2021年2月5日 晃石山・馬不入山

 晃石山はほぼ10年ぶりです。下皆川の登山口から馬不入山までの往復なのですが、初めて清水寺にも立ち寄ったのでかなりハードな山歩きになりました。昨年末に買った登山靴の履き初めだったのですが、無事歩き通すことができました。
 1人旅です。

晃石山から日光の山々がくっきりと見えました。空気が澄んでいました。

ルート数値
距離 距離 15.9Km 累積標高 +1,300m,-1,300m 所要時間 6時間55分 (休憩込) 天気:晴れ

行程
下皆川林道入口駐車場 7:25 – 下皆川登山口7:45 – 8:28謙信平(松屋前) – 8:35太平山神社 – 8:55太平山 – 9:20ぐみの木峠 – 9:53晃石山10:10 – 10:15晃石神社 – 10:45清水(せいすい)寺10:55 – 11:18桜峠11:20 – 11:47馬不入山12:02 – 12:27桜峠 – 12:57晃石神社 – 13:25ぐみの木峠 – 13:48謙信平(松屋前)13:53 – 14:20駐車地

ルート図(国土地理院 承認番号 平22業使、第453号)
青色が今回歩いた軌跡

経過

昨年12月に新しく登山靴を買ったのですが、まだ山では履いていませんでした。どこかで履き初めをしなくてはと考えていたのですが、近くにありながらあまり歩いていない晃石山から馬不入山まで歩くことにしました。万一、靴擦れで歩けなくなっても色々なショートカットコースがありそうです。
下皆川林道入口駐車場。正式名称は不明ですが下皆川林道起点近くの駐車場でトイレも完備しています。驚いたことに駐車場には先客がいました。トイレを借りたのですが、トイレットペーパー盗人がいるようで、「持っていかないで」の掲示がありました。

駐車場からすぐ先に登山口への分岐がありました。林道をそのまま進んだ方が早いのですが、今日は登山口から歩き始める予定です。

ここでミス。途中、山方向に入る道があったのでそちらに行ってしまいました。すぐ、戻ろうと思ったのですが、ショートカットできそうな道があったのでそちらに進むと、道はイノシシが掘り返して畑のようになっていました。

すぐ正規の道に合流しました。
登山口に到着。東山道の標識。

石段を登ります。
すぐ小さな神社がありました。庚申塔もありました。

その横には大きな石塔があります。太平山へ100度登ったとか、108度登ったとかの記念塔らしいです。

石段が続きますが、できるだけ、左の踏み跡を歩きました。

見晴らしがよくなって、謙信平が見えました。

下皆川林道にでました。横断して先の道へ進みました。

歩きやすい道です。

分岐がありました。標識に従って、右に進みましたが、復路では左から下りてきました。

蕎麦屋「もみじ庵」と少年自然の家の間にでてきました。ここで観光道路に合流です。

すぐ先にまた石段があったので、車道よりはマシだろうと登っていきました。

アスレチック施設がありました。こういう施設は維持が難しいですよね。

謙信平の駐車場です。ここからは富士山がきれいに見えました。デジカメで富士山が撮れるのは久しぶりです。関東の富士見百景の一つなのだそうです。


これから向かう晃石山と馬不入山も見えました。

太平山神社で参拝。

奥宮入口から登山道に入ります。

すぐ、奥宮に到着。

太平山山頂の富士浅間神社にも寄りました。でも、この裏に山頂があったのでしょうが、立ち寄らずに過ぎてしまいました。

ここで参拝している内に、女性二人に追い越されました。
結構急な下りです。あちこちに踏み跡が広がっていました。

山道のすぐ脇を舗装道が通っています。もちろん、山道へ進みました。すぐ先でまた合流します。

アンテナ塔に行ってみることにしました。

こちらは電源開発の中継局だということです。

そのさきにドコモの電波塔もあります。

電波塔からの下り。正面に晃石山。

浅間山がきれいに見えました。

アンテナ塔から下りてきたところが、ぐみの木峠。

南に開けた展望台があるのですが、その手前で北側も少し見ることができました。
男体山、女峰山。

白根山・皇海山・袈裟丸

展望台ではにぎやかに景色を楽しんでいる夫婦がいました。
そこから筑波山。

そこからの登りは結構ハードでした。

駒形石だそうです。馬の蹄のような窪みがあるからなのでしょうが、私には牛の足型に見えました。馬は奇蹄(単蹄)、牛は偶蹄です。

傾斜が緩やかになった場所にも展望台があり、東京の高層ビル群が見えました。

その先にまたアンテナ塔がありました。これは消防無線の基地局だそうです。

パラグライダーのフライト基地。展望台になっていました。

分岐。晃石神社と晃石山山頂への分岐です。右に進んで山頂を目指しました。

すぐ、晃石山山頂に着きました。

北に開けています。晴れていても霞んでいることが多いのですが、今日は空気の澄み具合が見事でした。
高原山から女峰山。

女峰、男体、白根山。

左手は皇海山、袈裟丸。

ここには一等三角点があることを忘れていました。見事な標石を見て思い出しました。

南西方面には富士山が見えました。手前に三毳山と馬不入山。

山頂でおにぎりを食べてエネルギー補給。その間にも数組のハイカーが通り過ぎました。
山頂から南に数分下りて、晃石神社。

ここから、清水寺と大中寺に降りられるようです。今日は清水寺へ下ります。

急な下りなのですが、岩があるので良い滑り止めになります。そんな急坂でも途中で5-6人に会いました。
傾斜が緩やかになりました。

最後に山道は2つに分かれるのですが、私は尾根に忠実に左に進んでしまいました。そこは右に進んだ方が進路としては正しかったようです。
清水寺が見えてきました。観音堂のようです。
手前の坂にロウバイが咲いているようなのでそれを見に行きます。

ロウバイは見ごろを少し過ぎているようでした。花が白っぽくなっています。一番良さそうなのを撮りました。

観音堂に参拝しました。
その下に「十三仏」がまつられていました。合掌。

清水寺の下。本堂には立ち寄りませんでした。次回、参ることにしましょう。

舗装林道を少し西に進みます。こちらにもロウバイ?が咲いていました。

桜峠への登り口。

一登りで桜峠です。歩きやすい山道でした。途中、左に登る濃い踏跡がありました。どこに行くのでしょう。
桜峠。

正面左手に見えるのは赤城山でした。荒山から鍋割山への稜線が目印になります。

峠から約30分の頑張りで馬不入山です。

ここにも三角点があります。

浅間山が見えました。

その左奥に荒船山、雪山となった八ヶ岳が見えましたが、写真には撮れませんでした。
少しエネルギー補給しました。さあ、戻りましょう。
途中、桜峠から清水寺に降りて駐車場に戻るルートにした方が楽だぞという誘惑に負けそうになりましたが、妻に「大平だんご」を買ってきてと言われたのを思い出しました。だんご屋は帰りでは通らないから買えないよと伝えておいたのですが、ここでポイントを稼いでおくのも後々良いことがありそうです。だんご屋を目指しました。
桜峠からの階段。これは堪えます。

一つだけ大きくなって、咲きそうになっているツツジのつぼみがありました。

青入山に着くと、赤城山の左手奥に雪山が見えました。帰宅後調べると本白根山、横手山などの草津の山々なのだそうです。

晃石山山頂への分岐。ここでは右に進んで山頂をカットしました。

晃石神社を通過してトラバース道を進むとオバサン二人連れがやってきました。どこまで行くのでしょう。
朝、夫婦が休んでいた展望台で一休み。90分以上休みなしで歩いてきたので一息入れます。
筑波山が見えます。駐車場は中央下辺りです。

ぐみの木峠から朝通過したアンテナ塔へは行かずに右手の遊歩道へ進みます。石垣の上はアンテナ塔への車道です。

その先で車道に移りました。車道は砂利道だったり舗装道だったりで、謙信平へ向かいます。

途中に大中寺への降り口があります。いつかこの道も歩いてみましょう。

約30分の車道歩きで謙信平に到着。だんご屋は4-5軒ありますが真ん中辺の店でだんごを買いました。ここのだんごは串刺しではなくバラです。アンコとみたらし半々にしてもらいました。でもザックに入れるとアンコ、みたらしが混ざってしまいそうなので手にぶら下げて山歩き続行です。
「もみじ庵」の上で舗装林道に入りました。

すぐ、左に入る山道があるので、そちらに進みます。近道のようです。

でも、それは朝通った道に合流しました。まもなく下皆川林道に出たので林道を下りました。5分ほど歩くと左に濃い踏跡がありましたので、それを辿りました。

それは見事なショートカットでした。すぐ、下皆川林道のカーブが見えました。

林道を2分で、無事、駐車場に戻ることができました。
今日は平日にも関わらず、大勢のハイカーに会いました。全員、年配者でした。年寄りは元気です。帰宅後、鏡の前で自分もその仲間であることを実感しました。
また、晃石山は久しぶりだったのですが、前回歩いたのが初夏だったのでそのせいかもしれないのですが、面白みのない尾根という印象でした。今回歩いて、結構面白い山じゃないかという感じに変わりました。まだ、歩いていないコースを少しずつ歩いてみることにしましょう。

今回初めて履いた登山靴ですが、右足は最初からフィットしていたのですが、左足はどこかチクチクしたり、擦れているような感触もありました。途中何度も点検したり履きなおしたり、紐を締めなおしたりしました。前の靴は一度も靴擦れはしたことがありません。それと同じメーカーなので安心していたのですが、不良品なのかもしれません。店に持ち込んで点検してもらおうかなどと考えている内に、晃石山に着くころには、全然気にならなくなりました。下山後確認しても擦れた跡はありませんでした。まあ、合格点の靴だったようです。

カテゴリー: 安蘇 パーマリンク

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