久しぶりに宝篋山へ行ってきました。人気の山ですが、平日なので山頂も人は少なめ、山口コース1,2では誰にも会いませんでした。
4人旅です。
ルート数値
距離 10.6Km 累積標高+-720m 時間 5:05(休憩時間含む) 天気:晴れ
行程・ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いたコース
経過
「あんまん」さんが久しぶりに山に行くというので、私も同行させてもらいました。
平沢官衙跡駐車場で、毎週のように宝篋山へ登っている「くりさん」と合流して、山口コースの登山口近くの駐車場へ向かいました。その駐車場は地元の善意で運用されているものだそうです。
今回は山口コース1で登り、コース2で下る予定です。
駐車場から舗装道を進みます。右上の塔が見えるピークが宝篋山の山頂です。
私はこの辺りで、車のキーを締めたかどうかが気にかかり駐車場まで戻りました。もちろん、キーはかかっていたのですが、最近、このような事が良くあります。ボケは確実に迫ってきています。
杉林の登山道です。今日は少し蒸し暑く、汗がにじみ出てきました。
宝篋水。右下に水が流れていました。飲めるのかもしれませんが、この上には登山道が通っています。味見はやめました。
標高を上げていくと登りの踏み跡があります。つくば万博の森があるようなので寄ってみました。
万博の森記念碑には、協賛者の名前が刻まれているのですが、私には小さくて読めませんでした。
休んでいると、女性がトレラン姿でやってきて、エネルギー補給を始めました。聞くと、トレーニングの為に、登ったり下ったりを何度もするのだそうです。1日10時間以上走ることもあるとか。
休憩後、すぐ下山せずに、純平歩道を歩くことにしました。
宝篋城址を通過して、常願寺コースを尖浅間方向に少し進みます。
最初のコルに右に下る踏み跡がありました。周辺は篠竹林ですが、踏み跡は歩きやすい山道状態になっていました。
純平歩道に合流。歩道から歩いてきた道を振り返りました。こちらからは通行止めになっているようです。
大岩がある場所で、極楽寺コースを分かれて、また純平歩道に入ります。
純平歩道。
小田城コースに合流。ここから標高200m以上登ります。かなり疲れます。ここでは10人近くに行き交いました。
硯石。硯石というと大抵は平らな石が多いのですが、ここでは、溝になっていて、平らな石でその溝をこするようなのですが、そんな硯もあるのでしょうか。
途中、下浅間という祠が有り、そこは展望台になっています。そこで小休止しました。
休憩後、少し上って山口コース2への分岐。
そこからは、ほぼ下りなので快調にくだりました。
新寺コース分岐。新寺コースは歩いたことはありません。
最後はコンクリート舗装の道です。かなり急な傾斜もあるので冬場に凍っていると怖そうです。
無事、駐車場に戻りました。
宝篋山は人気の山で、コロナ禍でも多くの登山者が登っているそうです。今回は少なめで助かりました。
また、この山は花が多いような気がします。今回も多くの花をみました。
花は後ろにまとめます。
今回見た花
キツネノボタン。登山道でたくさん見ました。最初に見たとき、ウマノアシガタかと思いました。
キツネノボタンは葉はウマノアシガタ同様に切れ込んでいますが、ウマノアシガタより切れ込みが小さく、葉に丸みがあります。そして、写真にもある実が特徴的。また、湿っぽい場所で多く見られるそうです。ちなみに、「ボタン」は「牡丹」なのだそうです。
これはウマノアシガタでしょう。葉が大きく切れ込んでいます。山頂で。
ブタナ。タンポポの仲間で、花柄がすごく長いのが特徴。Googleで「タンポポ 柄が長い」で検索しました。ヨーロッパ原産で外来種なのだそうです。
テイカカズラ。登山道に花弁が落ちていたので見上げるとまだ咲いているものがありました。
ノアザミ。ノハラアザミと似ているのですが、ノハラアザミは秋の花なので、ノアザミで正解だと思います。
ミヤマヨメナだと思うのですが。山頂の枠内に咲いていたので、誰かが植えたのかもしれません。
テリハノイバラ。山口コース2の登山口あたりにかなり咲いていました。葉に光沢があることと、這うように広がるのが特徴です。