2021年9月21 太平山

 コロナ感染防止の為に、しばらく山歩きをやめていたのですが、体力維持のためのトレーニングに久しぶりに山へ行ってきました。距離控えめのルートだったので今は筋肉痛もありませんが、明朝どうなっているか不明です。山は平日にも関わらず20人ぐらいの登山者に会いました。
1人旅です。

晃石山山頂から見た日光連山

ルート数値
距離 6.1Km 累積標高 +600m,-600m 所要時間 3時間40分 (休憩込) 天候:晴れ

行程
7:40清水寺7:47 – 8:30晃石神社8:35 – 8:40晃石山山頂 – 9:00青入山9:05 – 9:20桜峠 – 9:55馬不入山山頂10:15 – 10:50桜峠 – 11:20清水寺

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたルート

経過

7月25-26日に奥鬼怒を歩いてからほぼ2か月、山に行っていません。実は8月初旬に北海道を計画していたのですが、感染者増加で寸前に中止となりました。それ以来、できるだけ外出を減らしています。山に行かなくても体力維持のトレーニングはできるのでしょうが、根がズボラな私には気まぐれでやっても持続しません。
ここ数日は新規感染者も減る傾向にあるので、近場でトレーニングなら良いだろうと勝手に決め込んで山に行くことにしました。
私のトレーニング場所は大小山か太平山ですが、今回は日陰が多い太平山にしました。太平山でも距離を短めにするために清水(せいすい)寺から歩くことにしました。でも、いざ、山に行こうとするとなかなか準備できません。「あれが無い、これが無い」と大騒ぎになりました。
7:30頃に清水寺前の駐車場に到着。私はここから歩き始めるのは初めてです。トイレも完備しています。すぐ西側にも駐車場があるのですが、数台止まっているようでした。今日は登山靴も新しいものにしました。その靴は昨年末に買ったのですが、数回しか履いていません。そのすべてがこの太平山で履いています。まだ、馴染めない部分があるのでもう少し慣らしてから本格的に使用したいと思っています。

急な石段で本堂で上がります。彼岸花が咲いていました。少し、色が褪せかけていました。

清水寺本堂。ゆっくりとお参りしました。

舗装された作業道を登ると観音堂があります。

その右には行で使うのでしょうか。滝が作られていました。2-3mの高さから水が落ちています。その右奥には沢があるのですが、ごく小さな流れしかありませんでした。滝の流れのすべてが沢からのものかどうかは分かりません。奥に入って確認することもできそうでしたが、今日は奥には入りませんでした。

その前から山に入っていきます。この道は登るのは初めてです。前回下った時に結構傾斜がきついなあと思った記憶があります。

やがて、道の先が明るくなって、尾根に出ました。
少し、緩やかになったと思ったらまたきつくなりました。

子宝杉。どうしてこんな名前が付いたのでしょう。根が石を抱いているからでしょうか。奥に晃石神社の屋根が輝いています。

晃石神社に到着。水分補給。境内でキンミズヒキを見ることができました。

神社から数分で山頂です。祠・一等三角点があります。ここの一等三角点は少し地味なような気がするのですが気のせいでしょうか。

日光連山は少し霞んでいました。

すぐ、山頂を後にしました。
約20分で青入山に到着。女性ハイカーが休んでいました。私も少し休んで水分を補給しました。すると女性は立ち去っていきました。
休んでいると男性2人が追い越していきました。
西に、山を大きく削った跡が見えます。一体何を造ろうとしているのでしょうか。その跡の左に見えているのが大明神山のようです。

桜峠への階段下りはいつものことながら疲れます。そこからは、追い越されることはなかったですが、何人かのハイカーと行き交いました。馬不入山からの戻りなのでしょう。コロナ禍で山で言葉を交わすことはなくなりました。私はマスクはしていませんでしたが、短い挨拶を交わすときはタオルで口元を覆います。マスクをしている人は2割ぐらいでしょうか。
終点の馬不入山で大休止。誰もいない山頂でくつろぎました。いつもより大きめのおにぎりを2個食べました。

ゆっくり休んで下山開始です。これからは登山者が増えるだろうとマスクをしました。すごく呼吸はしやすいのですが、感染防止の効果は?マークがつく代物です。それでも、時間が経つと口周りがふやけてくるような気がして途中で外してしまいました。行き交う時はタオルで口を塞いで呼吸を止めます。
桜峠から清水寺へ下りました。
途中、大岩が登山道に転がってきていました。山側には転がった跡が見えました。いつ落石が発生したのでしょう。随分と大きな岩です。この春に歩いた時には見た記憶はありませんが、不確かです。

無事、清水寺前の駐車場に到着。8割はうまっているようです。埼玉・茨城のナンバーが多いような気がしました。

出発前には、早めに下山したら、青入山往復を追加しようかとも考えていたのですが、やめました。2が月ぶりの歩きで無理をすることもないでしょう。いつもですと、早めに下山するとラーメンを食べて帰るのですが、時節柄混雑は避けたいので、それも諦めて、コーラを飲みながら家路を急ぎました。
ところで、登山靴はまだ少し慣らしが必要なようです。

本日見た花

清水寺本堂前に咲いていました。帰宅後調べると、メドウセージというらしく、山野草ではありません。ガクが黒いのが特徴です。

キンミズヒキ。晃石神社の境内で。帰宅後写真を見ると、小さな蜘蛛が写っていました。でも、葉を撮ってこなかったので、ヒメキンミズヒキかどうかは特定できません。

シラヤマギク。ムコナという別名があるそうです。これは、ヨメナに対する名前のようです。

チジミザサ。葉がササの葉に似て、少し波打っているのが縮んでいるように見えるので、この名がついたそうです。

カゼクサ。昔、この草のなびく方向で風の向きを知ったのでこの名があるそうです。

桜峠で。名前は不明。

ハギ。丁度、高い木からぶら下がっている株があって綺麗に写真に撮れました。

ヤブラン

ガンクビソウ。ヤマタバコは葉の腋に花を付けますが、ガンクビソウは茎の先に付けるので、これはガンクビソウだと思います。最初にガンクビソウを見たのは尾瀬だったので高山植物かと思っていたのですが、北海道~九州の野山に生えるようです。桜峠からの下りで見ました。

この近くではハルジオンに似た花を見ました。脆い急斜面だったので、多分もっと下でも咲いているだろうと無理して撮るのをあきらめてしまいました。しかし、その後は見ませんでした。花は見たときに撮らないとダメですね。

花の小さなハギ。ヤマハギ?

ミズヒキ。毎度写真のピントが合いません。写真に撮りづらい花です。

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