その傾斜を見て即中止にしました。

北側の支流へ下りてきました。ここからの登りがきつそうです。

特に、最初が急傾斜で足元も軟弱でした。その先にも、細尾根があります。歩くのに支障はありませんが、両側は鋭く切れていて気持ちは安らぎません。
両脇が竹林になるともうすぐ登りは終わりです。

宝剣洞展望台の前にでてきました。

そこからは歩きやすいハイキングコースです。
途中、樹間から明山が見えました。三角形に尖っています。

大木がありました。

舗装道に出るとまもなくふるさと村です。

下山後は、まず武生神社に参拝しました。厳かな気持ちになる神社でした。
ただ、下山後の疲れた足には石段はきつかったです。

下山後の風呂は太田温泉やまぶきの湯にしました。水風呂で脚をたっぷりと冷やしたので疲れは翌日には残らなかったようです。

帰宅は19時頃でした。

今回も花はあまり見ませんでした。

リュウノウギク。確かこの花を初めて見たのも奥久慈だったような気がします。

ノコンギク?

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